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かくれんぼ
入間銃兎に追い掛けられて探されて監禁される完全我特謎設定。
「#🌸#~?怖くないですよ~♪」
コツ、コツ、コツ
館内に響き渡る足音に身をすくめる。
足音の主は、きっと。
______私のすぐ横にいる。
3mほどの大きな本棚を一つ挟んだその先に、|彼《入間銃兎》はいるのだ。
「ふふふ...♪かくれんぼですか...可愛いですね。」
そう言った彼は私が隠れている図書館の同じ場所をグルグルと回っている。なにがしたいんだろうか。私の居場所がばれている..?でもそれなら既に捕まえてているだろう。....なんで?
それから15分程の時間がたった。体感では1時間ほどだったような気もするが足音が徐々に遠ざかっていくのがきこえた。
「行っ、た?」
これでやっと解放される。
______そう思ったのに。
「捕、ま、え、た...♪」
しゃがんでいたところを後ろから抱き締められ、身動きがとれなくなる。
「....!」
「かくれんぼは楽しかったですか?」
瞳を三日月のように弧に描いた彼は、
ひょい、と軽く私を横抱きにして上機嫌で歩いていく。
「これからはなんの不自由もなく暮らせます。」
「ずぅっと一緒ですよ♥️」
「#🌸#♥️」