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3話 ビターチョコと辛さ
私は目覚ましで目を覚ます。少し伸びをする。空には太陽がのぼり始める。まだ暗い
空を見上げる。朝ごはんは別にいいかな。食べなくてもいいし。お昼ご飯も
持ったね。私は学校へ行く準備をした。
「行ってきます」
軽く結んだツインテールにチョコのヘアピンを付け私は学校へ行った。
「おはよu…、」
おはようございますと言いかけた時に水が落ちてきた。私は目を伏せちゃった。
またかな。昔の記憶がフラッシュバックしちゃった。
「おっはよーん!」
和華ちゃんが教室へはいる。和華ちゃんは濡れてる私を見て
「大丈夫っ?アワアワ」
って言う感じだけど大丈夫と笑って答える。予備の制服に着替え教室に座る。
「朝のHR始めますが、」
先生がその後言った言葉に驚く。
「修学旅行の班は自分たちで決めてください」
嘘でしょ?先輩しか関われないのに…。うっ…。どうしよ、キャンセルあり
かなぁ?二年生と一年生一人ずつのペアか…。
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れるは朝修学旅行の班を自分たちで決めろって言われた。どうせなら#名前#と
一緒の班になりたいなー。そう思いれるは休み時間一年生の教室へ向かう。
「#名前#!修学旅行の班一緒に組もうや!」
れるは笑顔で言う。
「分かりました、一星先輩!ニコッ」
#名前#も笑顔で返してくれた。ゆう君も莉音ちゃんに話しかけてOK貰っとる。
この恋、負けられへんな。密かに心に決めた。
「OK!今日正門な!」
れるは暇やから今日も正門で待つことにした。退屈な授業は終わり、正門へ
向かう。また用事があるとか言ってるけど…。まぁ、一時間待つか。
一時間経っても#名前#は来なかった。だかられるは学校へ入る。学校中を探し、
あとは屋上。れるは屋上へと続く階段を登る。重い扉を開ける。そこには足が
見える。そっと近づく。そこには傷だらけの#名前#が居る。れるは起こす。
「#名前#っ!」
れるは心配で、守れない自分に腹がたった。
「一星先輩?待っててくれたんですね…ニコッ」
こんな時も無理してまで笑う#名前#に心で説教しながらしゃがむ。
「え?」
立ったままの#名前#に
「送ってくから、乗りや!」
そう声をかける。#名前#は戸惑いつつ
「失礼します…。」
って乗る。れるは立ち上がる。まず思ったことが軽い。高1の体重ってこんぐらい
なん?れるがおかしいんか?
「なぁ、」
れるは声を掛ける。
「家帰ってからでいいから、」
れるは思うことを口にする。
「傷だらけの理由、教えてや。」
れるはそっと自分の家に招き入れる。家族は昨日夜逃げした。れるは見た目的な
理由で置いていかれたけどまぁ、招き入れることがしやすいからいい。
「私は虐めに遭っていて…。」
家のソファに座り顔を下に向け話す。
「理由は一星先輩と仲がいいから。それだけなんです。」
れるはこんなことも知らなかった。
「だからLINEも消したんです。自分が傷だらけになりたくなかっただけなんです。
自分勝手ですよね…。」
込み上げる涙を押し殺すように下を向き制服のスカートをギュッと掴む。れるは
思わずそっと抱きしめる。
「え?」
と抜けた声が出る#名前#に
「泣いて良いんだよ…。」
れるは抱きしめたまま言う。
「ヒグッ……。」
涙を溢しながら#名前#は抱きしめ返してくれる。そのままれる達は眠りについた。
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