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ずっと一緒
君と僕は、これからも、ずう~と一緒だからね?
僕は、君のことが、とっても大好きなの。だから、君のそばにいて、離れないんだから。
「君とずっと一緒に居たいから、ボクは、ここから、離れないよ」
そう言って、僕は君のことを、ぎゅっと抱きしめた。
君と離れたくないから。君のことが大好きだから。
「そうだね。私、君のことが、大好きだよ。だから私も、離れたくない」
君がそう言ってくれると僕は、とっても嬉しくなる。
雪が降る、とっても寒い季節だった。
ストーブや暖房がないと、凍えて死んでしまいそうな、震える寒さだった。
だけど、僕は君がいるから、そんな寒さは、感じないんだ。
とってもとっても幸せな夜。
雪が月の明かりで照らされていて、とても幻想的だ。まるで、僕らみたいに。
庭に雪が積もった。
君と二人で、雪合戦をした。
小さい雪球を作って、君に投げた。すると、僕が投げたのよりも大きい雪球を、君が投げてきた。それは、僕の顔面にヒットした。僕は驚いて、尻餅をついてしまった。君は、謝ってくれたけど、僕は、とっても嬉しかった。君がプレゼントしてくれたものは、たとえ顔面にあたっても、僕は、うれしい。だから、僕は、笑っていた。そしたら、だんだんと君も笑ってくれるようになった。それが、とてもとても嬉しくって。はじめに造った雪玉より少し大きいそれを作って君に投げた。すると、君も投げてくれた。そして、時間を忘れるように、雪玉を投げ合って遊んだ。
雪合戦を楽しんだ後は、「雪だるまを作ろう!」と君が言ったから、僕も作ることにした。僕は、君みたいな雪だるまを作ろうと、一生懸命に雪のかたまりを大きくした。君は、小さい雪のかたまりを4つ作っていた。すると、2つの雪の塊が、もう2つの雪の塊にそれぞれ乗った。それを、君は僕に見せてくれた。とても愛らしい。
「ジャーン! 見て―!! こっちが私で、こっちのほうが、君!」
小さい雪だるまが2つあるのは、そういうことか。
「良くできてるでしょ?」
「うん、そうだね。良くできてる。僕、とっても嬉しい」
「えへへ~」
なんて可愛らしいんだ。
ちょうど、僕の雪だるまができた。
「ジャジャーン! 僕が作った雪だるま。君をイメージして作ったんだ」
「わぁ!! かわいい!! ありがと~♡」
喜んでもらえた!
とても幸せな気分だ。
そして僕たちは、雪だるまと君の隣にダイブした。
雪が僕たちを受け止めてくれた。
まだ、雪が降ってる。
僕は、君の手を握る。
君も、僕の手を握り返してくれた。
このまま寝てしまってもいいと思った。
目を瞑る。
顔に冷たいものが落ちてくる。
しばらくすると、僕の頬に暖かいものが触れた。僕は重たい瞼をこじ開ける。
目を開いてから真っ先に目にしたのは、君の美しいまつ毛だった。目を閉じている。やがて、僕の唇と君の唇が重なった。
「!?」
僕が驚いていると、君は顔を上げた。すると、だんだん顔が赤くなるのが見えた。
「ほら、このまま寝ちゃったら、死んじゃうよ? だから、私が、
目覚めのキスを、してあげたの」
僕は、失神しそうだった。
目の前の女神がこう僕にささやく。
「ほら、一緒に温かい紅茶でも飲もう」
そして、僕の手を引っ張る。
僕は立ち上がった。
赤ちゃんが初めて立ったかのように、ふらふらする。そんな僕を支えるように、君が家の中に連れて行ってくれた。
そして、君と一緒に、君が淹れてくれた紅茶を飲んだ。
それは、とても暖かく、心の、体の芯から温まるような気がした。
次第に僕の意識は遠のいて、君の顔がぼやけてきた。
「僕は、ずっと君と一緒……だ、よ――」
僕は、ガクンと眠りについてしまった。とても疲れているのだろうか。今までの君との思い出が、夢に出てくる。あぁ、とっても幸せだったなぁ。
そして、僕が聞こえない大きさで、「私もずっと君と、一緒、――だから、ね」そして、君も深い眠りについた。
一生降り注ぐのではないかと思うくらい、雪が降っていた。やがて、この家の中に雪が入り込むようになった。
それから、雪が止んだことは、なかった――。
やっと、ちゃんとした(?)恋愛がかけた!
いつもだと、謎のバトルになったり、誰かが死んだり、バットエンドになるんだけど、今度は、キュンキュンするかもしれないものがかけた!!
キュンキュンしたら、感想で教えてください!
この読み切りの文字数が、1717で、いいないいなって読むことができます!
こんな恋愛がしたい~いいなーいいなーみたいな感じになるかな?(知らんw
最後まで、読んでくれて、ありがトゥース!www
ふざけてごめんなさいw
本当に、ありがとうね!