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No.1
〜桜目線〜
私は神城桜!!!
今日は転校生が来るらしい…
私の隣、机がなかったのに増えてるから隣は確定だろうなぁ…
クラスが騒がしいから、転校生は苦手なんだけど…
??「ちょっと神城さん!!!!」
桜「…なに、いっつも構ってくるけど…衣瑠真。あんたには関係ないでしょ?」
衣瑠真「関係無いぃ?このクラスで一番美少女のわたしがぁ?w笑わせないでw関係あるわよ!!!!」
桜「じゃあ関係あるって証拠は?美少女ってだけじゃないの??」
衣瑠真「あるわよぉ!!!世界一美少女で、学級委員なのですから!」
桜「…ハァ。学級委員は私一人だし、それに転校生と一緒にやるって先生から言われてるけど?」
衣瑠真「エ?この私が居る環境委員じゃあないの?!先生ひどいわぁ…シクシク」
桜「まずあんたはその性格を直せ!!!!!!」
先生「皆席につけ〜!!!HR始めるぞ!」
桜「ほら早く!!!」
衣瑠真「チッ」
先生「今日は転校生を紹介するぞ!!!入ってきていいぞ!」
桜「うわぁ…」
綺麗な瞳…
先生「月島波留君です!波留君、自己紹介できる?」
波留「…月島波留。よろしく」
衣瑠真「静かな子!!もしかして、クールなのかしらぁ??////」
桜「クール…」
クールって言うより…なんか秘密もってそうだけど…
先生「じゃあ波留君は桜ちゃんの隣へ!」
そうだよね…絶対そうだって知ってたもん!!
桜「よろしくね!波留君!」
波留「…よろしく」
小声…?それに口元抑えてる…
波留「ちょっと神城、放課後屋上来て」
桜「え、うん良いよ…」
え?なにがあるの!!??
衣瑠真「ねぇねぇ波留!!!桜じゃなくて私にしなよぉ!私の方が良いよぉ??」
波留「いや、神城でいい。それに…誰だ、お前」
衣瑠真「え?桜の幼なじみだよぉ!!!!!親友だしぃ、桜!私でも良いよねぇ??」
桜「え…」
良いけど…波留君が困ってるんだよな…
波留「お前、いい加減にしろよ。嘘ついてんじゃねぇ」
衣瑠真「えぇ?嘘ついてないよぉ…??☆(ゝω・)vキャピ」
波留「…神城、来いグイッ」
桜「えぇっ!?」
衣瑠真「あ!ずるいよぉ!!!!!先生〜!!!桜と波留がどこか行きました〜!!!私に暴言言って逃げて行ったぁ〜!シクシク」
先生「衣!瑠!真!さ!ん!先生は、桜さんに学校探検をお願いしたの!文句言わない!」
え…私、頼まれてないんだけど…
桜「ね、ねぇ波留君!おかしいよ…色んな事だけど」
波留「…」
桜「先生の記憶の改善…どう言うこと?そんなのできるの…人間にはでき」
波留「ガチャッあぁ、俺は人間じゃねぇ」
桜「え…どう言うこと??この世界に人間と動物以外、存在するわけ…!!!」
波留「存在するから言ってんだろ。」
桜「じゃあ…一体波留君は…何者…??」
波留「…ヴァンパイア」
桜「え?ヴァンパイア?あの血を吸う?」
波留「…あぁ。それに毎日血を飲まなきゃ死ぬ。今まではサプリで行けてたか、足りなくてな…それで」
桜「‥私に血を吸わせてくれってこと…?」
波留「ちなみに、血を吸っても死にはしない。ただし、条件が一つあるだけ」
桜「ジリ…何?その条件は…」
波留「…`最初に血を飲んだ人と結婚して結ばれなければならない`。この掟は約束なんだ」
桜「じゃあ…私の血を飲んだら私は強制で波留君と結婚しなきゃって事…?」
波留「あぁ。でも安心しろ。別に血を飲む時が痛いわけじゃない」
桜「じゃあなんで私を選んだの‥?世界中には他にも人はたくさん居るのに」
波留「…神城から、いい匂いがするんだ。」
桜「…でも!毎日私は波留君に血をあげないといけないんでしょ…?!」
波留「頼む…!!!俺が父さんに怒られるんだ…!」
桜「え?」
波留「早く嫁を貰って来いって‥だから頼む…!!!!!!」
桜「…わかった。でも明日からでいい?覚悟がまだ今日は曖昧…お父さんには紹介していいから」
波留「わかった。ありがとう、桜」
桜「え?!」
波留「俺のことは波留でいいぞ。」
桜「わかった…」