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魔法なんてこの世に存在しないんですよ。
あさまる
突然ですが、俺の名前__奈天嘉比(なんてんかいる)まぁ何点かいる?で覚えてくれたら良いとしよう。それで、俺の弟、奈天歌碑(なんてんかひく)まぁこの名前も何点かひく?で覚えてくれたなよしとしよう。で、その弟がね、最近魔法系の小説にハマってましてね。それで、俺の部屋に何度も訪ねてくるんですよ。「僕って魔法の才能あるかな!?」って。俺は毎回こう答えてます。「あるんじゃない?」と。だってさ、人に魔法の才能を測れる人なんているはずないじゃん!そもそも、この世界に魔法なんて一切存在しないんだから。けど、その弟の魔法を使いたいという夢をぶち壊したくないので、「あるんじゃない?」と、毎回答えているんですよ。夢をぶち壊しても良いって言うなら、俺はキッパリ言ってやりますよ。「あるはずないだろ。まずまず、魔法なんてこの世界にないから」と。でも流石にこんなの言ったら弟が泣いちゃうんでね。まぁ小1だし?俺はもう高一だから魔法なんてこの世界にないなんてことはわかってるんですよ。それで、弟が学校から家に帰ってきたらいつもやることがありましてね、それがこちら。
1.帰ってきたら手を洗うときに水を手に当てて**ウォーターキャノン**とか言って水魔法を使う。
はい。弟は帰ってきたらすぐに手洗い場へ直行します。そして、手洗い場の水を出しながら毎回こう言うんです。水よ!我に力を与えよ!**ウォーターキャノン**と。まぁ小1だからまだ良いと思うんだけどさ、さすがに高一にもなって我に力を与えよ!とか恥ずかしいセリフはね、恥ずかしすぎて言えないから。そして、ウォーターキャノンをたっぷり堪能したら、その次!
2.ウォーターキャノンをしたら、庭にある野球バットを振ってブン!と言わせて、**ウィンドカッター**とかなんとか言いながら野球バットをブンブン振り回す。
そうなんですよ。手を洗ってやっと魔法の特訓?は終わったか。って思ったら、す〜ぐ庭に行って野球バットをブンブン振り回しながら**ウィンドカッター**って叫ぶんですよ。それがもう!うるさくて。ブンブン野球バットの振っている音が聞こえるし、**ウィンドカッター**っていう声も聞こえてくるし、ほんっとうに近所迷惑になってると思うんですね?これでよく愚痴を言いにこないな。お隣さん。んで、次もあるんすよ。
3.ウィンドカッターをしたら、自分の部屋に行って詠唱魔法を唱え続ける。
マッジで迷惑です。ウィンドカッター終わって、やっとうるさいのが終わった〜。って思ったらま〜た始まるんですよ。迷惑行為が。弟が自分の部屋に入って、自分で作ったオリジナルの詠唱魔法を唱え続けるんですよ。特訓かなんかなんかな?まじで意味ないと思うんだけど。俺は。例えばさ、**美しき光よ!我の前にある闇を祓いでよ!**みたいな感じでさ、意味のわからん詠唱ばっかり!もう、何回も聞いてるから!それも全部ループしてるんですよ。全部言い終わったら、また最初っから詠唱し始めるから、もう!ほんっっとうにうるさくて仕方なくて!愚痴を言いに前言ったんですね?そうしたら、何もしてないのに勝手に泣き出して、「お母さん!お兄ちゃんに殴られた!」とか意味のわからないことを言い出してですね。そっれからもう、俺が愚痴を言いに行ったら何回も何回も泣かれてですね。ほんっとうにイラついたのをこの体で実感しました。まだまだあるんですよ。
4.詠唱が終わったら、自作のダンボールのボロボロの杖で**炎魔法!**とか**雷魔法!**とか叫びまくる。
マッジでこれが一番ひどかったっすね。あんなボロボロのダンボールの杖で魔法なんて使えるかいな!と俺は心の中で数千回いや、数億回は思いましたね。それに、あんなダンボールの杖で炎魔法とか雷魔法とかしたらダンボールなんて粉々になるだろ。それに、その叫び声もうるさいんですよ。お隣さん(弟の部屋の横が俺の部屋)の気持ちもちぃっとは考えてくれよ!次もあるんです・・・・・・。マッジで長いですよね。
5.叫びまくったら俺の部屋へ訪ねてきて、「魔法の特訓の成果出すために戦お!」って言ってくる。
まぁこれが酷い。自分から「魔法の成果を戦いで出してやる!」とか言っておいて、ただ単に**雷魔法!お兄ちゃんの上に落ちろ!**とか言ってるだけなんだよね。これが一番耳が痛くなるんだよ。自分の部屋で適当にやっといてくれよ!と何回思ったことだろうか。これを弟に口に出して言ってみると「嫌だ!お兄ちゃんの部屋じゃないと成果でないの!」とか言ってくる。どっちも同じ部屋なんだから変わんねぇだろ!と心の中でめちゃくちゃ思った。もう、屁理屈しか言わんし。まじでなんなんか意味がわからん。これで、やっと魔法の特訓は終わるんですよ。これが終わるまでに何時間かかったと思います?それが、2時間。2時間も魔法の特訓に費やしているんですよ!?あのバカ弟は。俺には意味が分からないんですよ。この世界には魔法なんて存在しないし、存在したとしても、雷魔法!とかは使わないだろ日常で。俺は今日こそはっきり言ってやろうと思った。「魔法なんてこの世界に存在しない!」とな。
「おい!歌碑よ!魔法はこの世界には存在しないんだぞ!」
「何言ってんの?お兄ちゃん。頭おかしいの?バカなの?」
と、頭を指さして言ってきた。マッジでイラつくわこの、バッカ弟。
「いや、頭おかしいのはそっちね?魔法なんて存在しないの!」
「えっ。存在しないならなんだったの?この特訓は」
「それはこっちが聞きたいんだけど」
「じゃあ意味なかったってこと!?今までの特訓は!」
「そりゃそうだよ」
「えぇぇぇぇぇぇぇ!?じゃあ早く教えてよ!」
「いやだってな、真実を伝えたらお前が泣くと思って。気を使ってたんだぞ?感謝しろよ」
「え!?泣くなんてしないよ!僕泣き虫じゃないし!」
「あっ。そう」
俺は弟の頭をコツンッ。っと殴ってやった。殴ったと言うより、触った?の方が近いと思う。そうしたら弟は・・・・・・
「うっ、うわぁわ〜〜〜ん!!!!お兄ちゃんが殴ってきた!」
っていって泣き出した。はぁ。めんっどくせぇ。
「ほら。泣き虫じゃんか。泣き虫虫〜。泣き虫〜」
「うるさい!黙れ」
「だ、黙れだって!?本気で殴るぞ!?コラ!」
「うわぁわ〜ん!!お兄ちゃんが脅してきた!」
「チッ!こいつどんだけめんどくせぇんだよ」
仲の悪いんだか仲がいいんだか・・・・・・。どっちか分かりませんね。
「(嘉比&歌碑)仲が悪い!!!!!」
仲は悪いらしいです(笑)終わり___
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