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#09
--- 夕方 ---
「あの音葉師団長聞きたいことがあるんですがよろしいでしょうか?」
と小此木が言った
「?何」
「この前保科副隊長にも聞いたんですけどどうして聴力と視力がずば抜けてるんですか?」
そういうと音葉に聞いた
「自分でもよくわからないんだよね」
「え!そうなんですか」
「うん1番古くても大和時代からの書物しか書いてないから」
そうゆうと小此木はそうなんですねと言った
「…でも…やっぱりなんでも無い」
「?そうですか」
その後音葉がオペレーション室から出て自室へ戻った
---
「弓弦…律人…奏絵ごめんな頼れる姉じゃなくて」
写真を取って呟いた
(もし今生きていたなら18歳か)
そして涙を浮かべる音葉だった
「…でも君たちの分も姉ちゃんは生きるからね」
と言ったあと写真立てをそっと机に戻し仕事を始めた
--- 一方レノたちは ---
トレーニング室
「はぁ」
「珍しいなレノがため息ため息だなんて」
と伊春がレノに言った
「まぁ確かにそんなにため息なんて付かないしな」
「…疲れてんなら少しは休めよ、休むのも仕事だって保科副隊長が言ってたしな」
「あぁそうだなたまには非番もとってゆっくりするか」
と言った後トレーニング室を後にした
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「…あぁ今日も怪獣の周波数は聞こえない」
と柄の上でボソッと呟いた
(…いつもはこの時間帯が怪獣が出やすい時間帯なのに)
(何かしらの法則があるのか?…いや待てなぜ怪獣が地上に怪獣が出てくるのか)
「もう一度家にあった巻物を見てみるか何か見落ちしている可能性もあるな」
と言った後自習室へと向かった
--- 夜 ---
「誰か自習室にいんのか?」
とカフカが自習室へと向かった
そこには音葉がいた
「…フカフもう寝てる時間じゃ無いか」
「グヌヌフカフじゃ無いっすカフカっす!」
「どうでもええ何しにきたんだ」
というと少し今日の反省と怪獣についての勉強ですとカフカが答えた
「…そうか遅くまでやるなよ」
「音葉師団長って意外に優しんすね」
「…さっさと勉強やれよ」
と冷たく言われたのでカフカが仕方なく音葉の目の前に座った
「…音葉師団長これは?」
「今までの怪獣と戦った記録だ」
「音葉師団長ぉ文字読めるんですかぁ」
と煽り口調で言った
「…あぁ人を馬鹿にする前にお前の戦闘力どうにかしろよ」
「そういう音葉師団長はどのくらいあるんですかぁ」
そう言われた瞬間えっと確かと言った後こういった
「俺の戦闘力は99%かな」
「え、え、えぇぇぇぇ!嘘だろ!」
「師団長だからそのぐらいは余裕」
と言った後巻物を片付けて自室に戻って行った
終