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4話 カフェでの話
私は満月の夜カフェに行く。
「#名前#さん。」
「Master。私は十分に幸せをいただきました。」
「そうですか。よかったです。」
「来月にはもう…、」
「一番星に?」
「はい。あと五つ一番星は必要ですけどねニコッ」
「それが最後の幸せ?」
「すたぽらメンバーが幸せなら別にいいの。」
「そうですか。」
Masterは寂しそうな顔をした。私はコーヒーを頼む。
暖かくでも少し苦い。そして私は配信を見る。
「すたぽらでーす!」
自分が居なくても盛り上がってる。嬉しいかも。仲いい人。
幸せになって欲しい人。助けてくれた人。すべてが織り混ざる。
悲しいとか感情は捨てる。母に義務付けられたこと。これを
守れない邪魔者。そんな人物は消えちゃいたい。
でもさ、ゆうくん、こったん、れるち、こえちむ、くにくん。
本当にありがとう。私みたいな底辺の星が輝けたんだから。
他の皆にもその笑顔で明るくしてね。私は幸せ者だったんだから。
「配信ですか。」
Masterはスマホを覗き込む。
「えぇ。この人達の幸せを私の命と取り替えて。Master」
「はい。最後まで人のために尽くしますね。」
「だって、大切な人だもの。」
「そうですか。」
Masterは笑顔を浮かべる。このカフェは願いを叶えるカフェ。
でも願いを叶える代わりにそれなりのものを差し出す。私は
幸せになりたい⇔私の命を取引した。取引の仕方は簡単。
だから私も迷わなかった。月光が降りしきる夜、世界に願いを。
それを今日の夜にする。
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私はカフェを出る。その帰り道会いたくない人にあった。
「#名前#久しぶりね。」
「お母様…、」
私の母だ。私は連れ去られた。また、どうせ
『暴行されるんでしょ。』