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処刑人
この小説を読むにあたって、注意して欲しいところがあります。
・グロテスクと書いてありますが、そんなにです。
・時間がすぐ変わります。ダイジェストです。
・重要人物は1人だけです。関係性などはありません。
ある町には、とある`いいつけ`がありました。
悪者を多く殺害すれば、神様に認められ極楽浄土に行ける
この物語は、このいいつけを本気で信じた少女を書いた話です。
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人々が沢山住む町、|liar《ライアー》町には、1人の少女が住んでいました。
少女の名は`|葬《ほむり》`。
|葬《ほむり》「知ってますか?悪者を沢山天に送れば、極楽浄土にいけるんですよ!」
悪者というのは、住民より上の立場の貴族のことです。
貴族は、少女を含む住民からお金を巻き上げ、住民から悪者と呼ばれるようになりました。
いいつけを達成し、極楽浄土に行きたいと思いつつも、貴族を殺害する勇気は葬にはありませんでした。
あの日までは
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ある日、お金を巻き上げに来た貴族が少女の元に行きました。
貴族「金を出せ」
葬は何も持っていなく、何も答えられません。
貴族「なんとか言えよ!」
貴族は彼女を殴り、罵詈雑言を浴びせます。
貴族「お前らは俺に金をよこすだけでいいんだよ!」
葬は、いいつけを思い出しました。
葬「悪者を殺せば…極楽浄土に…」
近くにあった|金槌《かなづち》を手に取ります。
`ドカッ ドカッ`
貴族は動かなくなりました。
葬はついに…人を殺めてしまったのです。
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--- 葬視点 ---
私はついに、人を殺してしまいました。
捕まったらどうしたら?
人を殺したら罪に問われる?
でも、今のは正当防衛にならない?
どうしよう…?
…もっと殺せば…極楽浄土に行ける?
そうだ…殺せばいいんだ…!
`もっと殺さないと…`
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葬はさらに人を殺めました。
貴族が次々と減っていく事態に警察が動き、葬は取り押さえ、裁判をかけられます。
葬は連続殺人鬼として、葬はギロチンでの`死刑`に決められました。
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--- 死刑執行前日 ---
明日、私はやっと極楽浄土に行ける
やっとだ…やっといけるんだ…
…それなのに、何を怖がっているの?
*足の震えが止まらない*
*__死ぬことが怖い?__*
…そんなわけない。明日、極楽浄土に行けるんだから…!
…もう寝よう
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--- 死刑執行日 ---
葬は処刑台まで歩き、人々の視線を浴びます。
「あいつのせいで…俺の仲間は…!」
「死んで当然だ、あんな女」
「可哀想…まだ年行く場もないのに…」
そのような声を聞きながら、処刑台につきました。
足は震え、顔色は真っ青です。
ギロチンに首を挟む
葬「これで…これでやっと、極楽浄土に行ける」
その言葉の後、ギロチンの刃が葬の首を落としました。
彼女は、最後何を思って処刑されたのでしょうか。
--- ---処刑人--- ---
最後まで見ていただき、ありがとうございます。