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夏だ!海だ!遊ぶのだ!! その5
前回は、
つつじ、桃花、綾芽、四葉、田菜、三葉、七葉(敬称略)
の四葉の関係者チームでお送りしました!
今回は、
莉南、澄玲、絵南、紅葉、楓、鈴、蘭(敬称略)
の双子チームでお送りします!
次回は、
菜乃花、梨羅、杏梨、さつき、紫桜、野薔薇、小鳥、椿(敬称略)
の菜乃花チームでお送りします!
--- 唯一双子じゃなくなった(わざとじゃない)澄玲視点 ---
りなえな姉妹。
すずらん姉妹。
もみかえ姉妹。
みんな、双子。
「なんでわたしだけ双子じゃないのーーーーっ!?」
と叫びたくなるのを抑え、道を歩いていく。菜乃花とかとも、もうはぐれてしまった。
よりによって、双子の中に1人…もう宿命だと思って黙っていよう。
「エナ、ほんとにここ?」
『ここだよ、玲歌!』
という声のところには、見覚えのある姿があった。
「あ、澄玲。どうしたの?」
「いや、海に来ててさ…」
『ここは通さないよ!』
「ちょっとエナ、なんでそんなこと言うの!?」
世界観ぶち壊し…
「え?」という絵南に、「いや、絵南のことじゃないから」と莉南が即突っ込む。確かに、表記が違うだけで言うだけでは同じだよなあ…
「と、とおさないからー」
「「すごい棒読み」」とすずらん姉妹が突っ込む。
「とにかく、通さない!」
**「冷風『ビックアイスブリザード』」**
冷たい竜巻が、まわりの木々を巻き込んで襲う、襲う、襲う。
双子組はみんな一致団結してるみたいだけど…わたしはどうすればいいんだろ…(困惑再放送)
「「共同技『双子の友情』!」」
「「共同技『双子の絆は最強』!」」
「「『楓と紅葉は表裏一体』!」」
「あっ…毒技『毒の花』!ごめん玲歌!」
水色とピンクの花の光。
毒の花。
緑と白のダイヤの光。
紅葉型の弾幕。
全部が一斉に、玲歌とエナを襲う。
バリアを貼る間もなく_____
**「うわああああ!?」**
「うぅぅ…わたし、主人公だよ?」
「しょうがないじゃん、だってもう敵担当は残ってないんだから」
「メタい…」
そう言って、はぐれたみんなを探すため、また歩き出した。早くこの仲間はずれ感を拭わなければ。