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その影は、日が落ちるまでに花を侵食する。
米花町住まいのモブ会社員さん目線の話。
・グロ、ホラー注意でーす
・まっじで下手くそすぎる嘔吐、過呼吸表現がある
・モブ君が可哀想
・コナン君サイドが完全に敵側
苦手な方は、さよならバイバーイ)イッケェーーー
今朝の米花町はやけに静かだった。登校する小学生の明るい声、電話口で聞こえる上司の声、渋滞の中を進む車のエンジン音。それら全てが聞こえなかったのだ。それに加えて空気がどんよりとしていて、どこか重っ苦しい感じがする。その空気感に押され、私は足早にまで会社まで向かう。
歩くペースを上げ、会社まで向かうと、奇妙な違和感を感じる。
…誰かが見ている…?
自分の気のせいかもしれないが、足を止めて後ろに振り向く。だが振り返っても誰もいない。
「…やっぱり、今日は変だ。」
誰も聞いていないだろうがそう呟く。そして、もう一度振り返ってみると、今度は微かにだが誰かがいた気がする。外見は女の子、多分、高校生くらいだろう。頭の影には特徴的な角?みたいなものが生えていた。
やはり、今日は変だ!空気も、人も、建物も、全てが変に感じてしまう。冷たい風が吹き、背中を撫でるたび、皮膚の奥で血管が震えるような感覚になる。建物に映る自分の姿も少しずつ歪んでいっている事が分かる。口が裂け、皮膚が溶けている_______
「ヒッ、ヒュッ、フッ…はぁ…」
その姿を見て過呼吸気味になりながら、息を吸い落ち着く。
「ダメだ…!!やっぱり、可笑しい…!昨日まではこんな雰囲気ではなかった筈なのに…!!」
叫び気味でそう言う。もう会社までは目の前なのだ。
走りながら会社に入ると、入り口に上司の死体があった。
「嗚呼…クソ…っ」
だが、長い事米花町に住んでいるからか、警察や救急に電話するのは慣れていた。もう一度死体に目をやると、いつもとは違う、怪的な死に方をしている。指や足の関節がバラバラになっていて、目は潰されていて、腹の辺りから内臓が出ている。
「う…あっ…オ"エ"…ッ…あ"…」
奇妙でいつもよりもグロい死体にその場で吐き戻しそうになる。…せめて、せめて、会社の人達が来るまで、耐えなければ…_______
数分して、警察の人達が到着した。だが、その人達も、おかしい…
男性の方は、四肢が異様に伸びていて、目が真っ黒に塗りつぶされている。女性の方は背後に複数の白い腕が生えている。そして、その状況が怖くなった私は、その場から、逃げ出してしまった。本当は、証言などを聞く為にその場にいた方が良いのだが、いかんせん状況が怖くなってしまった。
会社から離れて、立ち止まると、目の前に、少年がいた。だが、見た目は、左目が潰されていて、耳からは血が垂れている。眼鏡が破られている。蝶ネクタイやジャケットは所々破れていて、背中からは植物の鶴のようなものが生えている。
「ねぇ。おじさん。」
複数人の声が混じったような、声が、私の耳に届いた。
「おじさんもさ、こっちに来てよ。」
声が出ない、あしが、うごかな、い
「こっちにくれば楽しいよ」
少年の他にも、しょうじょの、こえがする
「さぁ、おいで?」
しょうねんしょうじょのこえがして、わたしの、いしきは、そこで、とだえた
読んでくださりありがとうございます!
小説文としては初公開ですねw
一応、最後に出てきた男性と女性の刑事さんは高木君と佐藤さんの事です!
チャットGPTが見た目を考えてくれたんですけど、まぁー性癖にグサッ、ですよほんとにw