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優しいライオン
なんか学校の授業みたいなので書かなくちゃいけないからここで下書きぃ
来週中に完成させたいから、
直したほうがいい所教えて!あと題名も…(わがままですいません)
※小さい子向けです
ある森の中に動物たちが仲良く住んでいる小さな村がありました。
村のはずれの洞窟に住んでいる心優しいライオンさんは、大きな爪を持っているので村のみんなから怖がられていました。
ある日、ライオンさんは果物が食べたくなったので、村の果物屋さんに行くことにしました。
「リスさん、リスさん。果物をくださいな」
ライオンさんは果物屋さんのリスさんの家の扉をノックしました。
家の中からリスさんたちの声がします
「お母さん、怖いよぉ。」
「よしよし。もうすぐでライオンさんはいなくなるからね」
窓から家の様子を覗いてみると、リスさんたちは机の下にうずくまっていました
ライオンさんは隣の山へ木の実を探しに行くことにしました。
「随分と遅くなっちゃったな」
ライオンさんはお昼になるまで木の実を探し続けました。
「もうそろそろ帰ろうかな。」
木の実を探し終わって洞窟へ帰ろうとしたところ近くで泣き声が聞こえました
「うえーん。うえーん。誰か助けてよお。」
リスさんです。
「おやおやおいしそうなリスさんだな。ここらでちょっくら腹ごしらえとしようかなあ」
乱暴者のキツネさんはリスさんに襲い掛かろうとしました
ライオンさんは飛び出しました
「キツネさんリスさんを襲ってはダメだよ。リスさんが怖がっているじゃあないか」
ライオンさんは怒ってキツネさんをにらみました
「ひっ。ごめんなさい。」
キツネさんはライオンさんの大きな爪と、大きな鬣と迫力におびえて逃げていきました。
「リスさん、リスさん。大丈夫かい?」
「うえーん。ライオンさん。怖かったよう。助けてくれてありがとう。」
リスさんは小さな目から大きな涙を流して泣きました。
「どうしてこんなところにいるんだい?」
ライオンさんは聞きました。
「果物を探しに来たら、木の棒につまずいて、怪我をしちゃったんだよう。歩けないんだよう」
リスさんの小さな足から血が出ていました。
「じゃあ一緒に帰ろうか」
ライオンさんはリスさんを大きな手に乗せてゆっくりと歩きました。
リスさんはライオンさんの大きな暖かい手の中で安心して眠りにつきました。
そんな勇敢なライオンさんの背中を夕日が真っ赤に照らしました。
「リスさん、リスさん。お家についたよう。」
リスさんが目を覚ますとライオンさんがリスさんの家の前まで連れてきてくれていました。
ライオンさんは、リスさんが起きた後にすぐに洞窟に戻ってしまいました。
「お母さん。ただいま。」
「あら、お帰り。遅かったけど大丈夫だったの?」
「あのね、あのね。ライオンさんがキツネさんに襲われそうになったところを助けてくれたんだよう。」
「あの乱暴者のライオンさんが?」
「いいや、ライオンさんはすっごく優しいんだよ」
「そうなの?じゃあお礼を言いに行かないとね」
リスさんたちはライオンさんが住んでいる洞窟へと出かけました
「ライオンさん、ライオンさん。お礼をしに来たよ」
リスさんは洞窟の奥に向かって言いました。
「やあやあ。リスさんいらっしゃい」
「この前は助けてくれてありがとう。おかげで元気になったよ。お礼に果物を持ってきたよ」
「わざわざありがとう。」
「今度うちに遊びに来てね」
ライオンさんがリスさんを助けた話は村中に広がり、ライオンさんは村のみんなと今日も仲良く遊んでいます。
**おしまい**