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生贄と神様の甘い蜜 その2
へへへ…百合は最高!百合は布教すべき…(個人の感想です)
変なスイッチを押してしまって数分。
私は、違う意味で危機を感じていた。
「##$#%%!!」
巫女服を着た少女が聞いた事の無い言葉で話し始めたのだ。
「待って下さい!何て言ったんですか!」
私が、聞いても…「え?これもダメなの?」と疑問を持つだけだった。
「普通の、この世界の共通語で話して下さい!」
私が、そう叫ぶと巫女服の少女は諦めたように下を向きため息を吐きながら「分かったよ」といった。
「で、何処から話せばいいの?」
そこから!?
と思ったが、「最初からでお願いします」と私はお願いした。
「はいはい、分かりました―」
そう言って、巫女服の少女は自分について話しだした。
と言うよりも、初めの仕方ないなみたいな感じの言い方ムカつくんだけど…
斬り捨てたい…
「―と言う訳だよ」
そうして、話が終わった。
要約すると、名前はメルル、女で今年で12000歳らしい。
「もう、帰らせてもらってもいいですか?」
「なんで!?」
メルルは驚きながら私に突っ込みを入れてきた。
「だって、ここに居る用事も無ければ、向こうで私の父も待ってますし…」
「へ~、父親が居るんだ…ちなみに、君の名前と父親の名前教えて貰える?」
私は、何かに取りつかれたようにメルルに全てを話した。
「うんうん、で受けてみた感想は?」
その瞬間、身体の自由が確定した様な…何か分からない状態になった。
「もっと、激しいのを要求したいです」
自分でも、分からなくなってきた。
頭で考えている事と、口で言ってる事が違いすぎる。
「そうこなくっちゃ!と言いたいところだけど、一旦解除しようかな?」
そう、メルルが言うと空気が柔らかくなった感じがし自分の意思で体が動かせるようになった。
「な…何をしたんですか!?」
「え?メーナルの心の中の本心を叩きだしただけだけど…」
私は、そんな事が常人に出来てたまるか!と言いたかったが…目の前に居るのは、神様だ。
そう考え、諦めた。
「私は、貴方様の生贄にございます。出来るなら、父と一緒に平和に暮らしたいのですが…解放してはくれませんでしょうか?」
「うんうん…嫌」
「そこは、『かわいそうな子…分かりました。解放しましょう』とか『条件付きでいいなら解放してやろう』とか言う所では無いのですか!?」
「誰が言うかボケ!こっちとら、もう2年も生贄貰ってないんじゃ!」
私が、説得を試みるが無駄だったようだ。更に、逆切れされる始末。
「まぁ、変態っぽさは…ありますしね」
「変態っぽさって何!?私から染み出してるの!?」
驚きながら、全面的に言って来るメルルを無視しながら私は、帰らせて貰うようにお願いした。
「じゃ、じゃあ…一つだけお願い聞いてくれるなら…いいよ?」
穂を赤めながら、そう言うメルルを横目で見ながら早く帰りたいので承認した。
「じゃあ、楽しい!“お遊び”の時間だね!」
メルルが、そう言った瞬間目の前が一瞬真っ暗になり光がもどった頃には服が無くなって更に、身体が動かなくなっていた。
「さぁ、今日はねれないよ~♡」
かくことな~し!