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充電器。
BL。かがみもち。ただいちゃついてるだけ。
付き合ってるしなんなら同棲してる。
キャラ崩壊はしてるかも。
ただただ欲望に忠実に書いたのであっまい小説が出来上がりました。
PG12は一応入れただけ。
追記:PG12外しました。
…ん、良い感じ。美味しい。社長の為に今日もご飯を作る。あの人ろくにご飯食べなかったみたいだし。まぁあの人ならやりかねないもんな。仕事が忙しいからって言ってまともなもの食べなさそう。食べたとしてもコンビニ弁当とかな気がする。
「…よし」
ちょうど良いタイミングでドアが開く。
「おかえりなさい、社長」
「…ただいま帰りました」
今日はいつも以上に疲れてるな。目が死んでる。
「ご飯出来てますから、食べましょう」
「…そう、ですね」
不安定な足取り。あぁ、頑張ったんだろうな。
「あ、スーツ預かりますよ」
「…ありがとうございます…」
ハンガーにかける。その間も椅子に座らない社長。
「…座って良いですよ?あと食べないんですか…?」
「…あぁ」
…相当疲れ切ってるな。ぼんやりしてるし、何より笑顔がない。いっつもにこにこしてるのに。
「…ねぇ、剣持さん」
「はーい?」
「…何でもないです」
「どうしたんですかあんた…」
ほんと疲れてるな…。
「いただきます」
ちゃんと疲れててもこう言うとこだけはちゃんとしてる。育ち良いなぁ…ってこう言うとこで感じる。
「…美味しい」
「良かったです」
僕も社長の向かいに座り、手を合わせご飯を食べる。ご飯は社長と一緒に食べる。二人でそう決めたから。
「…私、幸せですねぇ」
「どーしたんですか、急に」
調子狂うからやめて欲しい。
「帰ったら、可愛らしい彼女がいて、ご飯を作って待っていてくれる。以前じゃ考えられませんでしたよ、こんな幸せな生活」
「…そうですか。本当にあなた疲れてるんですね」
「…?何でそうなるんですか…」
普段そんなこと言わない癖に…。…照れるだろ、馬鹿…/
「…ふふ、顔赤いですねぇ」
「…ぅるっさい…//」
やっと社長はふにゃりと笑顔になった。
「疲れてるのは事実でしょう…」
「…何でも分かっちゃうんですね、剣持さんは」
二人してご飯を食べ終え、僕が皿を片付けている時。背中に重みを感じた。首筋に当たるふわふわの猫っ毛。後ろから社長に抱き着かれたのだとすぐ分かった。
「何ですか…」
「…充電、させてください」
「はぁ…?」
…疲れてるもんな、この人。
「もうちょっとで片付け終わるので、待っててください。そしたらいくらでも充電させてあげますから。あ、その間にお風呂入ってきてください。ゆっくりお風呂浸かってくるんですよ」
「…お預け、ってことですか…」
この人犬みたいだよなぁ、性格。髪の毛も目つきも猫寄りだけど。猫になったら美人猫だと思う。
「我慢できた分、いっぱい甘やかしてあげますから」
「…はーい」
僕はもう入った。洗濯物片付けて来よ。…スマホの充電あるのか、あの人は。
「…ないじゃん」
充電器繋げば良いのに。あと壁紙が僕なのが気になる。
「…~♪」
家事は基本僕の仕事。社長は仕事で忙しいし、僕がやりたくてやってるんだ。
「…ただいま帰りました」
「ぅおっ…おかえりなさい」
後ろから抱き着いてくる社長。
「我慢しましたよ、私」
「えらいですねぇ」
肩口に頭を擦り付けてくる。猫なのか犬なのか。
「充電させてください…」
「どーせ今あんた眠いでしょ、先にベッド行きますよ」
引っ付かれたまま移動するのにも慣れた。誰のせいだか。
「よい…しょっ」
ベッドに二人で倒れこむ。
「いくらでもどうぞ」
「…好き」
「どうも」
疲れてる時はこんなの日常茶飯事。疲れてる時に僕に縋り付いて甘やかすの何?
「ねぇ、大好き。だから、だから…俺から離れないで…」
…はぁ?何言ってんだこの人。あと男の子出たなぁ。
「寝ましょうね、思ったより重症でした」
「なんで返事くれないんですか…」
めんどくせぇ…。酔ってる時と同じくらいタチ悪いぞ…。
「何でそもそも僕があんたと付き合ったと思います?」
「…善意…?」
んなわけあるか。あー…もう…!
「あのねぇ!他人と付き合う理由なんて一つしかないでしょう!あんたが好きだからですよ!あー何言わせてんだ!恥ずかしい!」
「…好き…」
「好きな人から離れてなんて行きませんよ、馬鹿じゃないですか」
抱き着いている社長の頭を撫でる。ミルクティー色のふわふわの猫っ毛。何と言うべきだろうか分からない色の綺麗な目。
「…ふふ」
「何笑ってんですか」
「いえ…安心してしまいました…」
安心したなら良かったけどな。
「…あんた専用の充電器、ってとこですかね」
「んふふ…」
「はい、満足しました?寝ましょうね、疲れてるんですから」
夜のうちに充電しておかなきゃですからね。
「はぁい…おやすみなさい、剣持さん」
「おやすみなさい、社長」
僕も、社長の腕の中でゆっくり充電されよう。
推しのことになるとなげぇよ。そうだよ。
rfmoの四神ぱろ書いてるんですけど一生完結しないんですよね。あはは。
こっちで書くか。そうしよう。コピペしよう。シリーズ化しよう。
完結しないで終わりそ~…。
完結しなかったらごめんなさい。
まぁ、取りあえず長文すぎる長文読んでいただきありがとうございました。
こういう系増えてくかも。
そうなってもご了承ください。
あと一個聞きたい。
社長の目って何色ですか????