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異世界4
ザラちゃんではなく、ザラさんと呼ぶ設定にしました。一応令嬢なんで
by眠兎
「あれ?ザラさんまだ来てないのかな…」
俺は嫌な予感がしたが、待つことにした。
バンッ!
ドアが勢いよく開かれて、俺はびっくりしてとびあがった
「シ、ショータ様っ!ざ、ザラさまが、ザラ様が消えましたっ!!」
俺の嫌な予感は見事にあたった
「えっ…」
俺は図書館から駆け出した。俺はリビングらしきとこに来たら、緊急会議が行われてた。
俺はこっそり盗み聞きをした。そこで聞いたのは、ザラさんが魔王に連れ去られたのでは?、という話だった…
だけど、少しの可能性にかけて、俺は館の中を探し回った。各部屋を探し回り、廊下も、もう探せるところがないほど、探した。ただ、一つの場所を除いて、。俺はついにザラさんの部屋の前に来た。、ここにいるかもしれない。そう信じることにした。
ザラさんの部屋をそーと開けてみた、。
…部屋が荒れている。荒れているというより、荒らされた?床に散らばった、本棚の本。中にはビリビリに破られているのもあった。カーテンも外れていたし、…とにかく、全てがぐちゃぐちゃだった。
すると、突然窓から強い風が吹いてきた。
「うおっ」
突然の風に俺はびっくりした。さっきまでたしかに閉まっていた窓が空いていた。
すると、紙切れが1枚風に乗って飛んできた。紙にはなんか字が書いてあった。
「えっ、」
俺は急いで会議がひらかれている部屋に駆け込んだ。
「会議なんかしてる場合じゃない!ザラさんが、ザラさんが危ない!」
全員、一瞬だけ戸惑ったような表情をした。
「…そう、そうよね、会議してる場合じゃない、けど、どうすれば!」
この屋敷の奥様が答えた、
「っ!ショータさん、この国には、この国の公式?の護衛隊がいるの、私から、話しときます。明日の朝、ショータさんが、ザラを探しに行ってください、」
俺?…もしかして、1人で?護衛隊ってなんだ?強そう…
「護衛隊について行って欲しいの…でも、魔王は勇者しか倒せないのよ、私たちが下手に手出しをしても、殺されるだけ、」
俺は昨日の夢を思い出した。…もしかして、何かを表している?周りで倒れていたのは、護衛隊の人たち…?
でも、ザラさんを救うには、これしかない、もしこれが予言だったとしても、俺が未来を変える!そう、決心した。
…朝になった。もう少しでそろそろ護衛隊の人がつくはずだ。
ガチャ
「ショータ様、出発の準備を、」
「は、はい、わかりました」
俺は少し怖かった。これから何が待ち受けているのだろうか…。
俺はリュックを背負って部屋から出た。
リビングの方に行くと、5人のリーダーみたいな強そうな人と、後ろに何十人ものの兵がいた。
リーダーの、、一人一人特徴的(?)だった。
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1人目は、男の方で、金髪っぽくて、背が高い、すごい鎧を着てた。
2人目は、女の方で、深緑っぽい髪の色をしていて、一つに結んでいた。とても美人だった、
3人目も、女の方で、髪の毛は、白くて短かった。肩ぐらいのショートだろうか。戦闘服のようなものを着ていて、カッコよかった。
4人目は、男の方で、髪の毛は紺色っぽくて、少し長くて、1つに結んでいた。そして、眼鏡をかけていた。爽やかタイプの人だろうか、
5人目は、女の方(って言うか、女の子?)猫耳のようなものが生えていて、髪の毛は薄茶色で、ショートヘアーで、髪の毛がふわふわしていた、性格もふわふわしている感じの人では?服も可愛らしかった。強いのだろうか…?
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俺は沢山の兵を見て、すこし安心したような気がした、俺は1人じゃない、。
俺は家をあとにした…。