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初夏
1
懐かしい風が吹いていた
今年も同じ夏が来た
見上げれば青く澄んだ空が広がる
蝉がなく|声《音》
宝石箱の蒼い海
眩しいくらいに光る太陽共が
どうしようもない僕の心を連れ出す
1S
夏とか恋とかどうでもよかった
青春だとか聞こえないふりして
「僕には関係の無いこと」なんてずっと閉じ込めていた
でもまた暑い季節が来て
蒼い蒼い海に向かってる
きっときっとこれは美しすぎる夏のせいだ
2
夜空に上がった夜の花が
僕の心を強く打った
見上げれば「此処で見てるから」なんて
優しく問いかける
感情のまま走り出す
夜空に瞬く星座が
これまで僕を繋いでいく
2S
酸いも甘いもどうでもいいから
「大人になれ」なんて聞こえないフリ
これからは僕は「僕」にしかならないって決めたの
そして月が笑いかける
映画みたいな|シナリオ《シチュエーション》も全部
全部この綺麗すぎる夜空のせいにして
3S
生命とか夢とか忘れて生きて
ルールとか言うやつも全部捨てて
最悪としか言えない悪夢に襲われたって
夏は終わらないから
うぇーい☝
以上現在授業中の者からでした☆