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Q2:感情が
ワンダショのいじめネタです!苦手な方は自衛よろしくお願いします。
誤字脱字はお見逃しください(土下座)
小学4年生 同クラです。
天馬司
いじめられっ子。母親から虐待を受けている。まあ、居場所がないのである。
それでもやっぱり死ぬのは怖くて自殺はしない。
草薙寧々
いじめっ子?類の幼なじみ。ショー、ミュージカル、歌、ゲームが大好き。
天馬司をいじめている。演技は得意じゃないが頑張っている。バレないように。
だってバレたらわたしが…
神代類
いじめっ子?寧々の幼なじみ。ショー、演出、機械いじりが大好き。
天馬司をいじめるための作戦書を書く人。演技は得意だが、人を傷つけるような演技は好きじゃない。
しかしやらなければ次は僕が…
鳳えむ
いじめっ子。鳳家の娘。人「で」遊ぶのが好きな子。
???をいじめている。笑顔が素敵だね…
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朝、目が覚めた。
朝日が差し込んで来て、今日が来たのを痛いほど感じた。
昨日自分で買っておいたパンを食べる。隠していたから、奪われなかった。
今日は朝ごはんがあるのでまだマシな日だ。
制服に腕を通して学校に行く。重い足取りを隠したくって、行きたくない学校に走って行ってしまった。
「うっ」
上履きを履いたときに痛みが走った。
これは画鋲…?白いはずの上履きの中が金色のトゲトゲでキラキラ光っていた。刃物みたい。
こんなの、普通の人だったらすぐ気づくような「いたずら」だろう。
オレはバカだから、こんなのも気付けなかった。
いつも後ろに母親がいるみたいな気がする。
「あんたはバカだから」と脳内で囁かれる。それを自分自身が自分に言いつけてる。
はあ…。朝早くに来たって、これか。
階段を登って教室の前まで来た。
教室に入るのが憂鬱で、扉を開けるのが怖くて、足と手が震えて冷や汗が頬を伝う。
開けなければいけない、だって開けなかったらあいつらが来る。
――開けたって来ることは変わらないのだが。
ガラッ
扉はいつもと同じ音を立てた。眼の前に女子が居た。
少し長めの髪はふわふわしていて、鮮度の低い緑のような髪をしている。灰色っぽいと言ってもいいかもしれない。
その女子の目は暗い紫に濁っていた。生きている感じのしない顔色に目の色だ。
何度も見たこの顔、この人。嫌いと思ったことは――
眼の前が真っ白になって、思わず咳き込んでしまった。
もくもくと飛び散っているのはチョークの粉。黒板消しを叩いたり、粉の溜まった鉄の箱を投げつけたりされた。痛い。
「や、めて、く…れ…!」
苦しくて、つい言ってしまった。
女子は声高らかに笑った。
「あははは!へえ、こんなので苦しくなっちゃうんだ。弱いんだね。わたしは平気だよ」
その笑い声は、どこか偽物のようにも聞こえたけど、そうじゃない気もしてきた。
わからない、怖い。この人からは生きている感じがしない。感情がわからない。
考えていると、後ろから女子に殴られた。
「うっ」
背中から激痛が走る。すごく、強い。
殴られたと思えば次は前から腹部を蹴られ、足を蹴られる。
バランスを崩して倒れたところにはちょうど机の角がある。
頭が思い切り角にぶつかった。
「いたい…ッ!」
こんなこと言えば、余計に相手が傷つけてくるだけなのに。
分かっているのに。
「ああ、もうちょっとでみんなが来る時間だね。はやく回復しなよ。…回復してもしなくても誰もあんたのことなんか気にかけないけどね。良かったね」
冷たい声だった。綺麗な声だった。頭が痛くて血が流れてくる。じんわりと流れてくる。
温かい。気持ち悪い温かさだ。
読んでくださりありがとうございました!!だらだらと長い小説すみませんでした泣
どうでもいいですがユザペをきちんと設定しました。
それとですが、日記を公開いたしました…!先日ファンレターをいただきましたのでその感謝と私のことを少しだけ話しております。よろしくお願いします!
次回も派手に行こう!