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『あの夏の思い出』〜第三話〜
二話に伏線(?)があるから探してみてね!!
あと少しきつい系なのでそういうのが苦手な方は見ない方がいいかもです、すいません!!
ようやくタイトルが決まり、書き始めた。
さっきまで日記を書いていたのに呑気なものだ。
でも棗が楽しいなら良いのだろう。
私も棗の小説が気になってしまう。
ーーそして1日がすぎた。
1日とはとても長く感じられた。
今日は病気へ手続きをしにいかなくちゃいけない。
棗は高校生だ、親がいないと手続きが進められない。
棗はいつもより早く起きた。
前の夏休みならぐーたらしていただろう。
でも親に連絡しなきゃいけない。
どう言おうか、、。
「、、どーしよ、、」
棗は考えていた。
どういう反応をするのか
失望されるのか
どちらにしろ怒られるのは確かだ。
「、、連絡しなきゃ駄目か。」
棗はこう連絡した。
「お母さん、ごめんなさい。少し大事な話があるの」
と、なぜ謝ったのかは分からない
親のせいでこうなったのか
自分がただ単にこうしているだけなのか
棗にも分からない、癖だろう。
ピロンッ、、
スマホが鳴った。
スマホを手に取り返事を確認する。
「どうしたの?大学受験のこと?大丈夫よ!大学に全部行かせるために金も用意してあるわ」
、、、、
怖かった。
お母さんは才能しか見ていない。
そう文字だけだが部屋を見渡すと棗が数々、賞を取っていたことがわかる。
棗はどう返信すればいいか分からない。
親の期待を裏切りたくない。
そんな思いがある、わからない、、
ピロンッ、、
静かな部屋にそんな呑気な音が聞こえた。
「返信が遅いわよ、何、お母さんを失望させる事だけはやめてね。」
時間がどんどん迫ってきて、焦る。
考えている時間もお母さんを待たせている、
失望させているのかも知れない
こんな事にならなければ
失望させる言葉などなかったはずなのに、
棗は考えた。
「お母さん私ね、、受験のために頑張ってたのに、、癌になったの」
まだ見られていない
きっと棗の返信が遅かったからだろう。
数分が経ったーー
ーーピロン
すぐ見たこれ以上お母さんを失望させないためだろう。
こう書かれていた
「お母さんをこれ以上失望させないで」
「ご近所に自慢してしまったし、お母さんが嘘つきだって言われたいの!?」
「貴方にどれだけどれだけ!お金と信頼をかけたと思ったの?!」
「一つくらい親孝行しなさいよ、出来損ない」
「あの子みたいになるように育ててやったのに」
長かった、もう棗は目を見開いた。
また、失望させてしまった。
これ以上嫌なのだろう、
「ごめんなさい、、っ、ごめんなさい、、」
静かな部屋に響いた
啜り声と謝罪の言葉。
「親孝行できなかった、、」
棗は泣いた、最後まで期待されていた。
荷が重かったのだろう、私には分からない棗がどれだけ頑張ったのか。
「、、返信しなきゃ、、」
こう書いた、
「ごめんなさい、、その入院しなきゃ行けなくて、、手続きに親がいないとできなくて、、ごめんなさい」
親が恐怖そのものなんだろう。
そして、既読がついたが返事はなかった。
多分、きっと来るだろう。
ーー数時間後
もう昼である、そろそろ来るはずだ。
それとも、見捨てたのか。
それは考えたくなかったのだろう
棗はもう荷物をまとめて玄関前で待っている。
棗の中ではお母さんが全てなのだろう。
でも頭は正直である
こうして一人暮らしをして「逃げている」お母さんから。
そして車が来た。
お母さんの車であった。
何も言わなかった。
ただ目だけで「さっさと乗って」と言われたような気がした。
棗は車のドアを開け座った。
重い空気、何も喋らない空間、どれほど嫌だろうか。
ーーでもそんな中重い口を開いた
お母さんだ。
「、、あの子に似せるために育てたのに、、損したわ」
「ごめんなさ、っー」
謝ろうとしたが
「ーー謝って何になるの、黙ってじっとしてて頂戴」
「、、、、はい、お母さん」
棗はもう分からなくなった、味方は誰なのか。
『やりたい事リスト100!』は一つ出来ないことがあった。
「おかあさんにほめてもらうこと」
丸っこい字で書いていた、
棗は病院に着く数分前にそれを消した。
他のに書き換えたのだろう。
ーー病気に着いた。
またまた伏線(?)かも!誤字ってたらごめんなさい!