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11話「幸せやぁ」
中編その2……だと思ったァ??後編なんd(((
小星「半殺しにしといたんであとは皆様の好きにしてください!」
小星side in街中
どうやら爆豪さんが苦戦しているのはただのヴぃらんではなく、ちょっと変わった奴らしくて…
爆豪「個性が上手く扱えなくて、暴走してンだ。」
つまり、その人はやりたくてやってる訳じゃない……だからやりずらいのかな?
小星「どんな個性なの?」
すると爆豪さんは目配せをした。
その方角を見ると……
円状に地震?のようなものが起きている。また、それだけでなく地面から針とか色々……とにかくとんでもない事になってる。
小星「まだこれ、円状だけだからまだ良かったかもしれないけど…」
爆豪「その円状の真ん中にいるンだ。」__「なるほど……」__
よく見ると、地震から逃げきれなくてまだ円状の中にいる人がいる。
小星「…まずは、巻き込まれた人方達の救出をしましょう。」
爆豪「だが地面からトゲやら色々飛んできたりてっから行けねぇんだ__ケッ__」
爆豪「それに、個性使ってるやつも焦りすぎてさっき俺を見た瞬間集中攻撃してきやがった」
小星「…あ、あの、一応作戦はあるんだけれども……」
恐る恐る問う。
小星「えっとぉ……まず、____。」
爆豪「アホだろ」
小星「でもっ!こ、これ以外なんにも思いつかないしっ……」
爆豪さんは顔をしかめたあと、
爆豪「はぁ、……チッ。行くぞ」
小星「!……う、うん!」
こうして、二人でなんとか助け出すことに挑戦する。
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作戦説明中
爆豪「俺が囮だァ……?」
ひえ
小星「え、えと!それでねっ!」
爆豪がまずおびき寄せて、注意を引く。
すると攻撃は爆豪に向かってする。
その隙に小星が素早く救出する。
救出後、そのまま爆豪は囮になってもらい
小星は個性を使ってる人を地面から離す。……
つまり、持ち上げる。
小星「じ、じゃあ!これの他になんかある……ます!?__汗汗__」
爆豪「ぅ……チッッッ」
小星(クソデカ舌打ち)
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爆豪さんは一直線で向かった。
バラバラに飛ばされてた地面から生えた棘は全て爆豪さんの方へとターゲットされている。
小星「今のうちに……!」
ずくに向かったが……思ったよりも地震が酷い。
小星「早く行かなきゃっ……!」
「うう……」
小星「だ、大丈夫だよ……捕まって……、!」
少しずつ、少しずつだけど人をなんとか助けることができた。
そして、その人たちを円の外に避難させてまた助けて避難させての繰り返し。
気づけば往復5回目だった。
所々で破片とやらにぶつかってしまったからか。自分の体の所々から黄色い液体が流れる。
小星(てか、自分の血って爆豪さんとは異なるんだ……)
爆豪をキャッチしたとき、赤い血を流していた。
小星「……そんなこと、考えてる場合じゃないか」
今だって。爆豪さんが頑張ってくれてるんだから。
そして、また自ら危険な場所へと行った。
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全員、救出完了……!爆豪さんを休憩させなきゃ……!
小星「爆豪さん!真ん中の人以外救助完了しました!」
爆豪「じゃあ……さっさと行きやがれッッッ!」
えーー体力おばけじゃん
小星「ざっと3、4時間くらいぶっ通しなんだけど……ま、本人がそういうならいっか。」
不思議と自分も疲れてないし
そいして、また地震がひどい場所へと入る。
真ん中へ近づけば近づくほど強さは増す。
__「お、俺は……こんなことしたくない……!捕まりたくない……!!」__
誰かが叫んでいる声が聞こえた。
急いでその場所へと進むと
「俺は……違う……!近づくんじゃねぇ……!」
遠目に見える爆豪に向けて放ってる言葉。自分には気づいてないらしい。
小星「……大丈夫、」
|閃光《バースト》
ガシッ
「?!」
あとは、地面から足を離すことが出来ればいいけど……めちゃめちゃ揺れすぎ!
でも、なんとか持ち上げて地震をやまそうとする。
「や、やめろッッッ!」
混乱してるのか、めっちゃ暴れる。
地面から足が離れた影響か、棘は飛ばす落ちていき、段々と周りは落ち着きを覚えるが…
その原因の本人は全く落ち着かない、
小星「ち、ちょ!もっと暴れたらガチで捕まるかもだよ、!まだ事情話せば良いかもしれないのにさ……!」
「だ、ッッッ……黙れ黙れ黙れ黙れェェェッッ!!!」
瞬間、誤って一瞬だけ地面に足をつけさせてしまった。
小星「……!!」
すぐにまた飛び上がり、地面から足を離す。
小星「…やっちまったわァ……」
何とか飛び上がり、爆豪さんの所へと行く
少し進むと、警察と何か話をしてる爆豪さんが見えた。
爆豪「…!小星ど、ぅ……」
自分の姿を見た途端、爆豪さんは顔を曇らせた。
小星「ち、ちょっと、……ミスっちゃった……」
笑顔のつもりだけどもしかしたら苦笑いになってるかも、まいっか……(?)
ちなみに暴走した人は疲れ果てたのか、気を失ってる。
その人を引き渡した途端、急に体に力が入らなくなった。
小星「疲れた…」
体が倒れかけた瞬間、爆豪さんが腕を掴んで体は完全に倒れはしなかった。
爆豪「お、お前ッ、……?!」
傷が痛むなぁ、と思いながら横腹を抑えようと思ったら大量の黄色い液体が手のひらに着いた。
小星「あ、そっか……だから体がだるいんだ……」
少しづつ思い出してきた。
自分は、人間ではなく星の子。……だけど、それと同時に暗黒竜でもある。
星の子要素も自分にはあるから|血《ヒカリ》を、出しすぎるとヤバいんだっけ、
そして、この感じの傷……過去には劣るけど重症を負った傷に似てる。
小星「横腹えぐれてらぁ、__ゴプッ__」
口からも溢れる溢れる
瞬間、思い出す。
小星「まいったわ、まじでまた転生地獄は嫌なんすけど???」
爆豪「ま、また?……ハァァァァァァ…お前な……」
小星「お!キタキタクソデカため息1本頂いちゃいましたァ☆」
とか言ってるけど正直辛い
爆豪「無理すんじゃねェって。」
途端、姫抱っこをする。うん、そう、これは自分が重症だからやってる行動。そうそう勘違いはしてない
小星「あー悪いねぇ、こんなんじゃぽっきり逝っちゃいそうだから助かる」
爆豪「……火があるとこ行くぞ。」__「ハーイ」__
そう言うと爆豪は爆破で飛んで行った。
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数時間後(夜)
小星「つっっっっかれた」
あの後、なんとか応急措置(火に触れてエナジー補給)をして、なんとか光を補給&止めることが出来て、
ちっさい傷はその時塞がったけどそうじゃない傷はほうたいを巻いて……
また病院送りで……
A組の皆が来て大泣きで大泣きで…………
小星「運良くすぐ退院出来てよかったけどねぇ」
__何処ぞの医者「いやあの傷を数時間で治す方がえぐいぞ」__
そういや爆豪に退院のことと耐えたら来て欲しいところがあるって言うから来てみたけど……
小星「べりーべりーちょべりんぐ綺麗な湖」
夜だから余計街灯に反射する光とか、綺麗
人通りも少なくて風も心地よい。
柵越しに湖を眺めていると
爆豪「早ッ」
爆豪が来た。
小星「えへへ、早いでしょ。__ニヤニヤ__」
爆豪「お、おう…………」
なんか、爆豪らしくない反応で。
小星「???」
爆豪はゆっくりと近づいてきて、隣に立つ。
そして一緒に湖を眺める。
小星(なんだろこの空気)
爆豪はずっとそわそわしてるけど、なんか声掛けた方がいいかな
小星「……綺麗だな、」
ぼそっとそんな言葉が漏れる
爆豪「なぁ、お前って星の子なんだろ?」
とつぜん、あたりまえ体操な質問をしてきて
小星「うぇ?え、あ、うん、」
ちょっとつっかかる。__はずー__
爆豪「……寿命とかってあるか?」
あ、確かに。
今思えば自分って生後5年くらいだし。
人間は80とか超えるって言ってたし……
そもそも寿命の概念ってあるのかも不思議。
小星「多分無いんじゃね?」
爆豪「ふーん。……」
聞いといてなんだいそれは
爆豪らしくてええけどね
爆豪「………………ン。」
突然、爆豪は顔をこちらに向けず小さい箱を持った手を、こっちに差し出してきた。
小星「何?この箱……くれるの?」
爆豪は小さく頷く。
小星(そんな照れくさそうにしなくてもいいにさ、今更ねぇ。)
そしてその箱を開ける。
小星「アホーーーーー!」
爆豪「?!?!」
驚きすぎて爆豪は後ずさり。
小星「な、なんだよ急にさ!まじで!こんな方法なん?!えぐいって!」
爆豪「小h……「まじで……」
小星「ほんとにさ……いいのこれでさ?」
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no side
小星「ほんとにさ……いいのこれでさ?」
小星の瞳にはぼんやりと涙が浮かんでいるのがわかる。
爆豪「ハァァァァァァ……じゃなかったらこんな事しねぇって。」
爆豪「あー……こうあうの、多分俺向いてねェんだと思うけどよ……鈍感なテメェの為に言ってやるよ。」
--- 俺が老い死ぬまで隣に居ろ ---
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小星side
最近思ったんだけどさ、自分って光から生まれたじゃん。
んで人間って光から生まれないじゃん。
嗚呼後継者居ないわあははっていったら
「別にいいだろ」
ってさ、かっちょいいよねー。
今でもよく思うんよ。あれがプロポーズ?!って言われたらね(笑)
んま、じぶんはそんな勝己もすこすこのすこなんだけど。よきかなよきかな。
紫雪「いやー。こりゃ大ニュースになる予感しかしないって!」
勝己「俺たちの間で、な?」
紫雪「浮気したら隕石降らせっぞ〜」
勝己「そりゃこっちのセリフだアホ。」
__「いや勝己は隕石作れないでしょ」__
__「宇宙に行ってやんよ」__
__「あぁ目がガチだ」__
ズンズンズン
ズンズンズンズンズンズン
ズンズンズン
あれ、次って12話?
了解した