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【 6 】
今日は 、 はじめて4人で討伐任務へ行く日 。
私は家の近くの部隊に所属した 。
研究員さんから 、 なにかトラブルがあったら 、 すぐ対応してもらえるから 、 と部隊に所属することを勧められたのだ 。
任務も多く任せられるし 、 お金に困ることもなくなるだろう 。
『 気をつけてね 、 あなた達はもうミュータントじゃないから 、 気を抜かないように … 』
「 わかってる 。 それに 、 Kより私たちのほうが丈夫だから 、 心配しないで 」
『 そ 、 それはたしかに … うん … 』
「 でもえななんは運動不足だから 、 そこまで丈夫じゃないんじゃない 〜 ? (笑 」
「 う … っ … い 、 いいから 、 ほら集中して ! Kを守るのは私たちなんだから ! 」
「 は ー い … 」
こんな雰囲気で討伐に行くこと 、 今まで無かった 。
なんだか新鮮で … まだ少し違和感があった 。
『 っ 、 Amia ! 危ない ! 』
「 へっ 」
ドガーーーンッ!!!
「 …… っ ! あぶな … 上から … ? 」
「 えええなんか空飛んでる ! なにあれ !!? 」
『 あれは多分 … 鳥 … ? … 鳥類のミュータント … かな 』
「 …… いろんなミュータントがいるんだね 」
雪たちは今まで 、 他のミュータントに会ったことは無かったのかな …
… まあそれはあとにして ……
『 どうしようか … ずっと飛んでて厄介だな … 』
「 ボクたちまだ何も分かってない状態なんだけど … 」
『 …… えななん 、 あのミュータント 、 こっちに引き寄せることってできる ? 』
「 わ 、 わたし … !? 」
『 少し降りてきてもらえれば 、 あとは私が攻撃するから … お願い 、 えななん 』
「 っこわい 、 けど … わかった 、 やってみる 」
そう言ってえななんは 、 その辺に落ちてた木の枝を 、 ミュータントに向かって投げた 。
するとミュータントはこちらを鋭く睨み 、 再度私たちに突っ込んできた 。
「 け 、 K ! これでいいの !? 」
『 ばっちりだよ 、 ありがとう 』
そして私はミュータントに攻撃を ……
『 うっ …… !? 』
しようとしたが 、 できなかった 。
最初から薄々分かっていた 、 やっぱり私に攻撃なんて無理なんだ 。
筋力が低下し 、 体力も無い 、 魔法だの剣術だの 、 とてもじゃないが扱えない 。
「 K !!! 」
『 やば …… っっ 』
ザンッッ!!
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……………
………
近くで 、 ミュータントの鳴き声がした 。
そして 、 何者かが 、 何者かに攻撃する音 …
咄嗟に瞑った目をあけると 、
『 ゆ … き …… ? 』
「 ごめん 、 K 、 勝手に動いちゃって 、 」
「 それで ……… これ 、 討伐成功 ? 」
雪が 、 ミュータントを討伐していた 。