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カンヒュのキューピットになるから!
前回までのあらすじ!
エレベーターの異世界トリップを試していると、カントリーヒューマンズの世界に来ちゃったミオ。ここからどうするのか…!?
本編スタート🌠
エレベーターから降り、マンションから出る。
すると、知らない世界が広がっていた。
はっとして、後ろを振り返る。マンションだったビルは、会社へと姿を変えていた。
「(だから、日本がエレベーターに乗ってきたのか…)」
元からカントリーヒューマンズ達は推しだった。今、怖いのはこの世界なのだ。
「考えるのは辞めよう。異世界に行ってる人間くらい、いるはずだろ。探そ」
そう言って、私は前に踏み出した。エレベーターの内装が変わる前まで、6時くらいで、この季節ではまだ明るかったのに、ここでは夜で、雲から月が顔を出している。いくら歩いたって、人間も何も見つからない。見つかるのは、さっきまで一緒にいて、今は横断歩道を渡っている日本だけだ。
「あの、すいません。」
私がそう日本に声をかけると、日本は怯えた顔でこっちを見た。
日本「は、はい。何のご要件でしょうか?」
日本は恐怖で震えた声で返事をした。そりゃそうだ。自分と違う人(種族的に)に話しかけられたら怖いし。
「どこか人が集まっている所知りませんか?」
私は自己嫌悪に陥りながらも聞いた。
「(ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!!!自己嫌悪がぁぁぁぁぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!)」
日本「それなら、居酒屋とかですね。そ、それでは」
日本はそう言うと、逃げるように帰って行った。
「(私最低かよ…)ありがとうございましたー!」
私は、居酒屋に向かった。
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