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#7 新しい人‐前半‐
白狐「人が一人減ってしまいましたね...」
白狐「追加しますので、目をつぶってください。」
『はい.....』
白狐「決して、見ないでください。」
紫苑達は目をつぶり、手で覆った。
ドサッ
白狐「目、開けていいですよ。」
紫苑達は目を開け、パチパチと瞬きをする。
床には倒れている女の子がいた。
白狐「起きてください。」
?「ん.....」
女の子はゆっくりと起き上がり、キョロキョロと周りを見る。
?「ここ.....どこ...?」
白狐「此処は遊戯をするところです。」
?「遊戯...?」
白狐「はい。」
白狐「お名前を言ってくれますか?」
?「はい...」
?「私の名前は|漣 海《さざなみ うみ》です...」
「海...ちゃん......」
海「はい...?」
私は首を振り、「何でもないよ」と言った。