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    謎の夢03 幽体離脱
    
    
        怖い夢です
    
    
    幽体離脱って知ってますよね?
どういうものかというと、自分が寝ているのもわかるし、
体を置いて、意識だけが浮いていくこと。
私はその体験をしたことがあります。
小学校高学年くらいの時です。夢なのか現実なのか、よくわかりません。
みんなが想像する幽体離脱をしたことがあります。
寝てたら体が徐々に浮いていく感じがしたんです。
飛行機が浮いていく感じです。
自分としては浮きたいという感覚ではなく浮くのに対して恐怖心を感じます。
浮いたな と思った時、自分が寝てるんです。
ぐっすり寝てます。
2階3階を貫通した感じです。空に放り出されてしまったんです。
光景、というのが初めてでした。とても綺麗です。
家やら、ビルやら。スカイツリーはその頃なかったけれど、
ビルなどが徐々に小さくなっていきます。
自分はその時楽しむ余裕がなくて早く帰りたかったけれど、
帰れないんです。
怖くて叫びたかったけれど、喉から声が出ません。
声を出したところで届くはずないのですが。
今度は宇宙に行きました。
浮き続けたあげく、宇宙でした。
日本の形がくっきり見えたあたりです。
この宇宙に放り出されたし、死ぬんだ、戻れないんだ、と諦めました。
諦めた時、急に視界がパッと明るくなって、まっしろの世界に移りました。
まっしろの世界に駄菓子屋が見えて、そこに私のお爺ちゃんがいました。
そのお爺ちゃんが何か言っているけれど、全く聞こえません。
必死に何か喋っています。聞こえません。
私に指をさしたんです急に。
何だろうと思って後ろを見ると、
私が寝てるんです。急に白い世界がなくなって、寝ていたところに戻ってきました。
今なら戻れると思い、泳ぐ感じで元に戻ろうとすると、目覚めました。
目が覚めて、あとあと聞いたら、その日がお爺ちゃんの命日だったらしいんです。
命日じゃなかったら、宇宙に置き去りで死んでいたかもしれません。
そのお爺ちゃんは、駄菓子屋を経営していました。
    
        怖いってより、不思議ですよねー…。
なんでそんな夢を見たのか、…