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夜 。
エプロンを脱いだ目黒と宮舘はロッカーで各々の準備を済ませて立ち上がった 。
目黒「 じゃあそろそろ行きますか 」
宮舘「 ん 」
阿部「 2人ともお疲れ 、 今から? 」
宮舘「 うん 、 ちょうど行こうと思ってたとこ 」
阿部「 今回は警備も緩かったし行けると思う 」
阿部「 後処理は照だけにしたんだけどそれで大丈夫? 」
宮舘「 うん 」
阿部「 あと武器になりそうなものなかったから 、 ナイフで行った方がいいかも 」
阿部「 銃持ってるっぽくて 、 流石に丸腰は危険だし 」
宮舘「 わかった 、 ありがと 」
目黒「 じゃあ行ってきます 」
阿部「 いってらっしゃい 」
目黒「 … ここ 、 ですかね 」
宮舘「 警備なさすぎて心配になるくらいだけど 」
目黒「 じゃあちょっと周り確認してきますね 」
宮舘「 ん 」
そうして待っていた宮舘は 、 突然俊敏な動きで木の葉の影にいる何かにナイフを突きつけた 。
宮舘「 … お前はあの中の仲間か 」
宮舘「 5秒以内に答えなきゃ殺す 」
慌てた何かはこくこくと焦ったように頷いた 。
宮舘「 中は何人いる 」
答えない何かに宮舘は静かにナイフを突き刺して息の根を止める 。
その手捌きは慣れたように簡単で 、 音もなく何かは崩れ落ちた 。
目黒「 あれ 、 だてさん? 」
宮舘「 撃とうとしてきたから殺っといたよ 」
目黒「 綺麗ですよね 、 だてさんて 」
目黒「 もはや一種の芸術というか 」
宮舘「 ありがと 」
目黒「 よくあんな殺り方で血飛んできませんよね 」
宮舘「 まぁ … 慣れ? 」
目黒「 中何人いるかわかりました? 」
宮舘「 一応聞いたけど答えなかった 」
宮舘「 まあ多分10人くらいだと思うよ 」
目黒「 じゃあ行きますか 」
5分ほど経ったくらいで 、 2人が顔についた血を拭いながら建物から出てきた 。
目黒「 もうすごいことになってますよ 、 さっきとは大違い 」
宮舘「 そう? 芸術作品って呼んでほしいけどな 」
宮舘「 あれでも手加減はしたほうだけどね 」
目黒「 血飛び散りすぎですよ 」
宮舘「 ちゃんと洗濯しなきゃね 」
目黒「 だてさんにナイフとか持たせちゃいけない気がしてきました 」
宮舘「 なんでよ 、 素手? 」
目黒「 だてさんなら行けますよ 」
宮舘「 できなくはないと思うけど 」
宮舘「 安心じゃん? 」
目黒「 もはや可哀想ですねあの人たち 」
そう話しながら帰路につき 、 何事もなかったかのように二人は夜の闇に消えていった 。