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I Like It
作詞・作曲:Stray Kids
歌唱:Stray Kids
一応ヒョンジンメインの小説です。
超絶クズに描かれております。ご注意下さい。
僕たちは警察と泥棒みたいにお互いを追いかけられて、追いかける関係だろう?
髪が目にかかった。僕はその髪を耳にかけた後、また口を開いて君に話しかけた。
僕はスリルを味わいたいんだ。この感情は出来上がった薬品同士を混ぜて爆発させた化学反応みたいなもの。愛したり、愛さなかったり、無視したり、構ったり時によって対応を変えて欲しい。
僕は君と僕っていう関係に依存してるだけ。
君はそうじゃなくても、僕がそうなら問題はない。だから、私たちってどんな関係?なんて質問はこの関係にいらない。そんな顔をする君は見たくないから、やめてほしい。
あの髪が好きなだけで、今の君は好きじゃない。
あのままの関係でいいんだ。
恋人だとか愛人だとか、彼氏彼女だとか、僕たちのこの関係を定義つけようとはしないでくれ。
愛はないけど、君のことは好きだから。この気持ち、君なら分かるだろう?
君が越えたいなら越えればいいけど、僕はその度に後ろに下がる。僕はこの距離から動こうとはしないよ。
これ以上進めば傷も痕も増えるだけだろう?今のままだったら、傷も痕も増えることはないんだよ。
僕は恋人になる前のこの感覚が好きなんだ。
一線を越えるのは構わないけど、これ以上の関係を求めるのは悪手だよ。
「そうだよ。君のことは好きだけど、恋人になるのは面倒くさい」
僕は微笑んだ。
そして、その笑顔を見た君は笑ってくれはしなかったが、安心してそうな表情を浮かべた。
この関係が好き、君のことも好き。
これが好きなだけなんだ。ずっと、このままでいいじゃないか。
--- * ---
進展もない日々が好き。
君が求めているものとは違うんだ。理解して、消化して、諦めてくれない?
映画だって、ゲームだって、予告編が一番心が動かされるじゃないか。それと同じだよ。
「愛してる」なんて理由にならない理由で、ちょっとだけ足を踏み入れるフリをして進もうとする君に対して、僕は受け入れるフリをしているけど本心では申し訳ないけどいらないよと断るばかりだから、これ以上距離を縮めないでくれ。
真実はいつも深すぎることが多くて、追いきれないことばかり。この僕の心情もそれと同じだ。
君が一歩近づくなら、僕は二歩後ろに下がるよ。
駆け引きなんて要らない、そんな関係が楽しいんじゃないか。
この関係をまだ終わらせたくないから、僕は一つ下がるよ。この距離が永遠に続けば楽しく終われるだろう?
無理に恋人同士になんてならなくていい。僕と君という関係で居ようよ。
この関係が好き、君のことも好き。
これが好きなだけなんだ。ずっと、このままでいいじゃないか。
だから、僕達の関係なんてくだらなくて面倒くさい質問なんてしないでよ。
君が一歩近づいたかと思えば、いつの間にか僕達の間には一歩の差ができている。
早とちりして、僕たちの距離がこれ以上空いたら君も僕も悲しいから、永遠にこのままでいよう。
「その通り、言いたいことが分かった?永遠に大好きだよ」
彼女は安心したのか、僕に対して優しく微笑んだ。
ただ、愛し合うには満たないだけで。
恋人だとか愛人だとか、彼氏彼女だとか、僕たちのこの関係を定義つけようとはしないで。
愛はないけど、君のことは好きだから。
「この気持ち、君なら分かってくれると信じてたよ」
僕は、またゆっくりと微笑んだ。時間の流れがいつもより、緩やかなように感じた。
君のことが好きだ。でも君は愛していない。
君より、この関係のほうが好きだ。
この瞬間、一つ一つが限りないほど好きだ。最高に楽しいんだ。
僕はそれが好きなだけだ。
この遊びの関係が好きなだけだから。