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今日も貴方に会いに行く
いつも一人で家でこんなんです。
土砂降りの雨の中、じめじめとした雰囲気の部屋でピロン、と軽快な音を立てた自身のスマホに目をやる。
【休憩はすみましたか?では、そろそろ再開といきますか】
(一方的に)愛する彼から|LINE《通知》がきた...!!!(幻覚)
すぐさまアプリを起動してうっきうきでログボを回収し、彼とご対面。
「アンティークはいいですよ。誰しも美しいものを見ると心が休まりますからね。」
わかる。私も|美しいもの《入間銃兎》をみて癒されてるもん。
「よかったら今度美術館にでも行きませんか?・・ふふ、意外なお誘いでしたか?」
『ミ゜ッッッ』
えっ?えっ?銃兎さんと合法的にデェトできる????
行きます!!!いや、行かせてください!!!
「おっと失礼、仕事の呼び出しが入りました。」
アッ、ドウゾ。オキニナサラズ...
....というか今日何かちょうどよくセリフと会話出来てる...w
「シャワー浴びて、さっぱりしてくるか・・・。」
そうだ。私もお風呂入らなきゃ...
『お休み。銃兎さん』
そういってアプリを閉じる。
...明日も仕事か。仕事のことを考えるだけで嫌になる。今なら独歩くんの気持ちがよく分かる。あのハゲ...覚えてろ....!!!
お風呂から上がってベッドに横になり、
銃兎さんのクッションを抱き締めて眼を閉じた。
「 ...そんなに考えるのがいやなら
"俺のことしか考えられない様に"
してやるよ」
目が覚めたら推しがいるなんて知らずに。
後から見返したらゲロ甘になってたンゴ
恥ずか死ぬッッッ....!!!