公開中
二部「世界を越える迷ヰ兎」
全員口調迷子☆
二人が同時に存在できるのは一周年記念だから((
《ワンダーランド》
ルイス「と、いうことで!」
「「一周年おめでとう!」」
アリス「……自分で自分のことを祝うのって変な感じね」
ルイス「まぁ、それはそうだ」
アリス「それで、雑談は何をするのかしら?」
ルイス「人気投票のいたじゃん?」
アリス「私達を含めて25人?」
ルイス「そう。全員にインタビューをしていこうかと」
アリス「中々に大変そうね」
ルイス「まぁ、この作品の文字数が8748になるぐらいだもん」
アリス「進行は私たちでいいの?」
ルイス「海嘯が『うちの代表は君たち以外あり得ない』と『この順番でインタビューよろ☆』って手紙を置いていったからね」
アリス「それじゃ、早速行こうかしら」
ルイス「……。」
アリス「どうかしたの?」
ルイス「僕達の世界ならまだしも、他の世界の人たちはどうするの?」
アリス「問題ないわ。私の異能でいけるもの」
ルイス「え?」
アリス「え?」
ルイス「初耳なんだけど、世界越えれるの」
アリス「……まぁ、そういうこともあるわよ」
ルイス「おい」
アリス「それじゃあ早速行ってみましょうよ」
ルイス「はぁ……(クソデカため息)」
アリス「いつものメンバーは最後にするとして、まずは他作品からにしましょうか」
ルイス「はいはい」
---
《人と共存する呪いの世界》
アリス「はい、着いた」
ルイス「流石は鏡を抜けるだけだ。僕、ほとんど何もしてないんだけど」
アリス「まぁいいじゃない」
ルイス「それで、この世界のオリキャラは何処にいるの?」
アリス「……ワカラナイ」
ルイス「え?」
アリス「とりあえず来たけど、海嘯から何も云われてないのよね」
ルイス「何故その状況で世界を越えた???」
アリス「グダグダにしたくなかったのよ」
ルイス「えぇ……これからどうする?」
アリス「どうしようかしらね」
???「……金髪に翡翠の瞳の男と、深紅の瞳の女ってアレか? 子供じゃねぇか。……え? あれで26歳? 嘘だろ、私より小さいぞ」
???「あのー」
ルイス「ん?」
???「突然悪ぃ。ルイス・キャロル……さんとアリスさんですか?」
???「(ルイス・キャロルにアリスって、普通に“不思議の国のアリス”の作者と主人公だよな。すごい偶然もあったもんだ)」
アリス「そうだけれど……貴女は?」
真希「私は禪院真希。酒呑……えっと、私の知り合いから二人に手紙を渡すように頼まれててな」
ルイス「アリス、“酒呑”ってオリキャラの一人にあった名前だ」
アリス「……つまり、この人は正規の人ね」
ルイス「てか、さっきから聞くか迷ってたんだけど……後ろの浮いてるの誰?」
真希「━━!?」
酒呑「……ふむ。お主は|我《われ》のことが視えているのか?」
ルイス「バッチリ」
酒呑「海嘯から“いんたびゅう”をする者は呪力がないと聞いていたから真希に文を持たせたのだが……必要なかったな」
真希「こいつら呪力がないのに|呪霊《オマエ》のことが視えてるのか?」
酒呑「此方と其方の世界の常識は異なるかもしれないな。否、お主らが特殊なだけか」
アリス「あの、全く話が掴めないのだけれど……」
酒呑「気にしなくて良い。だが、お主らは本当に|一般人《ヒト》か?」
ルイス「あぁ、ただの|異能者《ヒト》だよ」
アリス「……。」
ルイス「それじゃ早速インタビュー、と思ったけど何を聞いたらいいのか分からないんだけど」
酒呑「ならば、普通に宣伝するとしよう。真希も手伝え」
真希「はぁ? なんで私が……」
酒呑「我の名は“酒呑童子”、遠い昔に封印された呪霊だ。今は真希と契りを結び、過去に敵対していた呪術師に協力している。まぁ、彼方が勝手に敵対視していただけだが」
真希「まぁ、思ってたよりは悪い呪いじゃないよな。契りもオマエの方が不利だし」
酒呑「我らの小説は『気が向いたら』という“しりぃず”に入っている『アニメが始まるから過去作晒す』というやつだ。ちゃんと題名をつけてほしいと思っている」
ルイス「海嘯ってそういうところあるよなぁ……」
酒呑「お主も海嘯の描く物語の一部なのか?」
ルイス「この世界とは全く別だけどね」
酒呑「そうか。……“るいす・きゃろる”と“ありす”と言ったな。お主らの世界も楽しいことばかりではないだろう。互いに頑張ろう」
アリス「ありがとう、酒呑」
ルイス「それじゃ、次の世界に行こうか」
アリス「そうね」
酒呑「また会える日を楽しみにしておるぞ」
酒呑「……行ってしまったな」
真希「なぁ、アイツら何者だったんだ? 二人とも鍛えられているし、隙が全くなかった」
酒呑「ここではない、どこかの世界の軍人達だろう」
酒呑「(彼奴らは人間じゃない。だが、呪霊でもない。中々に面白い“魂”をしているな。……ふむ、時間に余裕があれば一戦交えてみたかった)
---
《たった一人の異世界人の世界》
アリス「ここが次の世界ね」
ルイス「……なにここ」
アリス「学校……かしらね」
???「お、アイツらじゃねぇか?」
ルイス「……ねぇアリス、なんか小動物が歩いてくるんだけど」
アリス「あれは狸かしら?」
???「オレ様は狸じゃねーんだゾ!」
ルイス「可愛い……」
???「あ、ありがと……じゃなくて!」
???「ちょっとグリム落ち着いて。グリムは可愛いしカッコいいから」
グリム「ふんっ! 子分しかオレ様のことを分かってねーんだゾ!」
アリス「貴女は……ユウかしらね?」
ユウ「はい。私がユウで、こっちがグリムです」
グリム「オレ様は大魔法士になるグリム様なんだぞ!」
ルイス「(どうしよう。グリムって聞いたらヴィルヘルムさんしか浮かばない……)」
ルイス「初めまして。僕はルイス、ルイス・キャロルだ」
アリス「アリスよ。よろしくね、ユウ。それにグリムも」
ユウ「よろしくおねがいします」
ルイス「インタビュー、とは云っても特に聞くことを考えてなかったから宣伝で大丈夫だよ」
ユウ「分かりました」
グリム「オレ様も手伝うんだぞ!」
ユウ「ありがとう、グリム。自己紹介はさっきしたけど、もう一回しておきますね。私はユウ。ナイトレイブンカレッジに通う異世界人です」
グリム「そしてオレ様がグリム様なんだゾ!」
ユウ「私が主人公の『最強監督生』は一応シリーズでも『気が向いたら』の中にも一話だけあるので、よかったら見てください」
ルイス「君も最強なんだね」
ユウ「まだ最強要素ないんですけどね……魔法なしならこの学園で一番強い、って海嘯さんから聞いてます」
アリス「海嘯をさん付けする人に初めて出会ったわ」
ユウ「え、呼び捨てなんですか?」
ルイス「まぁ、よく話すせいかもね。僕らが一番日記とかにも出てるし」
ユウ「なるほど……」
グリム「ユウ、急がないとモストロラウンジでのバイトに遅れるんだゾ」
ユウ「それはヤバい」
ルイス「それじゃあ、僕達もこの辺で次に行こうかな」
ユウ「インタビュー頑張ってください!」
アリス「ありがとう」
ユウ「ルイスさんもアリスさんも可愛かったね」
グリム「そういえば、“カイショー”って誰なんだゾ」
ユウ「なんで言ったらいいのかな……友達、というか……」
グリム「ユウの友達はオレ様も友達なんだゾ!」
---
《誰でも平等に接する人魚と
人をよく見ている獣人の世界》
ルイス「……さっきと同じように見えるけど、オリキャラが違うのかな?」
???「その通り」
アリス「貴方達は……」
レイ「俺はレイ・キャリコ! そしてこの長髪男子はリュウ!」
リュウ「長髪男子って……まぁ、間違ってはないが」
ルイス「僕はルイス、ルイス・キャロルだ」
アリス「アリスよ」
レイ「キャロルとキャリコって似てねぇか?」
アリス「確かに」
ルイス「確かに???」
リュウ「ルイスにアリス、か。オマエらがインタビュー係で間違いなさそうだな。大変だろう、海嘯に振り回されるのは」
ルイス「ま、僕達が代表みたいなところがあるからね。あと、普通に異能力が応用しやすい」
リュウ「異能力?」
ルイス「なんで云うんだろう……個人の持つ特殊能力、みたいな感じ」
リュウ「そっちの世界はユニーク魔法だけある感じか」
ルイス「この世界、魔法とかあるんだ」
リュウ「まぁな。ここ、ナイトレイブンカレッジは魔法士養成学校だ」
ルイス「魔法とかいいなぁ」
レイ「そろそろインタビューに入ろうぜ。俺、普通に腹減ってきた」
ルイス「インタビュー、というか宣伝だけどね」
リュウ「ならすぐ終わりそうだな。改めて俺はリュウ。3年D組で、オクタヴィネル寮。あとは一応王族だ」
レイ「俺はレイ・キャリコ。リュウと同じオクタヴィネル寮で、3年C組。スラム出身で、猫の獣人っす」
リュウ「俺らの詳しい情報は『創作キャラ』の3と4を見てくれ」
レイ「小説は『気が向いたら』の『ようこそ、新入生諸君』ってやつだ。是非ファンレターとかくれ!」
アリス「ファンレターの催促したの、貴方達が初めてよ」
レイ「マジか!」
リュウ「ほら、さっさと食堂かモストロラウンジに行こうぜ。腹減ったんじゃねぇのか?」
レイ「減った!」
アリス「それじゃ、またいつか会いましょうね」
リュウ「おう」
ルイス「またね」
リュウ「(異世界人、と言ったら監督生だよな。まぁ、アイツらとは違う世界だろうから託すわけにはいかない。にしても━━)」
レイ「おいリュウ、どうかしたのか?」
リュウ「いや、何でもない」
リュウ「(男の方━━ルイスは魔法ありでも勝てるか分からねぇな。アリスも只者じゃなさそうだし)」
リュウ「……世界は広いな」
---
《恩人に恩を返した闇医者の世界》
アリス「ここからは海嘯時代の文スト二次創作よ。といっても、私の世界の人達は最後だから後回しだけれど」
ルイス「なるほど」
アリス「この世界は“彼”が生きてるらしいわ」
ルイス「“彼”?」
???「ルイス・キャロルとアリスってお前らか?」
ルイス「……そうだけど、君がこの世界のオリキャラかい?」
檀「俺は檀一雄。インタビューなんだが、なるべく手短にしてくれると助かる」
アリス「何故かしら?」
檀「彼奴に何も云わず出てきた。そして何より、お前らの説明が面倒」
ルイス「自分の作品の宣伝をしてくれたら大丈夫だよ」
檀「んじゃ、さっさと終わらせるか。二回目になるが、俺は檀一雄。闇医者をしてる22歳だ。登場するのは『気が向いたら』に入っている『恩を返したい』で、原作軸から四年前の話だ」
ルイス「四年前、か」
檀「宣伝はこれぐらいでいいだろ。それじゃ俺は帰るわ」
???「こんなところにいたのか、檀」
ルイス「━━!」
檀「げ……何でいるんだよ、織田作さん」
織田作「朝起きたら檀の姿が見えなくて探したんだ。その二人は? まさか友人か?」
檀「え、ちが、」
織田作「檀にも友人がいたんだな……すまない、誰もいないと思っていた」
檀「ちょ、失礼にも程があるだろ!?」
アリス「……大丈夫?」
ルイス「大丈夫、だと自分では思ってるよ」
アリス「なら、早く次に行きましょうか」
檀「もう行くのか」
アリス「まだ残ってるのよ。あと六回は飛ばないと駄目ね」
檀「ま、頑張ってくれ。もう会うことはないだろうが、応援はしている」
アリス「ありがとう」
織田作「何処か行く場所があるのか?」
アリス「えぇ、少し忙しくてね」
織田作「自己紹介がまだだったな。俺は織田作之助、気軽に織田作とでも読んでくれ。二人の名前を聞いてもいいか?」
ルイス「……僕はルイス、ルイス・キャロルだ」
アリス「アリスよ」
織田作「良い名前だな。口調は強いが、檀は悪い奴じゃない。これからもよろしく頼む」
ルイス「あぁ」
檀「(この世界では俺が織田作さんを助けた。ルイスとアリスの世界に俺がいないなら……)」
檀「……悪いことをしたかもな」
織田作「どうかしたのか?」
檀「いや、何でもねぇよ」
---
《転生したら人ではなかった異能生命体の世界》
ルイス「この世界のオリキャラは……」
???「私です!」
ルイス「……どうしよう、アリス。僕の目には夜叉白雪しか見えないのだけれど」
アリス「心配しないでルイス。この世界のオリキャラは彼女よ」
ルイス「は?」
夜叉「はじめまして、ルイスさんにアリスさん。私は夜叉白雪です」
ルイス「……夜叉に意識のある世界?」
夜叉「正確には転生したら夜叉白雪になった鏡花ちゃんヲタクの世界ですね。因みに転生前は白瀬夜って云います。あ、そっちの鏡花ちゃんも可愛いですか? 写真とかあったり━━」
ルイス「よし帰ろう」
夜叉「何でですか!?」
アリス「まぁ、宣伝してくれたようなものだから……」
夜叉「あ、もしかしてインタビューじゃなくて宣伝コーナーって感じですか? なら、ちゃんと登場小説を紹介しないと!」
ルイス「順応性高すぎて怖い」
夜叉「改めまして、白瀬夜って云います! 『〇〇になるとは聞いてない』って小説とシリーズで一応主人公やってます! 良かったら見てください!」
ルイス「よし、帰ろうか」
夜叉「行動が早い!?」
夜叉「あー、本当に行っちゃった……」
夜叉「(あのルイスさんとアリスさんと話せるのが嬉しくて面倒くさい女になっちゃってたよね……はぁ、また会えたら謝ろ……)」
???「何やってるの、夜叉」
夜叉「あ、鏡花ちゃん! あんま気にしないで大丈夫だよ!」
---
《狐面をつけた青年の世界》
アリス「あ、ここから天泣時代ね」
ルイス「僕達の世界は最後にする感じか」
アリス「そういうこと」
???「……天泣の云ってたのはお前達か」
ルイス「そういう君は、この世界のオリキャラだね?」
アリス「血だらけだけど……大丈夫?」
???「ん、これは返り血だから心配いらねぇ」
アリス「それなら良いけれど」
???「そんなことよりインタビュー早くしてくれ。あまり時間がないんだ」
ルイス「宣伝してくれたらいいよ、自分の作品の」
???「(……何だそりゃ)」
FOX「俺はFOX。本名は読者の奴らが決める形だから名乗らないでおく。俺は『狐面青年は全てが面倒くさい』ってシリーズに登場してる。まぁ、良かったらファンレターとかくれ」
ルイス「そういえばアリスも最初は読者が決めれる形だったよね」
アリス「あー、海嘯が元々やろうとしてたことのせいね」
FOX「雑談とかどうでも良いから帰るぞ」
ルイス「え、あ、うん」
アリス「協力してくれてありがとう、FOX」
FOX「……ふぅ」
FOX「(あの時、あの場所、あの状況で戦うべきじゃないのは分かってる。だが━━)」
FOX「本当、“生きる”って面倒だな」
---
《過去と決着をつけた軍人の世界》
ルイス「ここは……軍警本部前?」
アリス「何故こんなところなのかしらね」
???「あ、それは私が抜けやすいからです」
ルイス「(軍警の制服……)」
宗「インタビュー係、お疲れ様です。もうお気づきかもしれませんが、私は軍警の一般兵である宮本宗と云います」
ルイス「僕はルイス、ルイス・キャロルだ。そして━━」
アリス「アリスよ」
宗「よろしくお願いします」
ルイス「インタビューというか、読者への宣伝コーナーになってるから好きにどうぞ」
宗「そうですね……私は天泣の方の『文スト1話完結』に入っている『謝りたい男』の登場人物です。ただの衝動書きで生まれたキャラクターなので、これから先に登場することがあるから分かりませんが……」
ルイス「あ、空から紙が降ってきた」
天泣『名前をつけたら書きたい小説出来たから一話だけでも書くよ☆』
アリス「あら、良かったじゃない」
宗「ありがたいですね」
ルイス「それじゃ、僕達はこの辺で」
宗「はい。引き続き頑張ってください」
ルイス「ありがとう」
宗「……若いっていいな」
宗「(天泣さんから二人は別世界の軍人と聞いていましたが……確かに、隙は全くなかった。彼らみたいな将来有望な若者と接するのは、中々良い体験だった)」
???「失礼。貴様は宮本宗か?」
宗「は、はい……って、貴方は!」
---
《普通じゃない探偵の世界》
???「ルイス・キャロル、そしてアリスだね」
ルイス「君が━━」
???「“君がこの世界のオリキャラかい?”」
ルイス「━━!」
篠崎「そう、君は私に問おうとしただろう? 肯定すると同時に自己紹介もしておこう。私は篠崎。よろしく頼むよ」
アリス「(これはまた凄い人が来たわね。まるで乱歩のようだわ)」
篠崎「“まるで乱歩のよう”か。君達は別世界の住民と天泣から聞いているけど、あまり私の暮らすこの世界と|登場人物《メンバー》は変わらないのかな?」
アリス「……先読みするのが好きなのかしら」
篠崎「いや、そういうわけではないよ。“判ってしまう”だけ。なるべく━━」
ルイス「“なるべく相手を不快にさせないように気をつけてはいるんだけどね”かな? 心配しなくても良いよ。そんな超人を僕達は何人も知っている」
篠崎「……これは驚いた。君も此方側の人間か?」
ルイス「残念ながら僕は君ほど優れた頭脳は持っていない」
篠崎「(そうは思えないが……。にしても、“何人も”ということは乱歩君以外にも私のような人がルイスとアリスの世界にはいるのか。此方にもいるといいけど)」
篠崎「それはそうと、私は何をすれば良いのかな?」
ルイス「宣伝をしてくれたら良いよ。君の登場する物語のね」
篠崎「なるほど。私、篠崎が登場する『名探偵と探偵』は探偵社設立の少し前のストーリーになっているよ。是非読んでほしい」
ルイス「ありがとう、篠崎さん」
篠崎「篠崎でいいよ。さほど年齢は変わらない筈だから」
ルイス「これでも26歳なんだけど」
篠崎「23だ。私の方が年下だとは、見誤ってしまったね」
ルイス「(原作軸になったら全然年上だな、これ)」
ルイス「それじゃ僕達はもう行くよ」
篠崎「良い旅を」
アリス「(私、全く喋らなかったのだけれど)」
???「━━篠崎」
篠崎「あ、福沢さん。それに乱歩君も」
福沢「どこに行っていたんだ?」
篠崎「知り合いがいてね。軽く挨拶を」
乱歩「ふーん……」
篠崎「(乱歩君、確実に疑ってるな)」
乱歩「嬉しそうだね、篠崎さん」
篠崎「……未来に楽しみが出来たからね」
---
《あるものが欠けた女性の世界》
ルイス「結構な数の世界を渡ってきたけど、まだ終わらないの?」
アリス「あとは此処と、私達の世界よ」
ルイス「僕達の世界って、一番多いじゃん」
アリス「まぁ、そんなこと云ったってしょうがないじゃない」
???「……あの」
アリス「あら、貴方は……」
御影「御影晴雨と申します。ルイスさんに、アリスさんですね。今日はよろしくお願いします」
ルイス「よろしく」
アリス「といっても、皆に宣伝してもらってるのよ。良かったらお願いできる?」
御影「分かりました。皆さんこんにちは。改めまして、御影晴雨と申します。私の登場する『欠けたものを集めて』は原作よりではなく、天泣のオリジナルストーリーとなっています。現在は0話と1話が投稿されており、ファンレターなどをくださると大変励みになりますので是非。続きが書かれる可能性も高くなります」
ルイス「あれ、一番まともでは???」
アリス「ありがとうね、晴雨ちゃん」
御影「……では、私はこの辺で失礼致します」
???「お疲れ様、晴雨。インタビューはどうだった?」
御影「……乱歩さん」
御影「(天泣と乱歩さんに云われて半ば強制的に参加したけど……)」
御影「お二人に会えて良かった、と思う」
乱歩「そっか」
---
《ワンダーランド》
ルイス「あ、帰ってきた」
アリス「知ってる? 此処までで8446文字なのよ」
ルイス「え、ヤバいじゃん」
アリス「ヤバいのよ。だから私達の世界は次の部に回しましょう」
ルイス「そうしようか」
ルイス「さて、次の部は『英国出身の迷ヰ犬』改め『迷ヰ兎』の登場キャラ達です。登場作品はほとんど一緒だし、初登場とかの紹介かな?」
アリス「そうね。まぁ、今度こそちゃんとしたインタビューをしても良いかもしれないけれど」
ルイス「海嘯が考えると思う?」
アリス「思わないわ」
海嘯「失礼すぎないか((ルイスによるドロップキック」
ルイス「ここまで付き合ってくれてありがとう」
アリス「次の部も楽しんでちょうだい。それじゃ━━」
「「またねー!」」
三部「迷ヰ兎達の雑談」
15:00から公演開始☆