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愛していたいから(小説バージョン)
自分でもっ、書いてみたかったんですっ。
「今日も本当、嫌なことばっかりだったなぁ。」
誰にも聞かれないそんな言葉をこぼす。
私は文也モカ。
名前だけは可愛いよねと言われ続けて早数年。
なんの取り柄もない平均以下の少女だ。
もうすぐテストだからと勉強に励んでいたはずだが1ページ目から何も分からずただ天井を見上げていた。
教科書を開いても、辞書で調べても何も分からない。
まだ何も進んでいないのに疲れたと持っていた鉛筆とシャーペンを放り投げた。
両手に鉛筆とシャーペンを持っていたようなところも、馬鹿な理由の一つなのだろう。
なぜ両手に物を持って勉強しようとしているんだ。
テストや現実から逃げるためにスマホを覗き込んだ。
覗き込んだロック画面は真っ黒に時間と日につが書かれていただけで、そこには醜く腐ってしまったような、そんな私が映り込んでいた。
<こんな私だけど、私だから、もう一度愛してみたいから。格好つけて生きるのはやめよう。もう何度失敗したか、分からなくなっていたとしても。>
「《《どうせダメだ》》」
いつの日か誰かが言っていた言葉だ。
ふとした時に思い出す。
頭にこびりついて、離れなくて。
変わりたい。変われない。
変わりたい。「変われないよ。」
私って、なんだったっけ?
もう一度。
もう一回だけでいいから。
チャンスが欲しい。
なんて、ワガママなのかなぁ?
---
私は。
私はっ。
私を愛していたいから。
今日を生きるのはやめよう。
次はきっと大丈夫だから。
賢くて、可愛くて、誰からも愛されるような!
そんな人に、なれるよね?
だから、少しだけ、会えなくなるだけ。
スマホも、財布も、お気に入りのアクセサリーだって、おいて。
戸を開いて駆け出したんだ。
「また、ね」
と。
解説?
なんの取り柄もないただの少女 文也モカ
転生とか前世とか信じてるタイプ。
自殺って、地獄行きらしいですけどね。
今回この話を書いたのは、続きを思いついたからです。
書くかは分からないけど。
書いたらハッピーエンドかな。
バッドエンドもあるけどな。
じゃあ、またね〜。