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キューピッドの恋は何処へ?
みんと
「あそこにいるのは、|春海《はるみ》と…|夏樹《なつき》くんっ…!?」
春海は仲良し三人組のひとり。
夏樹くんは…今から私が告白しようとしてる、10年間片思いだった、私の運命の人-
--- -*🍫*- ---
「ずっと前から、夏樹くんのことが、好きでしたっ…」
「…ありがと。でも…ごめん。」
「あ…はは…そっか、時間とらせちゃって、…ごめんねっ」
「…ううん。」
「う…うわあああああぁぁぁぁぁん!!!!」
「…はぁ…こうなるから、告白なんて…されたくないんだよ」
-…そっか。夏樹くんは、告白されたくないんだ
「はぁ…ん?…|美冬《みふゆ》!!偶然だな、こんなところで」
「!?えっあっ、ぐーぜん…だね」
「何しに来たの?」
「…まぁ………はい、…友チョコだよっ…」
「え。ありがとう。渡しに来てくれたんだ」
「うん。感想もらいたくて。手作り。」
「えまーじで?美味そうじゃん」
「うんそれじゃあねばいばいまた明日」
「あっえ?感想もらいにきたんじゃないn」
「明日でいいよぉぉぉぉぉ!!!!」
--- -*🍫*- ---
「おはよう美冬。チョコ|美味《うま》かった。ありがとう」
「あ。おはよう。よかった。」
「美冬は料理上手いな。」
「え、そんなことないよ〜」
--- -*🍫*- ---
「うわあああああぁぁぁぁぁフラれたぁぁああああああ!!!!!!!!」
「ちょ、春海うるさい」
「てことで!!恋バナを!!!するぞ!!!!お泊まり会だぁぁぁぁ!!!!!!」
「わぁ、お泊まり会…初めて…お母さんに聞かなきゃ」
「てか|強制参加《きょうせいさんか》!明日午後5時|私《わたし》ん|家《ち》集合!」
--- -*🍫*- ---
「でさぁ!二人はだれが好きなの!?」
「……絶対、言わない?」
「誰誰!?言わないてか言えない!!」
「夏樹くん」
「え」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!あっフラれたんだわううううううううぅぅぅぅ」
「ちょ、大丈夫!?…それで、美冬ちゃんは?」
「えっへへ。いないわー。」
「えっ嘘〜。美冬には|遥季《はるき》がお似合いだよー。」
「遥季って彼女いるよ」
「あ、わかった美冬!」
「ちげーよ|実季《みき》だよ」
「あっ、たしかに!かなり仲いいと思ってたんだよね〜」
「遥季くんから告白したらしいよ?」
「おー!!てかさ、|千秋《ちあき》を応援するっきゃなくね!?」
「…じゃあ、こういうのはどう?」
--- -*🍫*- ---
たくさん話しかける
夏樹の好きなサッカーの試合を見て好みの話題を考える
学園の食堂に誘って同じメニューを頼む
常に視界に入る
近くで友達と喋って声を覚えてもらう
--- -*🍫*- ---
どれも-
私が、夏樹くんにしようとしてたこと
なんだけど、
なぁ…
--- -*🍫*- ---
「あ、美冬ちゃん!えへへ、今度ふたりでカラオケに行く約束しちゃった!」
「…良かったじゃん」
「どんな曲歌えばいいと思う?」
「ええと、こういうドゥエットで-」
--- -*🍫*- ---
うわ…もう夜。やっぱり冬って日が沈むの早い…。
「ああ、良かった。もうすぐで千秋が夏樹くんと付き合えそうで。」
「…ねぇ。どうして、美冬ちゃんは私と夏樹くんのキューピッドになってくれるの?」
「…それは、なんで聞くの?」
「だって。美冬ちゃんは、夏樹くんのことが好きなんでしょ?」
「なんのこと?私は別に、好きってわけじゃ」
「じゃあ、なんで告白しようとしてたのかな?」
「…!!見てたの…!?」
「春海ちゃんが告白しているのを見て…チョコは渡せたけど、告白できなかった。…そうでしょ?」
「…そう。でもね、私、最低なの。春海がフラれて…<『ざまあみろ』って、思っちゃったの。だから…せめて、千秋は、応援しようって。私は、いざというとき、動けないから」
「…いざというときじゃ、なかったら?」
「え…」
「いざというときに動けなくたって、いつも積極的で、こんな…引っ込み思案な私でも仲良くしてくれる美冬ちゃんは、…とっても、すごいよ」
「…ありがと、千秋…でも、告白できなきゃ、意味ないよね…」
「そんなことはねーぞ、千秋。」
「「!?夏樹くん!?」」
「はー。春海に呼ばれて来てみれば…二人で恋バナ、美冬はうじうじ…」
「いいいいいいいいいつからいたの夏樹くぅぅうぅっぅん??????」
「最初から」
「んんニヤニヤしてるううううううううう!!!????」
「千秋!ど、どうした!?」
「やばい好きバレしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!」
「あっ。ちょっと、千秋…」
「待って、美冬!」
「…っ!?え」
「その、おかえし。まだ、渡せてないから」
「あ…ありがとう。」
「「………………」」」
「…で、どうなの?」
「どうって、まさか」
「夏樹くんが、私のこと、好きって、思っているのかどうかってこと!!!」
「……正直、千秋はかわいい。」
「…そうだね。千秋かわいいよね」
「でも!俺は…美冬が、俺の事好きって言ってくれてたのを聞いて、…すごく、嬉しかった」
「え…それって」
「答えはYESだ」
「あ…やったぁ。…いいの?こんな私でも
「あー、正直、自分のことをダメだと言うところは好きじゃないな」
「…うん」
「美冬は、もうすでに、十分…ううん。一億分すてきなのにな。」
「ありがとう…!!!」
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「と、いうわけで、結果的に、私達、千秋と春海は二人のキューピッドになったわけですが、一体、私達の恋はどうなるんだろうね!?」
初・デビュー作品となりました。
はじめまして。みんとです。
これからたまーーーーーに投稿していくつもりです。
こんなに短くてド素人の小説、読んでくださりありがとうございました。
これからよろしくお願いします!!!