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2ndWorld online(セカンドワールドオンライン) 5話
セカンドワールドオンライン⭐︎
最初書いてたけどデータ消えてやり直し⭐︎
(๑╹ω╹๑ )
「っは!」
汗だくで目を覚ました、何か嫌な夢を見ていたようだ。
「なんだっけ、、夢の内容、、ん?あれ?今日は何曜日?」
もうすぐで思い出せそうだが、思い出せずに終わる。
「たららんたららんたららん」
着信音がなったので、手に取る。
「もすもすー」
『もすー』
「なに?」
『あいやげーむ誘おうかなと思って。』
「あーねーいーよー」
『世界樹しゅーごーで』
「んー」
ぴろん♩という音と同時に、紬との電話が切れた。
「やるか、!」
といいVRギアを被る。
被り、ゲームを選択すると目の前が真っ白になる。
気がつくとそこは、セカンドワールドオンライン内の世界樹の前だった。
「えーっと、ムギムギ」
そう呟き、ムギの場所を探す。
「おはよー!セナ!」
「おはよ、ムギ」
「今日は挑戦したいダンジョンがあるからちょっと付き合ってくれない?」
「おけ」
「そこには何かあるの?」
「あるに決まってんじゃーん!」
「そこには強い弓があるんだよー!」
「弓ね!いいやん!」
「でしょ!さ、いこ!」
そう言って私達は歩き出す。
歩くこと数分、大きな山に辿り着く。
「え?ここ?」
「うん!ここに弓があるらしい!」
その時、私は一瞬、不思議な感覚に陥った。
視界にノイズが走り、一瞬リアルの視覚に戻ったのだ、ただ私はインターネットの回線による不具合だと思っていた。
「セナー?どうしたの?」
「!別に何も?」
「ならいいや、ここら辺からモンスターがたくさん湧くから注意してねー」
「りょうかーい」
と言った瞬間、モンスターが湧く。
モンスターを薙ぎ倒し、山のてっぺんに着く。
「おおおおおおおおお!これが伝説の〈果ての弓〉!」
と言ってムギは、そこにある紫色の弓を手に取る。
「よかったねえ、ムギ。」
「うん!超嬉しいんだけど!
「あ…そうだ!もう太刀を手に入れちゃったから、使わないと思うけど‥‥」
「はいこれ」
「ん?これは?」
私は首を傾げ、渡してきた剣2本をタップする。
そこにでてきたのは、「青空の剣」と「星空の剣」という名前の剣だった。
「これ、、私に?」
「うん!あげる!」
「ありがとう!いつか太刀が壊れた時には、使わせてもらうね!」
と、私が声を放った時だった。
視界にノイズが走り、耳に不快な音が響いた。
「なに、、!」
視界がノイズに飲み込まれ、何も見えなくなる、VRギアの警告音が響き渡る。
「なにっ!どうしてっ!」
パニックに陥る。
音が聞こえる、現実と仮想世界が混合する音、モンスターのうめき声、都会の喧騒、それら全てが聴覚情報となり、私の耳に入ってくる。
次第に、真っ黒な世界が、現実世界の彩りある世界に戻っていく。
ただ、私が知っている現実世界と、今私見ている現実世界は、全くの別物だった。
急展開でごめんなさい!次で完結させたいと思っています!
奏(かなで)でした⭐︎