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公開中
チューリップの歌
わがはい
300文字作文
三月も終わり、春風の渡る校庭の隅で、花壇のチューリップたちがゆったり揺れています。赤、白、黄色、それぞれの蕾が自分の色を広げて、日の光を浴びていました。 同じ制服を着て、季節が終わって、それぞれ違う道を歩き出すとき、人は自分は何色になるべきなんだろうと悩んだり、変わっていくのを怖がったりしてしまいます。けれど本当は、どんな色を選んでも、途中で違う色に変わったとしても、自分で咲かせた色ならどれだってちゃんと綺麗なのです。 僕だって、未来が怖いのはわかっています。ここを離れて、どんな大人になっていくとしても、心配する必要はありません。赤になっても、白になっても、黄色になっても、自分で選んだ姿ならどれだって素敵です。 新しい場所でどんな風に変わっていっても、その毎日がどうかあたたかいものでありますように。 さようなら、
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