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#7.
「……疲れた」
今日はいつも以上に疲れた気がする
「…もうすぐで本番だ…気を抜かないようにしなければ…」
「失敗しないように…」
「……もう一度…台本を確認しとくか…」
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「……だめだ…集中できん…」
「なんでだ…」
「ッ…はぁ…」
いつもはもっと役に入り込めるのに
今日は調子が悪いのか……?
「…息抜きに…セカイに行くか…」
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「…あれ…なんか雰囲気が…」
「……司くん?」
「…ッ?お前…ミク…なのか、?」
そこにはオレの見たことがない
灰色の髪、綺麗なオッドアイ…そして、白くて可愛らしい服を着たミクが立っていた
「…ミク…?」
「ッ…また…崩れてきちゃった…」
「……?…あっ…観覧車が…」
色のないセカイ
ボロボロになった観覧車やメリーゴーランド
いつもの明るさがない
なにもないセカイ
「……これが…オレの想い…?」
「………」
「…司くん、類くん達がこっちに来る」
「えッ?…」
「…いや、だ…追い返してくれないか…?」
「……うん、わかった」
「ごめんな、」
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類side
「…よし…装置の確認も終わり…」
「疲れたな……セカイに行って息抜きしようかな」
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「…え、?」
そこには見慣れていたはずのセカイはなく、
ボロボロになった遊園地が広がっていた
「なんでこんなことに…」
「!ミクくん?」
「あ……」
「なんでセカイがこんなことになっているんだい……?」
「まさか…司くんに何か…」
「ごめんね、」
「…ッ?」
「追い返してって、頼まれてるの」
「…そう、か…」
「……さよなら」
「でもどうか」
--- あの子を救ってあげて ---
「……あぁ」
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「……えむくん達に知らせないと…」
「…!?untitledが……消えてる、?」
「『セカイはまだ始まってすらいない』……」
「だめだ…いけなくなってる……」
--- あの子を救ってあげて ---
「………司くん…」