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地獄の始まり
はい。
ちなみに地震の名前は適当に考えたフィクションです。
実際にはないです、多分。
グラ…
ジェ「まだ続いとる、」
…グラグラグラグラグラグラグラグラッ!!
ガシャンッ、ドカンッ…
ガラガラガラッ…
キャアアアッ!
ジェ「ッ歯食いしばれ!」
さ「机しっかり掴んどけよ!」
な「…ッ子供組は大丈夫!?」
る「やばいです、莉犬が…」
こ「莉犬くん、大丈夫だから!」
莉「ゲホッ、ハーカヒュッ…ヴ、ヒュッ…」
な「どう言う状況なの!?」
る「えっと…莉犬が過呼吸起こしてます!」
な「吐いたりはしてない?」
る「それはまだ大丈夫です!」
な「なら深呼吸させてみて!」
な「少しはマシになるから」
る「はい!ころちゃんお願いします」
る「僕は緊急速報とかチェックしてみます!」
な「助かる、俺ら携帯遠くだから!」
こ「莉犬くん、大丈夫だよ」
莉「ハーッカヒュ、ゴホゴホッ…ポロポロ」
こ「はい、スー…ハー…」
莉「ス、ゴホゴホッ…ハ、ッ…」
こ「すぅー…はぁー…」
莉「す、ー…は、っ…」
こ「大丈夫だからね、ナデナデ」
莉「ご、め…」
る「…ッ…!?」
こ「どうしたの?」
る「……この町に、…」
--- 「自津波が、きます」 ---
こ「…は、?」
さ「嘘だろ、」
莉「ヒュッ…」
な「嘘、」
ジェ「莉犬は大丈夫なん!?」
る「…はっきり言って、やばいです」
莉「っ、…ヒュッゴホゴホッ…カヒュッ…ハッハッ…」
こ「莉犬くん落ち着いて,大丈夫!」
莉「…は、っ…はぁ、…」
な「…揺れはおさまった、…けど、」
ジェ「すごい崩れようやな、」
さ「とりあえず立てるか?」
な「…莉犬くん、大丈夫!?」
莉「だいじょ、ぶ…たて、…ッう”…!?」
こ「どうしたの!?」
莉「足、…なんか、挟まっちゃった、」
る「瓦礫、…どかしましょう!」
な「よい、しょ…」
さ「おし、どかしたぞ!」
ジェ「っ…!?」
莉「…っ、」
る「莉犬大丈夫!?」
莉「大丈夫、行こ…」
さ「…無理はすんなよ?」
莉「うん」
な「じゃあ、とりあえず避難所行く、?」
ジェ「そうやな」
さ「地図とかあるのか?」
る「無いですね、」
こ「じゃあとりあえず歩いてみよ、」
莉「ッうん!」
ここでもう少し、莉犬の足を見ておけば良かったのかもしれない。
短い。