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エレクロ 本編 第18話「ようこそ、カラミティアルランドへ」
2期エレクロOP曲
➔https://d.kuku.lu/mjwm7csuf
※イヤホン推奨※
※フルで約3分半あります※
**本編 第18話「ようこそ、カラミティアルランドへ」**
____主な登場人物たち_____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
??・??
_________________
学年旅行――
レッドたちにとって、1年の中でも最大級のイベントがついに始まる。
雲ひとつない空。肌を優しく温める太陽。
青い絵の具を薄く伸ばしたような、どこまでも澄んだ空色。
その朝は、まるで旅の成功を約束するかのように穏やかだった。
レッド「あぁ、荷物が多い......」
普段より重い荷物を抱えて登校するレッド。
実際はそこまで重くないはずだが、朝の眠気が体を鈍らせていた。
レイラ「.....おぉ、わっしょぉぉぉーい!!」
いつものように、謎のテンションでレイラが現れる。
振り返ったレッドの視界に飛び込んできたのは――
背中、両手、肩、ありとあらゆる場所に荷物を抱えたレイラの姿。
レッド「おま……マジか。絶対いらないそんな量」
レイラ「にゃ? これが普通でしょ! みんなが少なすぎるだけもん!」
レッド「もう救いようないな」
レイラ「なぁぁにぃぃぃ!!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
??「カラミティアルランドまで電車で30分くらい、か〜」
レッドたちが登校している頃。
少し離れた地域を歩く少女が、携帯を見ながら呟いた。
昨日、駅でパンフレットを見ていたあの少女だ。
??「えっと、後はここの駅から乗って……よしよし」
改札を抜け、ホームで電車を待つ。
その胸には、巨大リゾート地への期待が膨らんでいた。
――ただ楽しむために向かうのか。
――それとも、運命が彼女を “闇” へと導くのか。
まだ誰も知らない。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
校門前には、約300人の生徒と数台のバスが並んでいた。
有名観光地への旅行とあって、どの顔も期待に満ちている。
先生「クラス順にバスに乗ってくださ〜い」
生徒たち「はーい!」
生徒A「楽しみだな〜!」
生徒B「憧れの場所だよ!?」
生徒C「お土産いっぱい買って帰ろ〜!」
レッドたちもバスに乗り込み、席につく。
全員が揃ったところで、バスはゆっくりと動き出した。
移動中はレクリエーションやガイドがあり、
車内は終始賑やかだった。
係生徒「次は〜『これは誰でしょうクイズ』!」
生徒たち「いぇーい!」
係生徒「お題……『かわいくて、キラキラした、明るい人』......なんだこれ」
女生徒A「あ、それ私が考えたやつ〜」
レイラ「え〜誰だろ〜?」
女生徒B「レイラでしょー!」
レイラ「やだー!」
係生徒「正解は......その通り! レイラさんでした!」
男子A「そういやレッド、お前レイラと長い付き合いなんだって?」
レッド「え? まぁ近所だし、幼稚園の頃からの知り合いだからな。それが?」
男子A「いいな〜。レイラって学校で美人さんで有名なんだぞ?」
レッド「マジで? あんなやつが?」
男子B「一部ではファンクラブあるとか」
レッド「お前ら......」
男子A「レッドはなんとも思わないのか? 好きじゃないのか?」
レッド「べ、別に普通だし」
男子B「ほんとか〜?」
そんなやり取りをしているうちに、あっという間に2時間が過ぎた。
そして窓の外には、賑やかな街並みと――
その奥に、ぽつんと広がる “まっさらな大地” が見えた。
先生「みなさん、外を見てください! 近づいてきましたよ〜」
生徒D「わぁ〜! 広い!」
生徒E「なんか....自分たちが来ていい場所なのかな....」
生徒F「観光祭、うまくいくかな」
先生「みんなで頑張りましょうね〜」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
先生「それでは順番に降りてくださ〜い!」
カラミティアルランドに着き、バスを降りて観光祭の会場へ向かう。
歩くにつれ、照明の光と人々の笑い声が風に乗って届いてきた。
緑に囲まれた道。木漏れ日が揺れ、
建物の影がリゾート地らしい雰囲気を作り出す。
レッド「こりゃ想像を軽く超えてきたな。さすが最大級って言われるだけある」
レイラ「えっへへ〜、私レッドと担当班いっしょだよー☆」
レッド「気付いたらいつも後ろにいるよなお前」
レイラ「気付かないレッドが悪いんだよ〜」
そして――カラミティアルランドの大門をくぐる。
その瞬間、視界が一気に開けた。
遠くまで続くリゾート地の全貌。
海、森、街、光――すべてがひとつの巨大な世界として広がっていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
レッドたちと同じ頃、別のカラミティアルランド入口を歩く少女がいた。
アナウンス「ようこそ! カラミティアルランドへ!
自由に、たくさんの思い出を作っていきましょう!」
そして大門を抜けた先は、まるで別世界だった。
太陽の光を宝石のように反射する真っ青な海。
自然と人工が調和した、壮大なリゾート地。
??「わぁぁ......! もう、1日じゃ足りないよ〜......!」
昨日の少女が、無邪気に駆け抜けていく。
――だが彼女はまだ知らない。
この場所に、`“《《新たな仲間》》”` がいることを。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
カラミティアルランドから少し離れた高原。
風に揺れる草木の中、ひとりの人物と、その隣に座る生き物がいた。
|?生《謎の生き物》「ねね、そろそろ顔合わせてもいいんじゃない? 仲間同士なんだしさ」
|?人《謎の人間》「ダメだ。いくら仕事をやり遂げても、俺はまだ認めない」
?生「.....あれ以来、とことん他人を信用しないんだね.....」
?人「何も知らない人間を信用はできないと、事実を言ったまでだが?
けど、見捨てることもできない。だから次の異変で、彼らの本性を見る」
?生「そう.....」
そして風が吹き抜け、2人の影を揺らした。
**本編 第18話「ようこそ、カラミティアルランドへ」 終わり**
〜おまけ〜
作者
「う〜ん、普通だ」
レッド
「何が?」
フレイ
「どう?」
ミズリー
「どこが?」
レイラ
「ふう〜つ、ふっつふつ!(?????) 」
作者
「だってレッドたちがリゾート地ってそんな....! 君たちはもっと暴れなきゃ!(((( 」
ミズリー
「そんな無茶な....」
レッド
「おっけ、よーしわかった!」
シャキン(レッドが神剣を持つ音)
作者
「......は?」
ジャアアッッッッッッッキィィィィィンンッッッッッッッ!!!!!!!
作者
「ふ、ふざ、ふざけるなぁぁぁああ!!」