#Prolog

ﾋﾟｺｯﾝ そんな音がして皆の目が覚める。 『管理人 みなさん、ご起床したら、エントランスホールへお越しください。大事な話があります。』 正義の家に生きる人々は不思議に思い、エントランスホールへ向かった すると管理人は喋り始めた。 「｜正義の家《ここ》は取り壊されてしまうかもしれません」と 不思議には思わなかった。 この間まで、 --- 裏世界の住民 --- と呼ばれる、正しく生きない 人々が生活の邪魔をしてきたからだ。 そこで一人が立ち上がる 「うちがそいつらを救って、取り壊しやめさせるしっ！」 その言葉を聞き、もう二人が立ち上がった 「オレも黙っていられないね」 「そうだ！三人で救っちゃお」 そうして、裏世界の住民を救う旅が始まる―