ふぁんがく日柿産キャラ過去　〜ルビア(デスゲーム世界）〜

私は、ルビア。 今一度過去を振り返ろうか。 --- 私は、「忌み子」と呼ばれていた。 親を殺して生まれてきたからだそうだ。 だからか、誰も友達になってくれなかった。 だから、彼女を信じ、《《作った》》。 名前を彼女は持っていなかった。 彼女は宝石が好きだそうで、 エメラルドから取ってエメラレスと名付けた。 エメラレスに名前は何かと聞かれた為、 無い、と答えたところ、ルビアと付けて頂いた。 月に一度、村の人達が私のところへやってきて、 お仕置き、と称して、暴行を加えられた。 ある時、お仕置きでやり過ぎて、 死んでしまった。 私は冥界…死後の世界にも行けず、 ずっと冥界と現世の間を彷徨っていた。 ずっとずっと…考えていた。 何故あの人達は私に暴行を加えるのだろう。 お仕置き、として、 なんで加えられなければいけないのだろう。 それは、村の人達が悪いのではないか。 ならば、私も皆に同じ思いを。 《《あの村からなる、全てに憎しみの連鎖を》》 そう、私は決めた。 そして、中途半端なこの場所から移動して、 エメラレスに会いに行った。 そして、エメラレスとその眷属と話をして、 《《`デスゲーム`》》の開催を決定した。 さぁ、もう少しで私の願いは叶う。 --- と、振り返っては見たが、 特に面白みの無い話だった。 こんなものを見にきて何が楽しいのか。 《《画面の向こうのあなた様。》》