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夜光ちゃん×火焔でばとったらしい
今回夜光ちゃんの事は
氷)「」
で表記します、
(氷室海という名でリクが来たので!!」
ピーンポーン
い)「はーい」
氷)「お邪魔するー」
紫)「邪魔するんやったら帰ってー」
氷)「あいよー」
紫・ぎ)「wwwwwwwww」
い)「え、…や…夜光!?」
氷)「やっほーwww」
火)「あ!!夜光ちゃんだ!!」
氷)「あ、火焔っちwww」
火)「どうしたこんな夕方に?」
氷)「いやー…暇だったからww
お前さん達の所で遊ばせてもらおうかとねww」
火)(か、かっこいいいけめん…)
ぎ)(^^)…(ゴゴゴゴゴゴゴゴ……。
火)「や、夜光ちゃん遊ぼっかー!!」
氷)「え、お、おう…ww」
い)「ぎあ乙」
ぎ)「乙じゃねえ!!!!!!ww
あいつが遊び終わったらたっぷり説教してやr」
ゆ)「はいはいちゃんと自分らの部屋でやりましょうねー」
ぎ)('▽')
火)「何して遊ぶ??ww」
氷)「……ばとるがしてえ…」
火)「…へっ??(^^;)」
紫)「あ、良いじゃん火焔wwしばかれてきな☆」
火)「アバババババババババババ」
~ばとるにて~
火)「な、なぁんで我が夜光ちゃんとぉぉぉぉ!?!?つ、強そうオーラえぐいし絶対勝てないってぇぇぇぇぇ!!!!」
い)「御前それ以上騒いだら呪言で喋れんようにするで」
紫)「そして主、真面目に書け」
主)「えぴえん超えるんですけど」
の)「それもう古いよ」
主)「ぴえそ」
ぎ)「それ俺のやつ」
ゆ)「さっさと始めて」
氷室ちゃんside
まず俺は小手調べと言わんばかりに秒速で火焔に近づき、凛とした声で「氷雨」と囁いた。
すると俺等の近くに忽ち氷交じりの豪雨が発生して、冷たい風が周りの木々を激しく揺さぶる。
俺の銀の髪や服も一緒に揺られて、なんだかとても愉快な気持ちになった。
火)「な、なんだこれっ…!?つ、冷たっ…」
普通の氷とは比べ物にならない位極冷の雨粒と氷。俺はこの技を正直結構気に入っている。
対する火焔は炎の歯車を背に出現させた。
火)「炎歯車(フレイムギア)!!」
すさまじい速度で回転させながらこっちの方向と雨雲に歯車を投げる。
すると悪天候だった灰色の空に穴が開き、夕焼けが見えるようになった。
俺は難なく回避するが、火焔の攻撃は止まらない。
火)「それっ…!!とりゃぁっ!!!!」
夕焼けと同じ鮮やかな色の歯車を何度も何度も投げつけてくる。
…懲りない小娘だ…。
氷)「中々頑張るじゃないか、、、」
火)「まだまだ我の技はこんなモンじゃないよー!!」
と今度は直径1.5m程のとんでもない熱波を放出する蛇龍をこちらに突進させる。
高速で横を通り過ぎていてよく見えなかったが、…何やら変わった形の龍だ。白くどろどろしていて、おまけに甘い香りがする。な、なんだこれは…。
火)「ふっふっふ、聞いて驚け、ホワイトチョコで作ったドラゴンだぞー!!」
これまた面白い技を出すなぁ…。
思わず食べたくなる様な甘くて美味しそうな香りだが、このチョコレートは常人が触るとその部分が焼き焦げる。絶対触ってはいけない…
けどこいつ等…バリエーション豊か過ぎんだよ!!!!
なんだよ抹茶とか苺とか入ってて食べたくなるじゃねぇか!!!!!!
お菓子の甘い香りを嗅いでいるとなんだか頭の奥がくらくらしてきた…だ、駄目だ…香りが強すぎる…。
一旦自分の周りに冷気を発生させて頭を冷やす。
俺は気づくと熱波に囲まれていた。暑すぎて汗が大量に出てくる。
周りの温度を冷やさないとまともに戦えない…。
と俺は氷霧を一気に発生させた。一瞬で俺は白い霧に包まれ姿を隠し、少しずつ冷気を出し続けてやり過ぎな程に温度を下げていく。(氷霧)
綿飴の様に広がる氷霧は一粒一粒美しく瞬いており、火焔はそんな圧巻の霧に息をのんでいる。
俺は霧を発生させる勢いをどんどん上げて、ダイヤモンドダストを嵐のように巻き上げた。
火)「駄目…なんでっ…!?霧から出られない…。」
あはは、困惑してる
これは目晦ましだけじゃなく氷の性質の光の屈折によって遠近を惑わす効果もある。
俺は持っていた弓矢で狩ろうと矢の先に冷気を溜め、火焔がいるであろう場所に矢を向けた。
「これであっさり俺に捕まるだなんて、、、お前さんは面白くないなぁ」
俺はそう言葉を吐いて矢を火焔に飛ばした。ヒュッと乾いた音を残して飛ぶ矢は見事火焔に命中したものの、何か様子が変だ。確実に刺さってるのに悲鳴一つ上げず倒れることもなく、ただ真っ白の霧の中で立ち尽くしている竜の影。
まさかと思い、風を起こして霧をすべて消すが火焔はいない。
気付いた時にはもう遅く、焦った俺の無防備な背面を灼熱の炎を纏ったキックを食らわされる
火)「どりゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
氷)「…っ…!?」
思いっきり背中を蹴られて痛みが腹に響く。ましてや炎の攻撃なので…背中結構火傷したんじゃないか…?
霧の中に居たのはこいつが炎で作った分身か…
今度は俺に炎の拳を食らわそうする火焔に対して、俺は清流を身に纏いすべて受け止める。
水の力によって炎の攻撃は無効化されるが、それでも殴る蹴るを繰り返す火焔…良い加減諦めたら良いのに…
火)「嫌だっ!!」
氷)「何が?」
火)「我聞いたことあるの、強靭な結界であろうと相手であろうと同じ場所を攻め続けたら何時かは壊れるって」
氷)「……」
火)「だから格闘戦でも諦めたくない!!!」
………呆れた嬢ちゃんだ
氷)「その精神ごと圧し折ってあげるよ」
火)「えっ…?」
俺はそう言うと火焔の右手を掴んで手繰り寄せた後、相手の首をぐっと掴み壁にひびが入るぐらいの力で壁に押し当てた。
激痛に悶え苦しみ、咳をしながら羽をばたつかせる火焔。鬱陶しいので羽を全面に凍結させる。
俺の手のひらを針のように氷で固め、動けない火焔の腹を力いっぱい殴る。
あまりの痛さに目をかっぴらき、咽びながら血を吐く火焔。
火)「い、いっだぁぁぁぁぁっ…!!!!!!」
氷)「俺にはちゃんと賢い攻め方しないと命取りだからな」
火焔side
火)「ご、ごめんなさぁっ…!!手、は、放してっっ!!!」
夜光ちゃんは我の首を掴む手を全く放そうとしない。それどころかより一層力を込きて息をするのがやっと。ましてや我の体の全体の温度が低すぎてまともに頭と体が働いてくれない
我は苦しさで閉じていた眼を半分ばかり開けて有らん限りの声で叫んだ。
火)「ふ…ファイヤーダウンテール!!!」
炎によって生成された臙脂色のもこもこの尻尾を夜光ちゃんに叩きつける。ほぼ完全に日没した空に炎の尾がたなびき、火竜の我さえも熱く感じる熱で羽の氷も溶けた。
夜光ちゃんは驚いて手を放したが、我に有利な水属性の技をはなってくる。
氷)「渦潮」
夜光ちゃんは背面から水を出し、手だけで大量の水全てを操る。蜷局を巻く水の束に我は震えが止まらない、…。
これを全部避けるのか…?
我の下からも海水が暴れながら渦を巻き始め、もう避ける術が無い。
なら……水には水竜で対抗だ
火「水面、出番だよ」
そう我がいうと、空から竜神が雷鳴と共に急降下して現れた。
鱗が一枚一枚繊細に輝き、角が立派な黄色に染まっている水竜という名の神。しなやかな体を巧みにくねらせ、液体である渦潮を食べるように口の中に吸い込んでいく。
氷)「、、、卑怯な真似だなぁ、、、仲間を使って二対一だなんて」
夜光ちゃんは竜神の上に飛び乗って鱗一つを殴って砕いた。すると竜神は一瞬で動かぬ氷の氷像となってしまう。
火「え!?」
氷)「…邪魔者は居なくなったね
俺はお前さんと一対一で戦いたいんだ」
夜光ちゃんは何事も無かった様に、今度は「水禍」と囁く。
すると我の目の前に異次元へ通じる境界ができたかと思うと一気に大量の水が押し寄せて来る。
氷)「俺の前で哀れに藻掻いときなww」
周りが水で覆われ、視界が歪む。
駄目…耐えなきゃ……もう我の体力はほぼ残っていない。さっきの氷針の攻撃のせいで腹からの血が治まらず、この寒さから体力もじわじわ奪われていっている気がする。
抵抗する体力も無い我はあっという間に水の中に捕らえられ、どれだけ脱出しようと試みても手も足も出ない。
負けを認めて諦めかけたその時
??)「瑠華…起きなさい瑠華。全く…あなたに龍としての自覚と威厳はこの程度なのですか」
だ…誰…?聞き覚えと親しみのある声が我に語りかける
??)「一生懸命戦ってくれてる貴方の相手に………こんなところで諦めてどうするのです!!!!」
!!!!
………あぁ、思い出したよ
ごめんなさい。まだ我は諦めない
自由に動けない水の中を羽ばたくように泳いで取って置きの技を発動させる。
月の光が差し込む水の中、我は全身から緑色の光を放つ。
もう誰にも弱者だなんて言わせない。
だから…だから!!!!!!
火)「竜の翡翠の首飾り!!!!!!」
そう叫んで眩いを超越した様な光を爆発音と共に出し、全ての水を光だけで蒸発させた。
水滴交じりの爆風が吹き荒れ、夜光ちゃんは手で髪を抑えて苦笑する。
火)「相手がどれだけ強かろうと、最後まで足掻かないと
我のプライドの気が済まないんだ!!!!!!!!」
呆れて、けど清々しそうに笑う夜光ちゃん。
氷)「呆れた…本当根性だけは馬鹿みたいに強いんだな」
夜光ちゃんは最後の攻撃と言わんばかりに黒い目を本気にさせた。
我に向かって手のひらを向けて、そこに透き通る様な青い魔球を徐々に大きくしていく。
我も桃色の煙を周りに出し、糸のように細く、緋い炎を夜光ちゃんの頭に向ける。
氷)「せいぜい頑張って足掻きな!!」
火)「我……。それしか取り柄がないから」
この言葉が合図のように、お互いの切り札の全力を爆発させた。
我の細い炎は、直径1.9m程の極めて太いレーザーと化して夜光ちゃんに襲い掛かる。(煉獄焔殿)
夜光ちゃんは青い魔球を最大限に大きくして、そこから幾つもの青や水色の光線を色んな方向にばら撒き、最後は一つになって我の煉獄焔殿と音を立ててぶつかった。(凍氷染衒)
属性相性の所為か、我がまた少し押されている。
火)「まっ…まだだっ…!!!」
氷)「その自虐技をいつまで正気で出していられるのかな?ww」
確かに、これは自分の生命力を代償に超火力の竜を召喚するという技。自虐技かもしれないが、そんな事はどうだっていい。
煉獄焔殿を出しながら、尚且つ背中に炎竜を五匹程出現させて夜光ちゃんに突撃させるが、(旧素戔嗚の剣)夜光ちゃんは鳥の形をした弾を飛ばし全て受け止めた。(碧の燕と子安貝)
火)「っ…!!!!」
竜と燕が、氷と炎が威力をあげてぶつかる度、地面に地割れができる。
しかし、体力ももう限界が近い。段々と炎の勢いが弱まり、レーザーが小さくなっていく。ほぼ全ての体力を火竜に吸い取られた時、夜光ちゃんが今迄に上げた事のない声を出した。
氷)「おらぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」
その声とともに完全に私は持っていた神通力、妖力全てを失い、夜光ちゃんの凍氷染衒が我の体を貫通した。
火)「………!?!?
そう…だよね…。
麗桜…さっきはありがとう…。」
No side
凍氷染衒は相手の全ての動きが止めるまで攻撃を止めない。
火焔は青く光る水流の中で目を瞑って気を失い、止んだ頃には地面に倒れこんでいた。
氷室は火焔に近づき、少し申し訳ないような顔をして言った。
氷)「お前さん、、、すまない、少しやり過ぎたかもな…。」
外が静かになり、戦闘が終わったと感じた皆がシェアハから出てくる。
の)「もこちゃん…!!!」
い)「火焔…。……夜光の勝ちってことで良いん」
紫)「と、とにかく早く宝姫呼ばなきゃ」
~いんだしぇあは~
宝)「あら…これまた派手にやりましたね…またこの竜ですか…。何時も元気に戦って…こちらの都合も考えてほしいものです…毎回毎回全くもうぅ…。」
紫)「黙って治療してくれないかn」
宝)「あなたもおだまりなさい?(^^)」
ぶつぶつ文句を言いながらも、火焔の体を回復している宝姫。
暫く回復を続けていると、さっきまでぴくりとも動かなかった火焔の目が空いた。
宝)「ふぅ…やっと目が覚めましたね…。意識が戻れば後は心配いりません。私は此れで失礼します。」
紫)「ありがとー。」
少し沈黙が続き、氷室が口を開いた。
氷)「火焔っち…あの……ちょっとばかし…やり過ぎたk
火焔は急に氷室に抱きつく。
氷)「ちょ、何してっ!?」
火)「ありがとう…。」
氷)「え?」
見ると火焔は涙を浮かべながら嬉しそうに笑っている。
火)「こんな我にでも…全力で挑んでくれてありがとう…。もっと…もっと強くなるから
また戦お、約束だ」
氷)「懲りないねぇ、、、お嬢ちゃんw
良いよ、約束しよう」
火焔は涙を拭って元気な声で言った。
火)「さっ、ご飯にしよ!!今日は誰が作るんだっけ…ww」
の・紫・い・ぎ・ゆ)「火焔/火焔ちゃん/もこちゃん。」
火)「ですよねー…ww
夜光ちゃんも食べていく?」
氷)「ああ、そうしようかな」
火)「おっけーい、頑張るね!!」
い・紫・の・ぎ・ゆ)「………。」
の)「…地割れはびっくりした」
い)「それ」
~あふたーごはん~
紫)「あー食った食ったー」
の)「ご馳走様ー。」
ぎ)「あれ、そういえば夜光ってやつとるむ氏と火焔は?」
ゆ)「まーた屋根の上とかで女子会やってるんじゃない?ww」
い)「意外と火焔って最後の部分は本気出すんやな」
火)「意外とってなんだww」
氷)「まぁとにかく楽しかったよ、ありがとう火焔っち」
火)「我もな!!……麗桜もありがとう…(ボソッ」
い)「ん、何か言った?」
火)「ううんwwなんでもない」
氷)「また他の子とも戦ってみようかな」
火)「やりすぎるなよー?ww」
い)「火焔は単純に弱いだけ(((
火・氷)「おいおいww」
数々の星が瞬き、月の光が彼女たちを照らす中、いゆ達はお菓子等を頬張りながら楽しそうに会話を続ける。
三人ぼっちの賑やかな女子会はまだまだ終わりそうになかった。
失礼つかまつる、
先程の水面龍だが……
皆に尋ねたい
麗桜って誰!?
火焔は教えてくれないし…
……皆の者が知る筈無いな…
てか何で儂があんな雌に凍結されぬとならんのじゃ!!
ひ、氷室と言ったな…
お、己ぇい……噛み砕いてやる………
火)「おいテメエ(^^)」
モーシワケゴザイマセンデシタ