公開中
太中 太宰さん熱
日記の改訂版!
「最近私、よく眠れないんだよねぇ。中也がいてくれたらちゃんと寝れそうなのだけれど…」
太宰は揶揄う様に笑う。
「寝れねぇのか?じゃあ一緒にね………はっ!?」
自分で言おうとして、気付く。
何を俺は言おうとしたんだ?!
「んー?『一緒に』なんだい?」
中也は聞き返されて顔を赤くし、
「な、なんでもねぇ!俺飲み物とってくる!!太宰は緑茶でいいよな!?」
誤魔化す様に走ってキッチンに行き、緑茶をグラスに入れる。
「………痛い」
「ん?どうした?太宰?」
グラスを持ってきたが太宰が顔を一瞬痛そうに顰めた様に見えた。
「いや、なんでもない。」
なんかこいつ、いつもより元気なくねぇか?
「おい、本当に何でもないのかよ?」
無理されたら俺は嫌だしって!俺は思ってねぇから!!
「何だい、中也?そんなに私のことが信用ならないのかい?恋人なのに悲しいねぇ」
太宰は明らかにいつもと違う調子で話している。こいつぜってぇ嘘ついてるじゃねぇか。
「太宰、お前本当に大丈夫か?熱あったりするんじゃねーの?」
「熱?そんなのないと思うけどね。」
そう言う太宰を無視して、俺は体温計を探しに行こうとする。
しかし、太宰に服を掴まれて探しに行けない。
「太宰!本当に熱あるだろ!!止めるってことはそんなに酷いってことだろ。」
もう熱あるって云ってんのと一緒だろ!
「そんなことない、………行かないで」
なんだよこいつ、うぜぇ。
いつもはこんな顔して見てこねぇのに…
すとん、と太宰の横に、座る。
だか、太宰の熱が心配でどうにか太宰の熱を測れないか考える。
「…太宰、動くなよ」
太宰の両頬を掴んで、自分の顔を近づけ、おでこを当てて温度を感じる。
「……やっぱ熱ぃ、太宰、お前熱だろ、頭とか痛いんじゃねぇの?」
こんなに熱いことあんのか?
「………あたま、いたい」
「はぁ、最初から云っておけよ。その調子だと昨日くらいから悪かったんじゃねぇの?」
太宰をベッドに運ぶため抱き上げる。
いつもよりぐったりして弱気な顔に少し可愛いと思ってしまう。
それを首を振って掻き消して云う。
「…よいしょっ。暴れんなよ」
寝室のドアを開けてベットに運びゆっくりと下ろす。
そして、布団をかけてやる。
「……すまない、中也久しぶりのお家デートだったのに」
太宰は申し訳なさそうに云ったが俺はすぐに答えた。
「謝んな。別に気にしてねぇ」
別に太宰も熱出したくて出してる訳じゃねぇし。
「俺、飲み物とってくるわ。」
熱の時はスポーツドリンクだったよな?
多分前に買ってた様な気がするから冷蔵庫にあんだろ。
「……嗚呼」
熱が上がってきたのか少し顔が赤くて、俺声も少し枯れている様に感じた。
急いで取りに行って部屋に戻る。
「太宰、スポドリ……………寝たのか」
こいつ絶対に寝れてないとか嘘だっただろ。
だってこんなにもすぐ寝て……
否、俺とだからだったら嬉しいかもな。
**チュッ**
「早く俺に移して治せよ。」
なんか前に太宰が云ってた、熱をした時にキスをすれば移せて早く治せるって。
本当か知らねぇけど、太宰が楽になるならこんくらいいいか。
それから俺は太宰を起こさない様にゆっくりドアを閉めリビングに移動した。
---
ドアの閉まる音が聞こえて布団の中でうずくまる。
今、中也から私にキスをしたのかい?!
「中也、狡いよ。」
本当は起きてたけど寝ようとしいて中也が顔を近づけてきて吃驚したけどまさかキスだったとはね。
もっと惚れてしまうじゃあないか。
これは熱が収まったら揶揄おうかな。
どんな顔をしてくれるのだろうか。
頑張った!!
書いてほしいのあったら云ってください!
他の書いてたりして遅くなるかもですけど絶対に書くので!