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満面の笑みが見たかった
「あはは!君ひとりぼっちこの闇に彷徨う。魂のよう」
「はあ?」
変な出会いが始まりました。。
コツンこつん手前の石を蹴りながら花音は洞窟を歩いて行った。
(もう、、誰もいないところで餓死でもなんでもしてやるよお、、)
花音はもうやだよーーと言いそうな顔のまま崖沿いを歩いていた。
(誰もいないよね。よし。)
花音が思い切って崖から落ちようとした時。
「あはは!君ひとりぼっちこの闇に彷徨う魂のよう」
と言う笑い声が聞こえた。
「はあ?なんですか、、?」
くるっと後ろを向くと緑色のフードを深く被った、狼みたいな、、変な奴がいた。
「は?誰?何?なんかよう?」
「もう!君かわいそうだなと思っただけさ!」
「うるさいなぁ。誰だよ」
その子は一瞬天井を見上げると
「ボクは魔術師のクロミスカ。よろしくね」
その子は少しためらいがちな笑顔を向けた。
さて今回はどうでしたか?クロミスカが出てきました。どんな結末になるのか楽しみにしていてください。