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雪解け 1
めめだて 。
一部描写あり 。
宮舘side
(ズサッ
「 いった 、 」
深澤「 えっ 、 舘さん !? 」
深澤「 ちょ 、 え 、 大丈夫!? 」
「 ん 、 ちょっと転んだだけ 、 」
深澤「 えぇ … ? 」
深澤「 めっちゃずさって 音したけどね!? 」
「 … あ 、 血出てる 、 」
深澤「 え 、 どどどどーしよ 、 」
深澤「 あ 、 楽屋にハンカチとか 絆創膏とか忘れちゃった! 」
深澤「 俺とってくる? 」
「 んー 、 いや … 」
深澤「 おっけい とってくる!! 」(ダッシュ
人の話を聞かないで 、 ふっかは廊下をダッシュ 。
俺は そうっと立ちあがろうとした 。
その瞬間 、 右足首に鋭い痛みが走った 。
「 ッ 、 捻っちゃった 、 ? 」
多分捻挫だろう 。
それでもかなり痛くて 、 立ち上がれない 。
このまま 座り込んでいると 流石に邪魔になる 。
どうしようかと悩んでいると 。
??「 え 、 先輩 … ? 」
「 … あ 、 」
名前は 、 まだ知らない 。
多分 、 最近入ったのかな 、
俺は 自分で言うのもなんだけど 名前は覚えるタイプだし 。
申し訳ないなぁ … 。
一応 デビューしてないとはいえ 俺先輩だし 。
「 あ 、 えっと 」
「 ごめんね 、 邪魔だよね 」
??「 いえ 、 あの … どうされたんですか 、 」
「 んー 、 ちょっと足捻っちゃった 笑 」
「 すぐ治ると思うから 大丈夫 」
??「 でも 、 立てないんですよね 」
「 痛いっていうのもあるけど … 膝 、 ちょっと擦りむいちゃったから 」
「 血 垂らしちゃうと良くないから 」
「 メンバーのこと 待ってる 」
??「 … 俺 、 絆創膏持ってるんですけど 」
??「 冷やす道具とかも 、 多分 」
「 そうなの ? 」
??「 先輩が嫌じゃなければ … 俺 、 手当しますか? 」
そして休憩室に 行って 、 手当をしてもらうことに 。
名前知らないから 気まずいな 。
「 ごめんね 、 後輩にこんな … 」
??「 いえ 、 大丈夫です 」
??「 できました 」
「 ありがとう 、 」
深澤「 おーい ? 舘さーん? 」
「 あ 、 呼んでる 」
??「 じゃあ 俺はこれで 」
その後輩は 、 さっさと行ってしまった 。
「 ふっかー 、 こっちー … 」
深澤「 あいた!! 」
深澤「 って手当してあるじゃん!? 」
「 なんか 、 さっき後輩が … 」
深澤「 へー 、 名前は? 」
「 それがわかんなくて … 」
深澤「 え!? 」
「 多分 入ったばっかりなのかも … ? 」
その時は 、 親切だなぁくらいにしか 感じていなかった 。
しばらくして 、 SnowManに 3人加入させる 、 ということを知らされた 。
「 … え? 」
岩本「 … 」
深澤「 俺 、 ビミョーかも … 」
佐久間「 俺は いいよー!! 」
阿部「 でもこれで 俺らデビューできたら 、 」
渡辺「 どーすんだよ 」
「 デビュー 、 したいもんね … 」
岩本「 どーする? 」
渡辺「 俺はなんでも 」
深澤「 俺も 楽しくなれば どっちでも 」
阿部「 俺賛成 」
佐久間「 佐久間も賛成です!! 」
深澤「 舘さんは? 」
「 … いいんじゃない? 」
そして迎えた 対面 。
??「 … 失礼します 」
?「 失礼します! 」
???「 失礼します 」
入ってきたのは 、 いつかどこかで見た 後輩 と 、 関西混じりの後輩 、 そして背の高い後輩 。
「 ぇっ 、 」
渡辺「 なに? どうかした? 」(コソッ
「 ううん 、 なんでもない 」(コソッ
岩本「 SnowManのリーダー 、 岩本照です 」
深澤「 深澤辰哉でーす 」
阿部「 阿部亮平です 」
佐久間「 佐久間大介でーす! 」
渡辺「 渡辺翔太 」
「 宮舘涼太 、 です 」
?「 向井康二です! 」
向井「 もともと 関西ジュニアで 、 奈良出身です! 」
???「 ラウールです ! 」
ラウ「 よろしくお願いします 」
??「 … 目黒蓮 、 です 」
目黒「 よろしくお願いします 」
前に 、 ケガを手当てしてくれた後輩だと 、 すぐに気づいた 。
「 … 目黒 、 ね … 」
深澤「 舘さん? 」
「 ん ? 」
深澤「 どしたの? 」
「 … 前手当してくれた後輩 、 」
深澤「 え”ぇ !? 」
深澤「 どれ!? 」
「 … 目黒 、 蓮って子 」
深澤「 えー!!! 」
深澤「 やば!! 」
深澤「 で 、 なんでそんな小声なの? 」
佐久間「 なんでやんすか!! 」
メンバーに話すと 、 めっちゃ驚いた顔をされた 。
阿部「 そもそも 舘さんって転ぶんだ … 」
佐久間「 気付けなかったんだけど!? 」
佐久間「 言ってくれでやんすよ!! 」
「 ごめんごめん 」
岩本「 で 、 なんでそんな 言わなかったの? 」
「 … 俺 、 目黒って子 気になってる 、 かも 」
岩本「 は!? 」
深澤「 どぇえ!?!? 」
阿部「 え!!? 」
佐久間「 えええ!? 」
渡辺「 はぁ!? 」
「 う 、 うるさいよ 」
渡辺「 なんでまた … 」
「 、 」
深澤「 え 、 え … 」
「 おはよう 、 って え 」
目黒「 っあ 、 先輩 、 」
目黒「 おはようございます 」
「 おはよう 、 」
「 あ 、 目黒って 前 、 俺の手当してくれた子 、 だよね 」
目黒「 はい 、 そうです 」
目黒「 ご無沙汰してます 」
「 うん 、 早いね 」
目黒「 先輩より遅いのは 失礼かなって思ったんで 」
「 そっか 」
目黒「 じゃあ 、 お手洗い行くんで 、 失礼します 」
少しそっけないような気がして 、 俺は1人首を傾げた 。
それからも 、 目黒は毎日朝早く来た 。
「 おはよう 」
目黒「 … おはようございます 」
岩本「 じゃあ 、 ダンスの練習 」
岩本「 ペアとかでやるやつあるんだけど … 」
岩本「 どうする? 」
深澤「 えーでも 一つはトリオでしょ? 」
ラウ「 俺 トリオがいい 〜 !! 」
向井「 あぁ俺もぉ!! 」
康二とラウールは 、 グループにもすぐ馴染み 、 俺らにもすぐ話しかけてくる 。
岩本「 じゃあ 俺が そこ入るわ 」
深澤「 じゃあ 俺 阿部ちゃんとー! 」
阿部「 は〜い 」
佐久間「 じゃあ 翔太で! 」
渡辺「 じゃあってなんだよ じゃあって 、 なんだよ 」
「 … じゃあ 、 目黒 … ? 」
目黒「 よろしくお願いします 」
そしてそれぞれ練習タイム 。
体をくねらせたり捻ったりする 、 難しい所 。
ふと 目黒の方を見ると 、 やっぱり難しいのか 変な表情を浮かべている 。
「 目黒 、 どこわかんない? 」
目黒「 あ 、 えっと 、 ひねる所です 」
「 やっぱそうだよね 、 じゃあちょっと手触るね 」
教えるためだと 自分の脳みそに言い聞かせ 、 そっと手に触れて動かした 。
目黒は 驚いたように 少しびくっとすると 、 強張った顔で 俺の話を聞いていた 。
「 どう かな 」
「 やってみて 」
目黒「 … こうですか? 」
「 うん 、 めっちゃ良くなったと思う 」
「 一回休憩する? 」
目黒「 はい 」
もうちょっと仲良くなりたいな 、 って思って 雑談をすることに 。
実は 、 メンバーに いろいろ相談してたんだよね 。
「 目黒って好きなものあるの? 」
目黒「 肉とか 、 好きです 」
「 いいじゃん 」
「 甘いものとかは? 」
目黒「 めっちゃ好きです 」
「 俺もだよ 、 今度よかったら 一緒に食べに行かない? 」
「 おすすめのケーキ屋さんあるんだよね 」
照に勧められて 食べてみたケーキ屋さん 。
めっちゃ美味しかった 。
目黒「 じゃあ 、 行きます 」
「 よかった 、 嬉しいな 」
目黒「 先輩って 、 好きな人いるんですか 」
「 えっ 、 」
「 いない 、 かな 」
いきなりの質問に動揺し 、 誤魔化した 。
目黒「 じゃ 、 じゃあ 、 気になる人とか 、って 」
「 いない 、 な 」
「 目黒は? 」
嘘をついてしまった申し訳なさに 、 慌てて話を振った 。
目黒「 … 俺も 、 いないです 」
自分は いないって言ったくせに 、 好きな相手から言われた一言が 、 心に刺さった 。
「 … そっか 、 」
そして約束の日 。
「 お待たせ 」
お互いのオフの日に 、 待ち合わせして行くことになった 。
目黒「 おはようございます 」
「 ここ 、 美味しいでしょ? 」
目黒「 はい 、 モンブラン美味しいです 」
「 ふふ 、 喜んでもらえたなら嬉しいな 」
俺が微笑むと 、 目黒の顔が赤くなった 。
体調でも悪いのかなと首を傾げてみると 、 目を見開いたかと思うと ケーキに鼻がつきそうなくらいに うつむいた 。
「 え 、 体調悪い? 」
目黒「 … いえ 、 大丈夫です 」
目黒「 美味しくて 」
「 そう … ? 」
「 じゃあさ 、 近くの公園 、 行かない? 」
「 星 、 見えると思うんだ 」
目黒「 めっちゃ見えますね 」
「 でしょ? 」
目黒は 、 しばらく空を見上げていた 。
俺は 、 ふと 、 口を開いた 。
「 … 好き 」
口に出してからハッとした 。
伝えるつもりなんかなかった 、 一言 。
目黒「 … え 」
目黒は 、 びっくりした顔でこちらを見つめた 。
「 … っあ 、 ご 、 ごめん 」(ポロ
なぜか 悲しくなってきて 、 溢れた涙を慌てて 拭った 。
目黒「 … ご 、 ごめんなさい 、 」
目黒から言われた 、 『ごめんなさい』 。
告白でのごめんなさい 、 つまりは …
完全に 、 失恋 。
そう認識した途端 、 気付けば走り出していた 。
ぽろっと口に出してしまった恥ずかしさ 、 振られた悲しさ 。
いろんなものが入り混じって 、 涙がぼろぼろと溢れた 。
「 っ 、 … 」(ボロボロ
目黒「 え 、 ちょっ 、 先輩 … !? 」
気づいたら 、 いたのは真っ暗な裏路地 。
夜だし 、 街頭もなくて 月の明かりを頼りにふらふらと歩く 。
スマホも多分だけど 公園に忘れてしまったし 、 時計も持ってない 。
「 … 今 、 何時だろ … 」
そう呟いた瞬間 、 朝にネットニュースで見た不審者が増えている 、 という文字を思い出した 。
「 … 怖 … 早く帰ろ 、 」
モブ「 あれ? そんな所で何してんの 、 お兄ちゃん 」
モブ2「 イケメンじゃん 、 あんた 」
モブ「 こっちこない? 」
「 え 、 ちょ 、 俺帰るので 、 」
モブ「 いいから来なよ 」(ガッ
「 や 、 ちょ 、 ! 」
そして 裏路地のゴミ箱で影になっているところに 連れ込まれた 。
男は2人 。
モブ「 ムチムチしてるね 、 いい体 」
モブ2「 いいね 」
そして 、 首筋に温かいものが触れる 。
気持ち悪くて 、 怖い 。
「 ちょ 、 」
モブ「 鎖骨も綺麗だね 」(ペロッ
鎖骨を舐められた瞬間 、 変な声が出る 。
声を抑えようと したけど 、 間に合わない 。
「 んッ 、 !? 」
モブ2「 いい声してるね 」
気づけば 上半身裸で 、 いろんなところを舐められていた 。
「 や 、 だ … っやめ 、 ! 」
モブ「 うっさいなぁ 」
そして 乳首を強く噛まれた 。
「 ぅ”っ 、 !? 」
声を抑えようとして ずっと噛んでいた唇は 、 血の味がした 。
モブ「 うわー 、 そそるわぁ 」
「 やめ 、 っ … きもち 、 わるい … 」
モブ2「 ねぇねぇ 、 好きな人いるの? 」
「 っ 、 あ 、 」
図星を刺され 、 黙るしかなくなる 。
モブ「 へぇ 、 じゃあ そいつにやられてるって思えば? 笑 」
モブ2「 わかんねぇよ? 俺らかも 笑 」
その途端 、 体が熱くなった 。
目黒は 、 絶対にこんなことしない 。
目黒は 、 そういう人じゃない 。
わかっているのに 、 体は反応してしまっている 。
そんな自分が気持ち悪くて 仕方なかった 。
「 ん 、 ぅ … っ 、 」
モブ「 もう下いこうぜ 」
モブ2「 あぁ 」
「 やだ 、 ぁっ 、 」
モブ「 もう俺らのだよなぁ 、 お前 」
「 ち 、 が … っ 、 」
「 め 、 ぐろ … たすけ 、 っ … 」(ボロボロ
モブ2「 それが好きな人? 」
モブ「 でももう 俺らのになるしね 」
そう俺のズボンを脱がせようとする 。
俺ができるのは 、 抵抗とも呼べないような 弱々しい動きだけ 。
モブ「 反応いいね 」
モブ2「 腹筋とかどーだろ 」(スーッ
「 ッひ 、 ぅ … !? 」
「 や だ 、 ぁ”ッ 、 」
目黒「 誰がお前のものなんだよ 、 クソ野郎が 」
そこには 、 紛れもなく 俺の好きな人が立っていた 。
「 … め 、 ぐろ 、 ? 」
モブ「 だ 、 誰だよお前っ!! 」
目黒「 うっせぇんだよ 、 消えろ 」(ガッ
目黒は 、 男の1人に膝蹴りを入れると 、 もう1人の股間 、 の部分に ドロップキックを入れた 。
男たちは 俺の方に駆け寄り 、 俺を捕まえようとした 。
「 っひ 、 」
もう体力も精神も 何も残ってなくて 、 抵抗なんかできなかった 。
目黒「 … あんま触ってっと殺すけど 」
モブ「 う 、 うるせえ!! 」
「 っう 、 」
モブ2「 おいお前!! お前は俺らのもんだよな!? 」
「 … 」
もう首を振る力すら残ってない 。
目黒「 違うって顔が言ってんだよ 、 黙れお前ら 」
目黒は 、 本気で怒っているのか口調がだいぶ違う 。
モブ2「 うぁああああ!! 」
モブ「 に 、 逃げろ !! 」
喚いているモブたちは 、 俺を放り投げると 逃げ出した 。
俺は地面に叩きつけられた 。
背中や足が じんじんと痛む 。
夜風が寒くて 、 舐められたところは生温かくて 、 気持ち悪くて仕方なかった 。
目黒「 宮舘先輩ッ 、 大丈夫ですか!? 」
「 め 、 … ぐ 、 」(ドサッ
声すら出せなくて 、 涙が滲んできた 。
そして 、 座り込んでいた俺は 、 地面に倒れた 。
目黒「 先輩!! 」
「 … めぐ 、 ろ … 」
俺は 、 もうぼろぼろだった 。
あいつらの乱暴で あざもできて 、 上半身はあいつらの唾液で ぐちょぐちょだった 。
「 … 」
目黒「 ごめんなさい 、 先輩 … 」
「 ち 、 がう … 」
目黒「 何されたんですか 」
「 … っ 、 」
目黒「 唇 、 血めっちゃ出てます 」
目黒「 殴られたんですか 」
「 違 、 … じぶんで 、 かんでた … と 、 おもう 、 」
目黒「 他は? 」
「 … 」
「 ぬるぬる 、 … 」
それだけで察してくれたのか 、 タオルを取り出して 俺の体を拭いてくれた 。
そして 、 いつの日かと同じように 、 絆創膏を俺の膝に貼った 。
目黒「 膝も 、 血出てました 」
「 ごめ 、 ん … 」
目黒「 ごめんなさい 、 守ってあげられなくて 」
「 … 」
目黒は 、 俺の着ていた服を手繰り寄せると 、 着せてくれた 。
さらに目黒が来ていた上着も かけてくれる 。
そして 、 俺のスマホを差し出してくれた 。
画面を見ても 、 壊れてない 。
「 … お 、 れ … 」
目黒「 どうしました? 」
「 っこわか 、 った … っ 」(ポロポロ
「 もう 、 む 、 りかも 、 って 、 … 」(ポロポロ
目黒「 もう大丈夫です 、 」
目黒「 これからは 、 俺が守るので 」
「 … 来てくれたの 、 」
目黒「 ん? 」
「 … どうして 」
目黒「 助けたかったんです 」
「 … なんで 」
目黒「 愛してるからです 」
「 … へ 、 」
「 え 、 でも 、 え 、 」
目黒「 あれは 、 先輩がいないっていうから 、」
「 え 、 」
目黒「 俺と付き合ってください 」
「 … 、 え 、 」
目黒「 … 舘さん 」
「 っ 、 あ 、 」
「 … いい 、 の … ? 」
目黒「 え? 」
「 … こんな 、 」
目黒「 こんな俺とか 言わないでください 」
目黒「 で 、 どうなんですか 」
「 … 俺も 、 好きだよ 」
「 あいつらに襲われてる間 、 俺目黒助けてって言ったんだよ 」
「 … 気持ち悪かったから 」
目黒「 … そっか 」
目黒「 嬉しいです 」
目黒はそう笑って 俺の頭をくしゃくしゃと撫でた 。
目黒「 いきましょうか 」
目黒「 楽屋で 、 メンバー待ってるんで 」
目黒「 報告ついでに 、 行きません? 」
「 、 わかった … けど 」
目黒「 ? 」
(チュ
目黒「 へ 」
目黒「 え 、 えっ !? 」
目黒「 せッ 、 先輩 … !? 」
「 唇は 、 もうちょっと先ね 」
「 あと 、 『先輩』じゃないので 呼んで 」
「 ほら目黒 、 行こ? 」
目黒「 え 、 え … 」
「 行かないの? 」
目黒「 … じゃあ 、 俺あいつらの上書きしたい 」
目黒「 なにされたんですか 」
「 … 舐められた 」
目黒「 じゃあ 、 」
「 だーめ 、 俺まだ怖いから 」
「 好きなひと 、 拒否したくない 」
「 それに 、 目黒まだ21でしょ ? 」
目黒「 … わかりました 」
目黒「 待っててください 、 上書きできる男になるまで 」
「 ふふっ 、 待ってるね 」(ギュ
目黒「 恋人繋ぎ 、 慣れてます? 」
「 んーん 、 はじめてだよ 」
in楽屋
「 しつれ 、 」
岩本「 宮ちゃん無事!? 」
深澤「 舘さん大丈夫!? 」
ラウ「 舘さん先輩ー!! 」
阿部「 舘さん!! 」
佐久間「 涼太 無事かぁ!? 」
向井「 舘さん先輩 大丈夫ゥ!? 」
渡辺「 怪我は!! 」
「 な 、 ない 、 です … 」
岩本「 よしこっち 、 目黒と一緒にここ座って 」
「 わ 、 わかった … 」
「 … め 、 目黒 、 なんでみんな 、 」
目黒「 俺が連絡したの 」
目黒「 もし俺が 舘さん 見つけられなかったら嫌だから 、 メンバーにも連絡して 」
「 … 」
目黒「 話してくれる? 」
「 ん 、 」
目黒「 メンバーは いたほうがいい? 」
「 どっちでも 、 」
「 目黒のとこから走って 、 」
「 気付いたら裏路地に いたの 」
「 そしたら 、 あいつらが出てきて 、 」
「 … 服脱がされて 、 … 上半身 、 舐められて 、 」
「 … そしたら 、 目黒が 、 きて … っ 、 」
目黒「 よく話せたね 、 頑張った 」(ワシャワシャ
「 … 」(ガタガタ
渡辺「 きっしょ 、 」
岩本「 今そんなやついるんだね 」
深澤「 あれ 、 舘さん唇 … 」
「 声抑えるので 、 噛んでて … 」
ラウ「 大丈夫 … ? 」
「 なんとか 、 笑 」
阿部「 とりあえず 、 ソファ寝っ転がる? 」
佐久間「 佐久間と遊ぶ? 」
深澤「 それはないだろ! わら 」
向井「 あったかいお茶あるよ? 」
目黒「 で 、 俺と舘さんがくっついたの 」
岩本「 おめでとう 」
深澤「 いやー長かった! 」
ラウ「 やっとだ〜 」
向井「 焦ったいんや!! 」
阿部「 おめでと〜! 」
佐久間「 お幸せに! 」
渡辺「 やっとだな 、 おめでと 」
「 … やっとって 、 ? 」
渡辺「 もうとっくにみんな 気付いてたよ 」
「 … 恥ずかし 、 」
目黒「 舘さーん? 」
目黒「 だーてーさーん 」
目黒「 起きないとちゅーするよ ? 」
目黒「 りょーたくーん? 」
目黒「 んもー … 」
目黒「 … 」(チュッ
目黒「 服脱がせるぞー ? 」
「 ん 、 … 」
目黒「 あ 、 やっと起きた! 」
「 うわっ 、 さむ … 」
目黒「 あーごめん 、 なかなか起きないから 笑 」
「 ひど 笑 」
目黒「 おはよ 」
「 おはよう 」
目黒「 なんか途中うなされてたけど 」
目黒「 なんか晴れ晴れしてるね 、 いい夢みたの? 」
「 んー 、 俺が襲われたやつ 」
目黒「 あー 、 記念日の話? 」
「 そーだよ 」
目黒「 今日ちょうど記念日だね 、 もう5年前なんだ 」
「 早いねぇ 」
目黒「 あれからデビューもして 今年5周年だし 、 別れることなくここまできました 」
「 あはは 笑 」
目黒「 今ではもう 上書き以上のコト できるようになったし 、 ね? 」
「 そうだね 笑 」
目黒「 じゃあそれはいい夢だ! 」
「 今日は どうする? レストランでも行く? 」
目黒「 舘さんの手料理がいい! 」
「 OK 、 じゃあ買い出し一緒に行こ? 」
目黒「 はーい 」
長いね(
めめside 書こうかと思ったんだけど 長いから かけそうだったら書くかも(