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私のきれいな食事
※こちらはカニバリズム表現が含まれます。
私のご飯は決まって夜だけお肉が出る。
夜は毎日、どんな日であってもお肉が出る。
お父さんはお肉を仕入れたり食べやすくしたりする仕事をしている。
お母さんも美味しいって食べてる。
「ねぇお父さん、牛さんとか豚さんはなんで食べられちゃうの?」
少し考えたようにお父さんが言う。
「僕たちが生きていくためには、他のものを犠牲にして生きていかないとならないからだよ。」
お父さんは悲しそうな顔をして優しく教えてくれた。
次の日からのお肉はなんか変な味がした。
お母さんは普通に食べていたけど、私はいつもより味が変なような気がする。
「お父さん、今日のお肉なんか変…?」
「あ、あぁ、今日は味付けを間違えてしまって…」
「そっかぁ、」
そう言う時もあるよね!
また次の日、夜中に喉が渇いて起きてしまった。
リビングに飲み物を取りに行こうとしたら、お父さんとお母さんとお客さん?がお話ししていた。
「ーー?」
「ーーー、、!」
なんで話してるかはわからないけど、少ししたらお客さんが倒れていた。
私は急いで部屋に戻った。
音を立てないように、でも見つからないように。
私が食べていたお肉はなんだったの?