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奇跡の軌跡
深夜1時、親と喧嘩して、制服のまま家を出た。
夜空は綺麗だった。他の生き物が全て死んだみたいに静かな夜の道を、目的地もなく彷徨った。
1人ぽっちの世界を壊したのは、1人の少年だった。
小さな公園のベンチで食パンを貪る彼に話しかける勇気はなかった。立ち止まる私に気づいた彼は私に声をかけた。
「こんな時間に何してんの」
10歳くらいだろうか、瘦せていて、遠くからでも腕に痣があるのが分かった。
「……散歩だよ」
「あっそ」
彼の痣に只ならぬ背景を想像してしまう。そんな私をよそに、少年は私の方を向いた。
「ねぇ、」
その暗い目に、ひと筋の流れ星が反射した。
「明日もここで会おうよ。約束」
やっぱ300字は足りない。
なんというか、壮大な物語の序章感。しかし下手。