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III 『囚人』
今回は1・2話に比べて短めです。
【コニー・ジェント / Connie・Jent】
→現住建造物等放火罪で残り30日の死刑囚。
誕生日は12月5日。年は19。
自己犠牲しがちの優しい性格をしている。
--- ガチャ‥ギギギ‥ ---
【?????・????? 看守】
「おはよう、お前達。」
【コニー・ジェント】
「おはようございます、《《アルバート》》看守。」
【アルバート・グレゴリー 看守】
「あぁ、おはよう。‥037532から鍵を開ける。出ても大人しくしてるんだぞ。」
【ギルド・ガリレアン】
「次って自由時間っすよね。」
【アルバート・グレゴリー 看守】
「あぁ、その次は昼飯で‥って大丈夫か?」
【ギルド・ガリレアン】
「なんでっすか」
【アルバート・グレゴリー 看守】
「037532が時間割を聞くのがおかしくてな。少し気になっただけだ。」
【ギルド・ガリレアン】
「そっすか。」
【エマ・パークティス】
「エマ、誕生!!おはよう世界!!」
【アルバート・グレゴリー 看守】
「おはよう037564。牢屋の鍵を開けるぞ、」
【エマ・パークティス】
「わーい!自由だぁー!!」
【アルバート・グレゴリー 看守】
「監獄内だけだけどな。」
【エマ・パークティス】
「わーい‥ ショボン 」
【コニー・ジェント】
「 クスッ エマって感情分かりやすいねw」
【エマ・パークティス】
「えぇ‥そう?」
【ギルド・ガリレアン】
「分かりやすいぞ、めっちゃな。」
【エマ・パークティス】
「そうかな〜?」
【アルバート・グレゴリー 看守】
「お喋りは終わったか?自由広場に行くぞ。」
--- ガチャ‥ギギギ‥ ---
---
--- EMA side ---
【エマ・パークティス】
「広場で何しよっかなー!」
まずは昨日のイムさんの事話してー!
その後に脱獄どうするか話してー!
それでー‥
--- ピタ‥ ---
それで、どうしよう。
「脱獄しよう」って、皆に言うの?
【コニー・ジェント】
「‥エマ?」
「私が脱獄したいから、皆もしよう」って?
これは、皆を危険に巻き込んでまでしたい事?
脱獄したいの、私だけなんじゃ___
【???・?????】
「大丈夫ですか?エマさん?」
【エマ・パークティス】
「!あ、《《セリナ》》か、!」
【セリナ・バードラー】
「はい、セリナです。エマさん、急に立ち止まっちゃったので不安だったのですが‥」
【エマ・パークティス】
「あ‥へーきへーき!ごめんごめん!ちょっと寝不足でさー!」
【セリナ・バードラー】
「寝不足なのですか?駄目ですよ早く寝なきゃ!」
【エマ・パークティス】
「いやー、ごめん!!」
やっぱ気にするのやめにしよ!
一回話して、皆嫌がったらやめたらいいし!
うん、そうしよ!
---
--- GUILD side ---
‥昨日の夜、何故か目が覚めてしまった。
そこで聞いたのは「脱獄」すると言う話。
相手の名前は知らない、けれど。
コニーとエマは何か知っている。隠している。
今日皆の前で話すのか、話さないのか。
話さなかったら聞くだけ。話を隠せば黒だ。
2人だけで脱獄しようとしているから黒。
本当に仲間を思うなら、話すはず。
いつも「仲間が大事」と言う2人なら、
きっと、俺を救ってくれる。
【アルバート・グレゴリー 看守】
「‥037532、大丈夫か?」
【ギルド・ガリレアン】
「あ、平気っす。すんませーん。」
【アルバート・グレゴリー 看守】
「‥自由広場だ。中に入れ。」
【皆】
「はーい! / はい / うぃー」
--- ガチャ‥ガガガガガ‥ガチャン‥ ---
19:00 に 500文字程度のおまけを投稿します。