公開中
#16 幼き勇者・ゆあん🍗
《毎日投稿2日目!》
😈「まさかお前が自ら名を挙げるとはなw」
笑う奴に着いていき、深呼吸をする
俺はただ《《心臓をあげるため》》に着いてきたんじゃない
🍗「…っ」
😈「この辺で良いだろう」
失敗は許されない
😈「…死ぬがいい」
🍗「…ふっ、」
グサッッ
😈「ぐああああ!?!?」
俺は隠し持っていた剣をマザコンドリアの胸に突き刺した
🍗「俺が黙ってお前に心臓をやると思ったか?」
😈「くっ…」
俺はもう2本の剣を両手に持ち、飛びかかる
🍗「俺は…っ!!」
🍗「お前とここで死ぬっ!!!!」
😈「…やれるもんなら、、」
😈「やってみろっ!!ゆあん!!!」
マザコンドリアは胸に刺さった剣を投げ捨て、俺に向かって突進してくる
金属音が鳴り響く
何箇所か攻撃も喰らったが、こちらの方が優勢だ
勝ってじゃぱぱのもとに行けるかもしれない…!!
そう、思っていた
😈「…舐めるなよ」
ズドォォォン
🍗「ぐあ…っ!?!?」
なんだこの爆発!?
そういえば、こいつが来た時も似たような爆発があったような…っ、
ポタポタッ
もろに喰らってしまい、立てなくなった
出血量もやばい、
意識が朦朧とする…っ、
くそ…油断した…
また俺は…っ、
たっつん…っ!!!
俺やっぱり、弱かった…っ、
⚡️『ゆあんくんは強いよ』
🍗「!!」
⚡️『自分のせいって責めとるけどさ、それって誰かを守るため、庇うためやろ?』
⚡️『そんなことができるゆあんくんはきっと誰よりも強い』
⚡️『じゃぱぱを庇ったのもお前の強さや、弱くなんかない』
⚡️『勇者みたいなもんや』
なんだ…?たっつんにこんなこと俺、言われたっけ…?
意識が朦朧としているせいか、
たっつんの幻覚まで見えてるや…
幻覚のたっつんはしゃがんで俺の肩に両手を置いた
なぜか触れられた《《感触があった》》
⚡️『だから、死ぬな…やるなら最後までやりきれ、ゆあん…っポロッ』
⚡️『ちゃんと、俺のこと助けに来い…っポロッ』
🍗「っ!!」
俺は力を振り絞って立つ
😈「…おい、立つのか?その血の量、、本来死ぬはずだ…、」
😈「お前はどうして…そこまで戦う、?」
🍗「…助ける、から…っ、」
🍗「仲間を助けるために戦う…っ、じゃぱぱや皆んな、たっつんを助けるために…っ!!」
そう言って両手の剣を構える
🍗「…ゴボッ、ガハッ…、」
😈「やはり限界ではないか…っ、」
変な所に血が入り、猛烈な痛みと吐き気が押し寄せてくる
咳き込むごとに口から血を吐き、状況は最悪
それでも、やる
やるって決めたから
😈「見ていて苦しいぞゆあん…っ!!」
😈「いい加減死ね!!俺様に心臓をあげて楽になれ!!!」
🍗「そう、だな…っ、ゴホッ」
足を開き、力を貯める
🍗「死んでやるよ、」
🍗「お前を倒してからな…っ!!!」
頼む、たっつん
**俺に力を分けてくれ!!!!**
🍗「うおおおおおおおおーっ!!!」
😈「っ!?」
😈(なんだ!?空気が変わった…)
なんだろう…力が沸いてくる…
⚡️『…ニコッ』
⚡️『仕方ねぇな…っ、』
たっつん…っ!!
🍗「…行くぞ!!!」
なぜだろう
⚡️&🍗「コマンド組っ!!!!」
まるで隣にあいつがいるかのようだった
😈「お前、たっつ…っ、!?!?」
身体が異常なほど軽くなり、マザコンドリアを斬りつけていく
動くたびに血が出てくるが、痛みは全く感じなかった
絶対倒す
絶対に!!!
🍗「はぁ…はぁ…っ、!!」
😈「な、なんなんだお前は!!なぜそこまで動ける!?」
俺は微笑んで答えた
🍗「これが絆の力ってやつだよっ!!!」
⚡️『お前ならやれる、頑張れゆあん…っ、ポロッ』
🍗「これで……っ、終わりだっ!!!」
俺は高く飛び上がり、そいつの心臓に向かって剣を突き刺した
😈「ぐあああああああああああああっっっ!!!!!!!」
やれた…
俺1人でも…
いや、2人で倒したんだ
🍗「がは…っ」
体力の限界が来たのかその場に倒れる
意識が朦朧とする
もう、じゃぱぱの元には戻れないだろう
🍗「はは…っ、」
俺は仰向けになりどこまでも続く闇を見上げる
🍗「今度は…、まもれ、た…よな…っ、ポロッ」
俺の目線の先にメンバーがいる気がして、
俺は笑顔のまま、目を閉じた
---
🦖「…!?」
不思議と懐かしい気配がして振り返る
だが、そこには誰もいない
👻「どうしたの?」
🦖「…なんでもないよ」
ゆあんくんは生きてるのだろうか
他のみんなは…
👻「…」
👻(ゆあんの気配が消えた……同時に、あいつの気配も…)
👻「…きっとゆあんはあいつを倒してるよ」
👻「相打ちになったとしても、諦めずに」
バクが急にそんなことを言うもんだから不安になる
でも、
🦖「ゆあんに託されたんだ」
🦖「…もう戻らない」
俺はマザコンドリアに教えてもらった通り進む
そして、
🦖「…あった」
だるまの石像が、そこに
手を触れてみると、
周りの霧が嘘みたいに晴れた
手を離しても晴れたままだった
👻「これで他の皆んなも安心して行けるね」
🦖「だな…」
ふと後ろを見ると、
🦖「…っ!?」
ゆあんくんの倒れている姿が遠くに見えた
🦖「ゆあんくんっ!!!」
俺は急いでゆあんくんのもとへ走った
👻「あっ…ゆあん、やっぱり…」
ゆあんくんの顔はまだ温かった
そばにはマザコンドリアの倒れた姿もあった
🦖「やってくれたんだよな…っ、」
ゆあんくん、強くなったな…っ、
🦖「はぁ…っ、ポロッ」
涙が止まらない
🦖「ゆあん、くん…っ、グスッ」
**ありがとう**
おつなこ!!