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惨め
自分が惨めで泣いた。
周りが言う"普通"の環境を知ってしまったから余計に自分が哀れに思った。
自分が可愛そうだから泣いていると思った。何処かでまだ自分を守っていた。
早く壊れろと自分の背中を蹴っていた。蹴っている側も泣いていた。
こんな気持ちが続くなら終わってしまいたいのが本音。
もっと早く適切な処置を受けていればまだマシになっていたかもしれない。
でもそれはただの妄想で、絶対に叶わない願いでもある。
常に侮辱されているような気がして気が狂いそうになった。
誰かがいると気が休まらなくて、ただ一人で泣いていたかった。
自分が努力できないことが腹立たしくて、全て自分のせいだと思った。
徐々に努力ができないのは他人のせいだと決めつけるようになる。
そんな思考に至ってしまう自分がとても嫌いで、軽蔑した。
しょうもない頭で考え抜いた末に出した結論がそれだとは。
結局自分が惨めになる要因を他の人に押し付けて、
本当の理由に蓋をして必死に見ないふりを続けている。
だが、本当は分かっているから自分が惨めに思っている。
理由に蓋をすることも、蓋を開けることすら出来ない。
どこまで行っても中途半端でどっちつかずな人間。
こんな惨めで哀れな現状を作り上げたのは自分だと言うことが分かっているのに。