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童話学園 第8話。
ヘンゼル出すぜ〜
香河家でのこと。
ドタドタドタ、と家を揺らすほど駆け足で、少女・・・香河グレーテルが2階へ駆け上がっていく。
半ば蹴り飛ばすようにして開けたドアの表札には、ヘンゼルと描いてあった。
「お兄様!」「何グレーテル?勉強中だから邪魔しないでくれるかな」整った顔立ちの少年・・・グレーテルの兄、香河ヘンゼルが言い返した。
「そんなこと言って・・・」「あっ」グレーテルがヘンゼルの手元にあった物を取り上げる。それは漫画だった。「お兄様、勉強しているんじゃございませんでした?」「あー・・・」バレた、と言うようにヘンゼルが冷や汗を流す。
「って、それよりも!」バン、とグレーテルが、ヘンゼルの机を叩く。「旗のこと!どうして言ってくれなかったんですの、言われれば書きましたのに・・・」「いや・・・」ヘンゼルがにや、と笑う。
「お前の実力を試したくて☆」「だったら尚更!校旗なんて、生徒会で書くものでしょう?どうして、私はまだしも、無関係なアリスや雪まで巻き込むのよ?」敬語を捨ててグレーテルがヘンゼルに詰め寄る。
「ごめんな〜グレーテル。実は2,3年生、体育祭の準備で忙しいんだ・・・1年の犬飼も、こっちに来ててもらっててな・・・1年で動員できるのが、お前だけだったんだよ・・・一人じゃ難しいだろ?だから、お前の友達も巻き込んだ」
「そうでしたの・・・?
だったら」
グレーテルが不敵な笑みを浮かべる。
「わたし達でがんばります!必ず、今までで最高の旗を作り上げてみせますわ!」
「・・・頼んだ」
ヘンゼルが、頼もしそうな微笑みで、それを受け止めた。
ごめん時間なくてめっちゃ短い
明日くらいにもう一話ほど出そうと思ってるから我慢してくれ・・・