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魔物が悪なんて誰が言いました?#13
やっべぇ……夏休み最高すぎる((
はろせる!
もうそろそろそろそろ敵枠出したいね!うん!!
じゃあいってみよー!
イフリート視点
ディーア達と一緒にピクニックに来て、今は各自で自由に色んな所に行ってるんだけど……、
ラフェル「おっ!あっちにもなんかいる!いこーぜ!!」
サリジエ「ゴー!」
純粋神「ちょっ!待ってよぉぉ!」
マラ「はは、皆楽しそうだな」
そう、ラフェルがあっちこっちに行っちゃって、サリジエがそれに同伴。
純粋神が振り回されてて、マラは酒の肴を見ている感じになってる。
つまり、落ち着いて行動できているのが僕しかいないんだよね。
イフリート「あ、ラフェルそんなに遠く行き過ぎたあかんよー!?」
ラフェル「へーきへーき_ってどぅわ!?!」
平気だと豪語していたラフェルが急に視界から見えなくなって、大きな音が響く。
もしかして、崖にでも落ちちゃった!?
イフリート「えっ!?ちょちょ、ラフェル大丈夫!?」
急いでラフェルが落ちた所に行くと、そこには大きな穴が出来ていた。
サリジエ「これ、|魔鹿《まじか》用のトラップ?」
純粋神「なんでこんなところに……」
イフリート「………きっと人間が張った罠だろうね。引っかかったのがラフェルでよかった………」
ラフェル「ちょ、それはどゆこと?」
イフリート「ラフェルなら穴くらい落ちても死なないって事」
ラフェル「とりま褒め言葉ねオッケー」
純粋神「ラフェル上がってこれるー?」
ラフェル「ん〜……問題ねぇな!」
サリジエ「ほんと〜!?」
ラフェル「おう!」
イフリート「それならよかった………じゃあ僕達は待っとるよー!」
ラフェル「へーい!」
それからラフェルは、数分も経たずに穴から上がってきた。
マラ「さて、次はどこに行く?」
イフリート「うーーん……出来れば危険が無さそうな場所がいいんだけど……」
この人達なら、大抵の危険などへっちゃらだろう。
けど、それでディーア達を心配させたくないなぁ………。
サリジエ「ん………?」
マラ「サリジエ、どうかしたか?」
サリジエ「!あれは✨もしかして!魔物!」
イフリート「あ、ちょ…サリジエ!?」
小型の魔物を見た瞬間、サリジエは走って魔物の近くへと寄った。
サリジエ「可愛い……✨️」
マラ「|魔兎《ラビット》か……」
純粋神「魔兎……確か南に生息する種族だよね?」
イフリート「南から移動してきたのかもね」
ここは中央だけど、魔物が移動するなんてよくある話。
それは、魔兎も例外ではなく、移動してきた可能性が高い。
そして、その移動中に親とはぐれ、1匹でいるのかもしれない。
ラフェル「…でも、なんでこんなとこにいんだ?さっき見た感じじゃ、ここにはたくさんの大型魔物もいるぜ?なんで魔兎が生き残れてんだよ」
イフリート「この子の運がよかったんじゃないかな」
魔物達にとってこの世界は弱肉強食。
故に、魔兎がここで生き残れたのは奇跡と言えるだろう。
この森はディーアの支配地、故にこの子を保護する権利があるのはディーアだ。
でも、これ以上我儘というか……ディーアに頼るのはなぁ……、
イフリート「どうしよっかなぁ………」
純粋神「イフリートが頭抱え始めちゃった」
ラフェル「病気か?」
イフリート「全く違うから」
マラ「魔兎を保護したいんだろう?」
イフリート「そうだけど……ディーアの負担になるかもしれないし………」
マラ「その時は、俺が保護しよう」
イフリート「え?」
サリジエ「?いいの?」
マラ「そのままにも出来ないだろう?」
ラフェル「ふーん、お前の心広かったんだな」
マラ「そうか?ただただ俺は魔族に尽くすと決めたからそう判断しただけさ」
純粋神「へー…」
イフリート「ありがとう、マラ」
マラ「感謝を言われるまでもないさ。そろそろ潮時だし、集合場所に行くか?」
サリジエ「はーい!」
満場一致で戻ることになり、皆でディーアの城まで、一匹の魔兎を運んで歩く。
……………あんな事になってるなんて、思ってもなかった。
うーん………………、
少しはストーリーに入れてきてるかな………?
一応参加者様全員の過去に触れるつもりです!
なので、非公開にしてる方やまだ書けてない方は参加の所に書くか、ファンレターで直接送ってきてくれるとありがたいです!
過去の付け足しとか、そういうのも送ってきてもらっても大丈夫です!
ではまた!
おつせる!