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はじめてのバトル!
注意⚠初めて読む方は1話から読むことを、
オススメします。
「…………ほぇ………、…。」
ーーピピピッ!ピピピッ!
「……はっ!」
「…?桜様……?」
「ね、寝坊した〜!」
身じたくを整えて、朝ごはんを食べに、食堂へ向かう。
「さくらちゃん、今日はお寝坊さんだねぇ。
今すぐサンドイッチ作るからね〜。」
「ポテトも!」
「はいはい。」
そんなこんなで、朝食を食べ、教室に行く。
(私は1ーA)
ちょうど授業がはじまるところだったようだ。
「おはようございます。今日はみんなでバトルするぞ〜!」
「「「は~い!」」」
(バトル、かぁ…)
勝てるかな…楽しみっ…!
そして、グラウンド。
「まずは、凛花さんと、柊真さんから!」
「は、はい…」「はい!」
バトルの仕方は、まず、相手に一礼。
自分の式神を呼び、式神に指示を出す。
で、式神がボロボロになり、消えてしまったら
その人の負けである。(注・式神は専用の道具を使うと、負けて消えてしまっても戻せる。)
ーー勝者、二宮 凛花!
そうして、バトルはすすんでいき…。
「次は、凛花さんと桜さん!」
「は、はぁ〜い…」「はい!わかりました!」
凛花さんに一礼、
「白龍。来なさい。」
「はい。仰せのままに。」
巨大なオーラと共に、白龍があらわれる。
「白龍。吹雪!」「虎吉、噛みつく!」
凛花さんはどうやら、虎吉という、虎のようだ。
「っ…」
白龍は、虎吉のダメージをしっかりと受けた。
少し、胸が痛む。ダメージを受けると、体が薄くみえるのだ。
(負けられない。)
式神は、自分が生んだ、子供のようなもの。
それが、消えていく、というのがそもそも嫌なのだ。
全力でぶつかる。それ以外、なかった。
ーー勝者、桜風 桜!
(か、勝てた…)
その後も勝負は続き、私は学年の中で1位に、なった。
「桜風。こんどな、秋桜校の一年の学年トップと戦うんだが…いいか?」
「あ、はい!わかりました!」
そして、秋桜校の学年トップは…。
「|堀川《ほりかわ》、|俊利《すぐり》?」
「よろしくだべ、桜。」
身長が同じくらいの、男の子だった。
おまけ・牡丹のプロフィール!
誕生日→二月二十日
容姿→朱色の瞳にストレートのハーフアップ。
髪色は茶色。緑色のリボンで結っている。ブレザー。
スマホケース→牡丹柄のスマホケース。
ザ・和風!みたいな感じ。
身長→152cm
体重→教えませんわ。
好きな科目→国語、家庭科、音楽。
性格→お上品で、でも…勝負好き。