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タイトルとシリーズ名募集〜
さーせん、今回も短めです。
「あのアーティスト」ってなんだと思う?
運動場でのクラス分けも終わり、ついに6年3組の教室に移動する。
『碧』は背の高さ的に後ろ
背の低い私は去年に引き続き前の列
だから、今後も絶対列で隣になることはないだろう。
ゆっくりと校舎の階段を登る。
6年になってまた1つ階が上がった。
この階段は『もう最高学年』と、言っているような重い階段だった。
そしてなんとか階段を登りきり、教室に着いた。
初めて入った教室。
この教室が、1ヶ月後、2ヶ月後には見慣れているものになっているのかと思うとなんだか少し緊張が解れた。
自分の名札が貼ってある席に座る。
美桜「向日葵…美桜…美桜…」
と、探していると、やっとのことで見つかった。
私の初めの席は2列目。
そして幸いにも、左は親友という。
そして碧さんはというと、全く真逆の方向の席だった。
碧さんは私とは目も合わせずに、他の友達の笑っている。
(人気もの…なのかな)
その思いがなぜか頭に残る。
まだ関わったことなんて1つもないのに。
私服の上には黒いもこもこのジャンバーを羽織っていてチャックはしめてない。袖は萌え袖。
私は初対面なのにも関わらずその格好に目を引かれていた。
そして、全員が席につき、「自己紹介」という名の人見知りには地獄の公開処刑が始まった。
次々に自己紹介をしていく。
その中で私と趣味が合う人がいたり、合わない人もいたり。
面白い人もいれば普通の人もいたりだとか。
「あのアーティストの曲を聞くのが趣味です」
あ、一緒。
さっき見たけど、多分その人は碧さんと仲がいいのだろう。
趣味があい、碧さんと友達。
そんな人がクラスには2人。
余計に関わりにくくなってしまった気がした。
そしてついに自分の番。
ゆっくりと席を立ち、全員と目が合わないように自己紹介の紙をじっと見ながら口を開く。
美桜「えーと、向日葵…美桜です、」
--- ・・・ ---
美桜「1年間よろしくお願いしますっ、」
パチパチと拍手が私に向けて送られる。
喋ってる時に気づいたけど、碧さんはじっとではないが、軽くこちらを見てくれていたように感じた。
そう。軽く見つめられるだけ。
その「軽く見つめられるだけ」がこれから関わっていくうちに、重く見つめられるのかそのままなのかはまだ誰も知らない。