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第4話 「みんなが思う“当たり前”」
「よっし……ここをこうして、、」
(……ふぅ、今日はここまでかな)
「………はぁぁぁ、、、疲れたあああああ」
毎日毎日、勉強ばっかりだ。でもやっとけばいい。将来は稼げるし結局ハッピーエンド。
と、その時。ドアを「コンコン」と叩く音が聞こえた。
「…はーい?誰ー?」
「ガチャ」という音が鳴って私の部屋に入ってきたのは兄の“無月(むつき)”だった。
夢明「って……むつき…?なんで来たの、、」
無月「は?そりゃお前が無理してないか見にきただけに決まってるだろ」
夢明「…もういいよ笑 そんな気にしなくてもいいって!w」
無月「そう言ってる奴ほど無理してるんだよなぁ…w 」
夢明「ち、違うよ!もういいからあっち行ってて…」
無月「はいはーい」
扉が閉まり、またシーンとした部屋に戻った。
「………無理なんてしてるわけないじゃん…w」
𓇡𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓇢𓂃𓂃𓂅𓂃𓂃𓂅𓂃
(……そろそろ夕飯か、リビング行こ…)
ガチャ。
夢明「…お母さん、もうご飯できた?…手伝おっか?」
母「あぁ、夢明!ちょうどいいところに!この魚運んでくれるかな?お母さん今ちょっと手が離せなくて」
夢明「あ、わかった〜…へぇ、今日は煮魚なんだね」
母「そうなのよ!スーパーで安かったから買ったの〜」
夢明「へぇ…!」
父「…そういえば夢明、勉強は終わったのか?」
夢明「え…!あぁ、うんもちろん終わったよ。今日はなるべく進めたの!」
父「おぉ、偉いなぁ夢明は!目標より進めるなんて、本当にすごい子だ!」
母「え!?夢明そんなに進めたの!?偉いじゃない〜〜!!」
夢明「え、えへへへへ…そんなことないよ」
その時、兄の“無月”が来た。
むつき「…え、夢明そんなに進めたの…?」
夢明「うん!2時間で、、」
無月「2時間……」
母「はいはい、ご飯できたわよ!」
夢明「あ、はーい!」
⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰ ⋱⋰
そうして、夕飯の時間が終わった。
無月「…お母さん、今日も俺は部屋行って勉強するけど、」
母「あら毎日すごいわね。まぁ当たり前のことだけど笑」
無月「…お母さん、これを当たり前というのはちょっと、、」
母「…ん?なんか言った〜?」
無月「…いや、なんでもない笑 行ってくるね。」
無月「………それが当たり前って、何だよ…笑」