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告白
「どうしたの」
碧唯が聞いた。
「私、ラムネ商業の社長を殺したい」
「もともと殺す予定じゃん」
「そうだけど、私がやりたい」
「いいよ。元々そうだし。」
「だからさ」
「最上階には、一人で行かせて」
「無茶だよ!」
と莉里が叫ぶ。
「最上階だけだよ。どうしても殺してみたい方法があるんだ。」
「最上階は、一番警護が堅い。傷の一つや二つでは済まないよ?」
「分かってる。あと、私、さっき見ちゃったの。」
「え、、、お化け?」
「んなわけあるかい」
「日記」
「「日記?」」
「ここには、きっと誰かが、たぶん私たちと同じ〇〇を持つ人が住んでたんだと思う。本棚にあったんだ。触ってないけど。」
「読めば?」
と碧唯が言った。
「きっと、読まれたくないかもしれない、けど、読まないと生きてるかどうかもわからないでしょ」
「、、、うん」
ガラスの破片を踏まないよう慎重に歩き、本棚にあった日記を取り出した。二年前から書いていたようで、その時にはすでにここにいたようだ。
最後の日記を読むと、こんなことが書いてあった。それは一昨日のことだった。
私の〇〇がわかった。××だって。博士は、明日試してみようって言ってた。試したところで××するだけ。それならあいつらを
atitygyx;. qr:w
「なかなかに破綻してるねえ」と莉里が言う。確かに破綻はしている。でも最後のものが気になる。
「なんか、、、たしかqr:wって、助けてって読むんじゃなかった?」と碧唯がぼやいた。
「やほやほ!来たよーん!!」
と言ってライチと弥都が来た。
「ライチさ、いまラップトップ持ってる?」
と澪が言う
「What is ラップトップ!」
「ノーパソ!」
「あるで!」
ライチのものを借りて、一つ一つをキーボードのひらがなに当てた。そうすると、とある分が出来上がった。まさかそうなるとは思わなかった。こう書いてあったからだ。
地下に監禁される 助けて
ひらがな入力のものはうちのパソコンのものなので差はあると思います。あくまでぬっすぃのキーボードのものです。
ミスってたんで直しときました